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bright ring.(ブライトリング)オートバイ整備 ハンドリングと車体剛性調整、本来の オートバイのポテンシャル知ってください。車体安定、乗り心地、タイヤのメカニカルグリップアップ、空力特性からの ハンドリング違いまでのメカ部分の調整とライダー側の体力に合わせた安全性を重視する基本的なバランスアジャストなど人側でのバランスアップも安心感として付け加えていく所です。 初心者や女性ライダーこそ、ここが大切です。

2020年8月26日水曜日

GR71、油冷GSX-R750しなやかな特性にて当時も今もツーリングに適していて乗り心地が良い

油冷エンジン
GSX-R750,GR71
87年式
この年式ですと外観の見た目を維持することも大変ですし、車両の内部の
見えていない部分にも同様な手入れと維持管理が同等に必要なのですが、初期の
使われ方と保管の仕方により塗装の傷みや金属腐食など進行状態の差が激しいので
外見判断は誰もが気にしますが、中身の整った状態で走らせる為の所は開けて
ビックリですと成る事が殆どです。

その辺りに対して、この年式にしてはフレームの見た目腐食も少なくメインの
機関的な異常が少ないのが幸いですが、タンク内の錆の発生、電装系の半不良からの
バッテリー負荷につながる細かい接点か所の弱り等の機械としては
湿気の多い時期に出る錆の発生は、ものの見事に3ヶ月後には既にかなり不具合発生
の元として沢山溜め込まれてしまいますので、今年の梅雨時期に錆の発症部分が多い
車両は秋口にトラブルが発生するケースは多くなりますので保管状態により差は
有りますがコロナの自粛で運行時間は短時間のみで有れば梅雨時期のダブルの
影響はバイクを錆びにより、むしばまれて気が付いたら唖然とするのは
確かですし比較的に新しい車両では無症状だから今年は大丈夫でとしても
1年後2年後には古い車両に変化しますので手遅れと成るのは維持管理にて
大きな差と成ります。

錆を軽視してしまうと後で大変な事に成りますが、過剰に油脂類をつければ良い物でも無く
外からのスプレー給油は飽くまでも簡易法の所ですので本来の正しい所の給油では
無い所ですので、本来の内部の分解整備を適正に対応してと成ります。

新車でも生産工程で流れ作業で一定基準での物では本来のバイクとしての
能力は3割から4割、ベテラン社員が組んでも5割能力かと言えますので
新車から1万キロ以上経過してくるとブレや振動が増えて来ますので
良く乗り換えの案件に成りますが、組み立てた初期状態が使用状況と環境変化に
より落ち込みますので外観では分かりませんので新車を売る目安に成りますので
販売店には好都合な物です。

バランスや使用法にてバイクは直ぐに崩れますので人が力技で乗れている
からとした、無症状でもとした所がバイクとして新車から1年1万キロでバイクの故障が
症状が軽い物から重症化しても慣れて勘違いして無症状と
感じている人が整備管理不足にして行くので危険度を何処までも溜めてしまう
のでこうした状況で使われた車両が中古車と成ればトラブルは必然ですので
悪い症状の見過ごしは運転に対しても違う操作を要求しますので間違い操作が
生まれます、それらは運転が上手くなったのではなくタイミングと慣れの
操作法ですので経験している物だけの対処は出来るが別の経験には役に立たない
事ですので、これらが一般ライテクと言われる対処療法ライテクになるので
本来のバイクの動きでは無い物をこうして乗るんだとした間違いです。



年間10000~30000キロ走行で消耗品のみで走らせるが事が最も傷みますが
いずれ買い替える事を前提での消耗品として使用されている場合が殆どですので
新車時からでもこれの範囲は、まちまちですので中古車として又は年式として
どの程度の整備が必要かどうかは個体の状態と、どう乗りたいかとした安心感を
付け足すのであれば通常の消耗品交換程度ではバイクを使う事、事態が危険も
故障も同じ分量持ちながらの走行です。

対しての年間1000~2000Kmの乗り方は動かさな過ぎにてコンディション低下しますし
消耗品は見た目は増えませんがカスタムバイクに多い方向ですので逆に危険を
短時間で楽しむとした変な乗り味に成ったバイクに対して乗り方に工夫している
としたライダーが多いのですがテクニックとした表現にして居ますので危険であり
間違いなのですが、気付く人はいませんし、その特性から
その乗り方になってしまう物です。

特に多いのがそのバックステップは?????を通り越して危ないです
の状態が多いのですが、こうしたポジション変更はバイクを整備せずに
まず初めに弄られる部分ですので、いじる事は弄りますがリンク類の整備が
先であり、履く靴も合わない物でチョイスしている所では直線で踏ん張るだけに
使われている足置き場に成って居る状態で走らせる事に成りますので危険です。



GR71のポテンシャルを維持する事で無整備や消耗品だけ交換している現行車の走りを
超えますので一般道でのスポーツランにてGSX-R750はとても快適で十分過ぎる
パワーを持つ車両で有る所です。

手を入れはじめた時点での個体のコンディションが肝と成りますので各所の
摩耗状態にて他の人が同じ作業をしても仕上がりは全く違う物ですので、
仕上げた時の特性や味付けの部分は、ほぼ全て見えない手間と下処理の部分で
決まりますので下地処理に手抜きが出来ないのと最後の最後に人の感覚が合って
欲しい部分を合わせ込みますので微々たる積み重ねを作り上げることが
1台のバイクとして走らせて安心感がある事で乗れる基本です。

この感覚は当該車両のGSX-R750オーナーさんは少し走らせただけで感じらる
所ですが、この感覚は私が作り上げて居ますので、自分でこの整備をしたからとか
別のお店でやって貰ったからとして、同じものに成る訳では有りませんので
最後の詰めはオーナーさんの乗った感触を聞き取って不安なく楽しい乗り味に
道具として正常な状態の機械動作を踏まえて微調整が揃っての物を作る所です。

乗り味を整えるバランス整備ですので何の整備をしたからと言って変わるのではなく
整備した物の上にある目に見えないバランスを組み入れて行くバランス調整です
ので最終的に目的のバランスを整えて居ますので私の整備は通常の整備では無いので
一般的な整備とは全く違う物と言うしか表現の無い所です。

一般のライダーに必要なことはレーシングライダーやパイロン競技系の
操作法では無く正しい所の機械が錆やガタの無い所から、摩耗状況からの作動遅れや
反動を生まない基準のとれた道具を必要最低限の体力で動作停止する基本能力の
整った車両の状態で乗る事が大切です。

市販車として初のアルミフレームや乾燥重量179Kgは公道用として耐久性と
スポーツ性を両立させた当時の設計はコンピーターの計算などエンジンの
主要パーツ以外は余り技術的にデータとしては揃って居ない時代でした。
車体にもアルミフレームが初の市販化と成る物ですので耐久性も乗り味も
人がテストして創り上げた物ですので軽量化と強度と耐久性はどの様に
バランスさせるかは市販車両として出すのが一番難しい所ですので当時の
考えられた答えはしなやかにして部分的に応力がかからない事で耐久性は
上がるので強く硬く成る補強は市販状態では行わない選択が結果として
ツーリングバイクとして使っても乗り心地が良い理由です。

当時のヨシムラのレーサーが補強だらけなのは飽くまでも公道で乗る事は考えずに
サーキットで出力を上げた状態で全開時の走りに合わせた物ですので、外国人ライダー
の乗り手を含めて、ああした補強をしてしまうと公道で走らせる時にはしなやかさが
消えてタイヤの接地が自然に出てきませんので低速域だけでは無く高速域でも
乗りずらくなります、要因はしなやかな特性のフレームにて乗り手の体力は
あるが車両の特性の引き出し方が体力感覚で速く走らせる事で勝つための
走りに特化した所にてどんなに乗りずらくともその場で対応するプロならではと
成ります。

ピアノの弦を叩く時に音の出し方が同じ鍵盤でも色々な音色がプロには出せても
素人さんには出すことは出来ない物ですので補強したGSX-Rも上手く扱う事は出来ない
ものです。



GR71は現代の車両とは違うアプローチから生れていますので大型車の中でも
市販車の状態では耐久性とシンプルな乗り味とした人側に沿った物としての
スポーツ性を持たせた車両で有ると感じますので、現行車の様に始めから
レースベースの為の基本部分を与えられている車両はスペックだけは
凄いのですが一般人の体力では到底不可能な特性ですのでGR71が当時だから
産まれた車体特性である所ですので
現代のコンピューターシュミレーションでは生まれないフレームだと言えます。

人が関わって造られた物ですので現代的な速さとしては理想的な物では無くとも、
乗り味として、走行バランスとして楽しさと安全性を確保させたレベルとして
一般道ではとても良いと感じます、私にはこの軽さとパワーは現代の公道で
走らせるのであれば速すぎる事と、パワーは十分すぎる所です。
今の時代のフレームとは全く違いますが、路面を選べない一般道では紛れもなく
人と車両とした所でスポーツをするとした物が基本骨格から出るシナリから感じます。

現代の様にデータの蓄積された構造解析から産まれたフレームでは
有りませんがテストライドを繰り返してリブを増やしたりブリッジを足したり
して完成させていますので人の感覚にて造られた物ですがコンピューター入力値を
解析しても公道で走らせる事で微妙に異なる違いは人側でしか評価は
出来ませんので87GSX-R750がレースで現代の車両に勝つことは出来ませんが
公道で走らせる柔軟性と乗り手に優しいハンドリングは勝つことは出来ますので
私は公道にて適した優秀なフレームで有ると考えます。


レース用では補強が必要な弱いフレームと言われているが国内仕様77馬力や
輸出車100馬力の750ccトルク特性で走らせるには程よいたわみ量だと感じます
が1100としたGSX-R1100では現行車と比較してもトルクはほぼ同等の特性ですので
こちらの場合は出力とのバランスとしてはエンジンで加速させるとした物ですので
フレームとしては750に開発の目的が主であった所にて大型免許で乗るステータス
としてGSX-R1100を追加販売した所と感じます。
公道で使う事としては750ccにて主に開発されたフレームの方がコーナーリングも
加速時の路面の凹凸にも適応する幅は柔軟で広いので乗り易さと安全性を確保して
居ると言えますので1100は直線でどのギヤでも加速させる使い方を主に
凄いと感じて乗る物で有りスポーツとしては当然ながらフレーム問題も
大いに有る所が当時の大排気量、大トルクのリッタークラスでは暴力的加速と
表現される所以です。

これらのことから1100のフレームが高剛性タイプで有ると言われますが、
エンジンに対して必要な物としての高剛性タイプですのでコーナーリングバランス
としては750のフレームの方が高剛性で有ると言えるのがエンジンの重さが
軽い750の特徴ですので、当時の1100の高剛性とは1100のパワー特性とエンジン重量
で必要な剛性ですので当時750の様なコーナーリング
特性を持たせたフレームでは有りませんので1100の剛性と単に言われている
のは当時としては剛性アップさせた物はコーナーリングでは無くパワーを上げた
重量車体に結果としては成ってしまった1100ならではと言えます。

私が感じるフレーム剛性のバランスとしては750にて公道で乗るコーナーリングでは
普通の人が乗るのであれば市販車として十分以上での範囲ではないかと思いますし
当時のテスト結果や装着タイヤにて市販車両の用件を加味していますので現行
タイヤでは更に良さが引き出されている所です。
ベースのエンジンは後でパワーを増やせる様に市販車では抑えて行く仕様ですので
スペシャルフレームを最初から与えてしまうと少数の人しか乗れなくなりますので
10人のレーサーに売る為では無く市販車両として一般のライダーが乗る事を
ターゲットとしていたのは当時のGSX-R750では間違いのない所です。

フレームのシナリは、当時のレース車両では補強だらけにされた事からも見えますが
現代のツーリング車両よりも良くシナルのは確かですが弱いのではなく当時の
タイヤとの相性などから一般道路向きとした方向で有るのは開発の目的の
一般のライダーが乗る為の一般道でのスポーツの範囲をレースとは別にした所です。

飽くまでも公道で今走らせるのであれば補強などは要らない事と、このしなやかな
乗り味がツーリングバイクとして当時多くの人に使われていた乗り心地の良い事の
理由です。

現行車SSでもプロが激しいGの掛かる走り方ではフレームが弱く感じることが
有りますが、これにより一般のライダーがフレームが弱いと勘違いしますので
プロの弱いは、一般のライダーには何段階も強すぎる領域ですのでプロの
言葉は一般のライダーには当てはまらないので本来であれば使う人には
強すぎる物でも誤認識してしまいますので、整備側としては間違いですよ
と言っても伝わらないのは整備せずに乗る人が多いことが原因なのは確かです。


シートのクッション性は当時の状況にて路面などを考慮して沈み込みが多いのですが
ツーリングとして割り切る使い方では良いと思います、現行のツアラーや250スポーツ
はシートが薄く硬い物が多いのですが積極的に低速域で俊敏に動かす目的のために
硬めの方が良いとした考えで有るのは確かですのでツーリングバイクとして使うとなると
私の年代にてお尻の筋が弱ってきている状態では硬すぎと感じます、硬すぎですが
ゲルなどを使って部分的に柔軟にしてもズレが生じますので現行車両のシートでは
全体としての硬度調整が理想です。

GR71ではシートがふかふか過ぎる所も有りますがツアラー的に使うのであれば
当時のバイアスタイヤにて柔らか目として居ましたので今のタイヤでは
少し調整して沈み込みを抑えて行く仕様でが丁度合う所ですので、
この状態で峠道だけはガンガン走りたいとした馬鹿げた事をすれば設定が違うので
柔い沈むと言われてしまう所ですので、ツーリングバイクとして普段使いで
使う設定が標準で合って居たのがGR71の標準シートです。
当然ですがサーキットや峠道だけに合わせればシートはあまり沈まない硬度調整
した物が適していますが路面が様々に変化する公道で乗る事を目的とすれば
バランスとしては現在のノーマルシートの傷んだウレタンをタイヤ銘柄に合わせて
ほんの少し硬めで腰が有れば良い所と感じますので目的の使い方の範囲が
シートの設定と成りますので単なるシートの交換は設定を見ないでしてしまうので
残念な結果に成る事が多い所です。

特に現行車は街中でシュシュと動いて欲しい交通環境でストリートファイター
デザインが主流ですし、合わせて硬いシートにしている所ですのでレーサー用の
シート以上に硬い物も市販車では多い所ですので履くパンツによっては滑るので
危ない事も常々です。

よくある質問の補強は必要ですかと聞かれますが全くもって公道で乗るのであれば
必要はありません。
組み立て不良で剛性が弱くなったり各所の摩耗や調整不良から力が集中して傷んでいる
場合にフレームが弱く感じている所ですのでエンジンのふけ上がり不良からや
路面の衝撃を古い硬いタイヤで長年にわたりズレたりもして居ますので
フレームが弱く感じる原因は固い古いタイヤで有りキャブレター不調なエンジンの
特性から傷める物ですのでフレーム補強は何故???と言えます。
レースのイメージは何故か走りが良くなると思うとした思い込み違いをさせてしまう
当時も現代も同じである所です。

公道用バイクがいきなりサーキット走行時の用途にギヤ比が合わないのと
同じですので情報などを精査して行かないと、情報だけの誤認識だらけで有るのは
どの分野でも同じです。

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GSX-Rの発売当時は
レース用車両では補強が必要なのはレース用では正しいと言うよりパワーをだすと
公道仕様のしなやかな特性のフレームではしなり過ぎだからプロでは走る領域が
高い所ではノーマルの倍近い馬力を上げてしまったEgパワーでは、パワーを制御
しながらもタイヤの接地をライダーが体力にてトラクションを掛けるのに
動きすぎて駄目だと言う所が正しい物です。


こうして最初から一般の間違いを説明したのには訳が有る所であり、
GSX-R750が今でも普通に楽しく走れる車両であり手入れをしつつ乗ってあげる事で
余計なことをしてはいけない事を最初に分かれば快適で壊れない車両で有る
ので古いからとか言われるのは主要パーツの部品供給があれば返って現行車より
安上がりだと言えます。
間違い整備をしてあれば古い車両でも新型モデルでも調子を崩してしまいますので
整備したので調子が上がるとは言えないのが整備の難しい奥深さですので
いくら大事にいじっていたとしても間違をしていじる事がバイクを調子悪くして
しまいますので、長く乗る為にする事と早く走れる為にする整備の手法は
同じではない所を、最低でも理解する必要がある物が揃わないのに弄り始めては
壊す為に弄る整備だと言えます。

今回の入庫前にオーナーさんと何度か話をして説明したりしましたが、タイヤ交換
してから1年が経ってしまいましたので、オーナーさん自ら走る速度域に寄り
不安定な感触が増えたのが解るようになったので、事前説明していた所以外も
消耗が始まっているので余計に不安定となりましたので、今回は予算を一定基準で
かけて行く事が必要でしたが、事前に相談してあったので部分整備では無く
走らせての不安を取り除くための調整に必要な所も作り上げてとなります。

残った問題点の部分も多いのですが、
次にやるべき所が消耗品交換も進めつつ行かないといけませんので
オーナーさんと今後の課題として相談しつつ行く形で管理順番を私が決めて
守られれば大丈夫ですので33年経った車両だから難しい物ではなく安心して
楽しめる走りで居られます。

公道で走らせる気持ち良い加速を味わうのであれば乾燥重量179Kg、77馬力の
GR71でも速すぎるのでブレーキ整備は必須条件ですので古いバイクで危ない
走りに成るのはバランスのとれていないブレーキや経年変化した各所の摩耗と
変な間違い整備から来る所ですので、公道に合ったバランスで調整して
良いコンディションで組み立てれば安心感がある乗り心地が良い走りやすい
となる物ですので、ある意味では新型モデルの200馬力オーバーの車両より
楽しい乗り味と成るのは余分なものが無くオーバースペックでは無いので
せかされずに自分の運転者としての仕事をして走らせる事でライディングの
楽しさは味わえますので走らせる事の安心感を持たせるのは古い車両でも
現行車でも同じです。


#####
アンチノーズダイブ機構

アンチノーズダイブ装備はやはりツアラー的に使う事のバネレートでは
補助ダンパーとして現代のダンパーと同じ考えで装備されていますが
そもそもがバネレートがツーリング向きである事と現行車両の様な高減衰
ダンパーピストン構造では無いので少しだけ利かせるのが役割分担ですので
当時としても市販状態で走るる為には必要のないレース用スプリングレート
など装備させる訳にも行きませんし、柔らか目だからとしてフロントの
スプリングレートだけを変えてしまうのはアンバランスな所で有り範囲を
わざわざ狭めて使う事に成りますのでノーマルのマイナスと捉えているポイント変更は
ポイントだけをずらした所で有り結果として他を我慢すればと成りますので
ポイントをずらすのではなく必要な分だけ幅を広げて行ける事を目的とした方が
乗り易い物です。

このフロントサスのバランスが揃って一般道走行に合って居ますので補助ダンパー
としてのアンチノーズダイブ機構は動き方が変だとよく言われますがGSX-Rの
構造で有ればバルブ機構よりもダブルレートの全長の長いスプリングレートの
柔らかいレート部分の密着縮みした時に起こるハンマー効果に寄りダンパーが
速く動いてしまう部分に感じられる所ですのでダンパーが悪いのではなく
当時のバイアスタイヤと乗り心地が良い事をある程度は優先したダブルレートの
ストロークポイントの問題ですのでこの機構ではダンパーは関係ない所です。

じゃあスプリング交換といきなり行きたくなるのが素人さんであり
これらに合う合わないに関係なくポイント不具合がずれて行く事で改善したと
勘違いするのが多いのですが、実際はタイヤ空気圧不足や街乗り構造のタイヤ銘柄
に対してフロント周りの組み立てバランス不良、ブレーキの効きかた不良車両
に対してレート変化時にダブルパンチとして動くことが発生している事が殆どであり
レーススピード領域に対してのピッチング変化量を抑えて行く方向では必要性は
あると感じますが一般道では必要性を感じないとした所です。

殆どこうした不具合を上げる車両は全体のバランスが取れていないので何処かに
集中して不安定な状態になったものを部分的に仕様違いにしたり不具合の為の
乗り方に慣れ過ぎた力を入れて乗る事を身体に染み込ませるライディング方法から
好みの乗り方になってしまうので自然では無く車両に負担を求める事が正しいと
思い込むので体力ありきのライディング方法でバイクを動かすのでバイクは傷みます。

スタンダードの状態でも
現代のラジアルタイヤとも合って居ますし、シンプル構造のフロント
サスペンションですが一般道で乗る事に対しは大きい改造の必要はありませんので
ベースの持っているポテンシャルを引き出して行けば通常範囲での
走行目的では足りないとは感じませんので、無暗に改造したり社外のパーツの
バランスが判らないまま先に使う事をしてしまうのであれば
ノーマルのポテンシャルが出せない処かマイナス要素が大きい事を大きく変わった
違いの変化として組まれていればバランスとしてはバイクでは無くパーツの組まれた
状態で良し悪しに関係なくその人の体力感覚にて動くことがバランスと成りますので
何が必要なのか解らない事と全体として変な事に成るのは確かです。

こうした古い車両だからと言って特殊な所では無く、一旦新車時の特性
に戻しながら正しく調整されて行けば本来のGSX-R750、GR71Gの姿と乗り味を
引き出せますが、コンデションをどの辺りまで戻すのか消耗品だけを交換サイクル
とするのかは様々ですので個体の状態を見て行く事が大切です。

似たような車両整備不足での管理が多いので持病だとかこの車両はこうだとか言われて
いますが似たような維持管理と整備だから壊れるのが本当の所ですので、
ここが壊れるのは使い方と維持管理が間違っている乗り手側とした所ですので、
壊れた部品の部位は暫くすると再発の流れですので、簡易的や対処療法とした物では
同じ様な症状の修理は後を絶たない事です。

GR71、GSX-R750を古い車両と捉えるのは間違いですので、適切な処置と維持管理が
消耗品交換程度で終わらせずに車両のトータルバランスを作り上げて行ければ
現行車同様に壊れず、しかも乗り心地が良い楽しい乗り味の車両ですので
むやみなカスタムをせずに維持管理に費用を掛けることで走らせる事の安全性は
確実に上がりますし、故障発生も減るので走らせて楽しんで乗るバイクに
現代でも高い水準で有るのは維持管理と正しい所の整備調整で可能です。

オーナーさんのこれからのGR71に対する評価は整備調整が進めば本物の
GR71はこれなのかと実感して行けますので、剛性バランスと正しい所の可動部分
が増えれば自分のバイクでは手足の動きが分かりやすくしっかり動いて安定していると
解りますので本物の調整技量のともなった整備はこれなのだと
知ることで本物のGR71を味わって欲しい所です。

2020年6月16日火曜日

GSX-R750K8 フルバランス仕上げの快適な走りと深みのあるブラック塗装にて



まず初めにGSX-Rオーナーズクラブ加入の北海道の女性ライダーの死亡事故に対して
沈痛なる思いと、ご冥福をお祈りいたします。

私はプロの中でも特殊な仕事の内容をしていますので、オーナーズクラブにての
投稿を差し控えて居ますので、このブログにて同様の車両整備をしていますので
読んでいる方に考えて貰えればと思います。

単独事故のようですが事故検証映像の路面のひび割れやスリップ跡を見ると、
確実とは言えませんが路面の凹凸で振られてオーバーラン気味の後、転倒
のスリップラインが有りますのでブレーキレバーを触っていたとしてもロックし易い
車体剛性不足の組み立てになって居た車両の様に私には感じます。

こうした事故発生は運転者のミスとよく言われますが、単純作業としたタイヤ交換
としても時短作業にて組まれた技術的問題が沢山間違っている組み換え作業から
車両の荷受け状態は変化しますのでフラットな場所でも変化値は出ていますが
気が付かない事が多いのは、コントロールして乗って居るとしたバイク操作法とした
整備管理に関係なく運転者の上手さとした慣れから気付かない、気付こうとしない
世間一般のライテク有りきから生まれます。

こうした整備では無く交換作業とした物が整備になってしまうので車体の変化が大きく
なるバランス不良からはじかれる足回りの動きと成りますのでコントロールに対して
体力の少ない女性ではバランスを崩してしまうとどうにもならない事が起きますので
ライテクではどうにもならないと私は感じます。

今作業中の車両もご夫婦でGSX-R乗りですのでバランスを崩して居る車両を
整備していますがリヤの足回りだけでも3日かけてバランスを取る作業をしていますが
摩耗進行パーツが多く簡単には出来ませんので、こうした僅かなズレ修正作業を時短で
組むことは不可能ですので、時短整備でぶれてしまうのが普通としたごく一般的な
整備では無く部品交換作業とした物を、どちらを選ぶと何時も聞いていますが、
こうした事故の報告をされて
私の手が入る場合は頼まれても時短整備はダメなんだと言い続けるしかないのが
現実と言えますし、私に時短整備を頼む事が間違いだと言える所です。

現実とのギャップが多くこうした事故を起こす前に必要な整備をしてくださいと
説明しても金額面だけでの整備技量など関係ないと判断されるのが悩みどころです。

####

結果として一般的な所の整備作業で今までは同じ様にブレた状態の車両を乗られてい
オーナーさんが私の手が入るバランスを取る事に徹底した手間をかけて作り上げた
車両に現在は乗って居ますが考え方が180度変わった所は本人が一番変わったと
感じている所ではないでしょうか。

###

GSX-R750K8

快調に楽しく安心感のある車両をトータルで作り上げます。



GSX-R750 にはこれだと言う事では無く、どの車両でも基本的な部分は
同じですので私が作り上げている物は車体の基本を作り上げて居ますので
何のパーツがとか、軽量化が良いとした仕様や走行目的としてバランスしている
事から選ぶ場合は有ったとしても、それらは基本とは違いますので本来の基本にて
乗り手が正しく操作して余計な反動の無い、正しい物理作用を乗り手の体力に
左右されない所で車両側で行ってくれる事に対しての乗り手の乗り易さを求めます。

乗り易さと書くと簡単と勘違いする所ですので簡単では無く、適確な動作として
テクニックと言われる操作では無く、バランスを自然に無理なく乗り手が不安なく
緻密な操作が可能で有る事の条件に対しての人側にも的確に小さい入力や優しく
車両を傷めない乗り方が必要であり、初心者でも的確に成るようにバランスの良い
事で手足の操作がギクシャクしない事で乗り易さとする、それらに応えてくれる車両
とのトータルを出来る事を結果として乗り易さと私の場合は考えます。

上手く扱うとはガタピシのバイクを上手く扱うのでその車両が癖があるとよく言われる
表現ですので、正常な状態の車両は癖が無く乗り易いと言われている所ですので
癖の付いたガタピシの出た車両は初心者が乗れない理由の一つですしベテランでも
力加減を何時も出しながら反動が出たら逃がす乗り方と成りますので路面コンデイション
により短時間でも疲れる状態ですので体力勝負と成る所です。



一見燃費を良くするためにエコランだけをする手法を取るだけとしたり
ケミカルを投入して変化したと言ったコンデイションの悪い車両に感じやすい
落ち込みを少し戻しただけの所での良い状態でには程遠い、大きな間違いを
続けてしまうエコな一言だけの為にするエコではロスが大きく生れていますので
部分整備を続けるのも一つの使い方ですが、スポーツバイクでは一番無駄な
部分を改善せずにロスを延長させてしまう所です。





オーナーさんが私の手が入る工程に対して感じる感覚は整備では無く
バランス調整合わせ(数値上の物としては絶対に出せない領域での)
とする整備とはかけ離れた作業をしている物を感じて貰えて居ますし
外装までを含めての仕上がりにより、一般には売られている物では無いので
新車を買える金額としても一般新車では持ち合わせない中身と外観と
成りますので新車を買うよりやってよかったとしみじみ感じてもらえる事は
嬉しい限りですし飽きの来ない仕様ですので純粋にもっと走りたいと感じて
貰えている事が本来メーカーが開発している時点で車両に対して込めた
思いだと言えます。

今回こちらの車両での塗装工程では
硬質クリア塗装の仕上げですのでガラスコート以上の硬さを出しますので
後でガラスコートをする必要性は有りません。


内外共に手が入る事で別次元の走りに成るのですが、シックモダンとした
パット見は目立たないが、漆を塗り込んだ様に深みの出る何層にも渡る塗装工程にて
きれいな状態が長続きするので一般車の黒塗装のような磨き傷は入りずらい方向です。









外観も大事ですが、外観に負けない位GSX-Rは中身を中心に作業しましたので
エンジンのオイル漏れ修理を兼ねてエンジンオーバーホール作業と車体全体の組み直し
によるバランスレベルを上げる為のトータルバランス基準で仕上げましたので
新車のGSX-R750やパーツ単位で良い物と言われる物を取付けても、この中身は手に
入りません。

勿論オーナーさんはこの型のモデルに乗りたいので新型だから乗り換えしたいとは
思えないので今回の整備がフルバランスと全塗装として新車とは違うレベルと実感して
もらえて居ますので乗って納得、見て眺めて納得と双方が良い車両に仕上がったと
感じて貰えています。

しかしながら入庫時に取付されていたフルEXレース特性のマフラーが合わない事や
マフラーがこの仕様では折角オーバーホール作業してもエンジンの使用目的に合わない
事に加えて一般道でのアクセルワークにより吸排気圧の乱れから必要なトルクが出ない
事と成りますので高回転重視のマフラーは走行環境との相性の悪さから実走行では
パワーは上がる事はほぼ無いのが現実ですので外して貰いEXパイプノーマル戻し、
ノーマルの特性が生きるスリップオンとしながらも確実に潜在パワーが出せる
物として音量を抑えてもよどみの無い音質のサイレンサーをチョイスします。


理解して貰えるまでに様々な説明をして行きましたのでスペックとは実際に
使う環境に合った所での使用できる物ですし、
特性の良さをバランスさせて組み立てたエンジンや車体なのだと理解するのには、
実際に完成後の仕上りレベルの車両に乗らないと分からないのが現実です。

フルスペックと書くとレーサーの様にした仕様が殆どですが、STDの持つフルスペック
バランスをまとった車両が正しく止まり走りますのでレーシングパーツを付けた
車両は公道では合わない事とバランスを崩してしまう取り付け作業により益々
正しい整備のレーシングスタイルとは違いますので目的の違うレーシングパーツは
公道では役目を出さないどころか扱いずらい特性に成る物で有る事が殆どですので
1つのパーツバランスが全体を崩すことが起こりますので全体の中で適正に
レーシングパーツをチョイスしたとしても公道使用に落とし込んだバランスにて
必要な物以外は、すべて外観だけでの相性の悪い物と成りますので場違いなカスタムは
スペックダウンに成ってしまいます。




完全に新品のカムシャフトやシリンダーの変更まで行う事が出来ない予算では
インジェクター交換もしたい所ですが出来なくとも新車時のパワーフィールは
超える為の熱膨張のロスの出ないエンジン特性となるように熱変形率を抑えて
爆発燃焼の逃げが出ない組み方としますのでカム山が新品時より低くともピークまで
トルクが落ち込む事は有りません。
レース用エンジンのようにしても意味の無いことと、単品バランスを合わせて
回転バランスは良くなりますが長く使用する場合は、かぶりや負荷の出てしまう
工程で爆発震動が不均等に成り易いのでそれらの振動でクランクなど長い物は
変形しますので熱変形をロングで極力抑えて行く仕様にして柔軟性を確保して
正しい範囲で変形して復元する事で長く使えますので硬い表面処理やハイレスポンスに
なるショットピーニング処理はしない方が良いと言えますので長く使う為の
エンジンでは熱蓄積を溜めない為の吸排気バランスが揃ってエンジンのパワー
と成りますので熱変形を出さない組み立てが大事です。

一般的な所のオーバーホールでは無く組み立てる人の組み方で変わるのが
エンジンであると言えます。




一般道の使用環境の場合はラジエター放熱だけに
頼れない発進停止の使用環境ではエンジン自体の熱の入った時の金属の動き方が
パワーダウンに繋がり吸気温度が高ければ高いほど、よりエンジンは力を出せ
ませんので使用環境に適した吸排気バランスの良いノーマルのマフラーが
吸気を安定させますので燃料も吸った分入りますので燃料系統での冷却が
とても大切ですので、低回転で吸気流速が下がる事と成る高回転重視のマフラー
では希薄燃焼と成りますのでエンジンにとってはダメージを与え続ける所です。

マフラー交換車両で2万~3万キロ走らせる場合は水温や油温だけでは走行状態で
瞬時に変わってくるシリンダー、ヘッド周辺の希薄燃焼までは拾えませんので
アルミシリンダーのダメージは上死点側でより下支点側のシリンダー壁を
歪めますのでメッキシリンダーのメッキコート状態が大丈夫でもクランク角度の
最大値の下支点で熱伝播から歪みの蓄積をしますので通常の新車時の組み付けや
市販ハイスペックオイルのレスポンス重視のオイルの状態で使われてしまう
事で往復運動時の歪み動き量がパワーダウンを招きますので、
この状態でパワーを上げる為のハイコンプ仕様や高回転重視の仕様にして行くと
壊れる方向で熱ダレが激しくなる所ではパワーは出ません、無理に燃料を噴射して
行けばパワーは出てしまいますので耐久性は無くなりますので一般のライダーが
エンジンチューンを何と捉えるかが様々で車体特性とちぐはぐな仕様に成ります。


高回転タイプの音量を上げ過ぎたマフラーが生かせる効率の良いとされる社外
エアフィルターにて益々細かいゴミを吸い易く効果は回転が上がるまで
さほど効果は出ませんし粗めの抵抗のない初期効果は1000キロほどで汚れれば
ノーマルと変わらずの所です。
これらのことから効率はオープンロードで1000キロ以内で走らせる事では
効果は現れますが使用環境と交換サイクルがノーマルと同じ期間で有れば
高効率フィルターは大きいゴミを吸った後に詰まり方がまばらになるので
綺麗に流れが揃わずにエンジンの耐久性としては余りよろしくないと言えます。

一般的な所での高回転重視での全開時でのピークパワーアップを目的とした仕様の
マフラー交換、それらに対して部分的になるコンピーター設定は部分的な範囲での
使用に限定されますので耐久性も使用範囲も狭くなる方向ですので一定以上の
走行時間を一般道でのスポーツ仕様として当てはめてしまうと車の流れで走行した
30分程度でかぶりの症状を発生させたり熱変換が上手く働かずにコンディション低下の
方向で有るのは確かです。


足回りに関しても良いダンパーとは何かと聞かれてもダンパー単品では答えは
出ませんので良い足回りは中間点のサスペンションでは無く、車体の基本からの
始めと終わりとしてのタイヤの性格に最終的に合わせる等、その他諸々の変化にも
対応バランスして最終的にタイヤに至るまでの間でロングで走るのか短距離で
走るのかの目的に応じて合って居る物が良いダンパーで有りサスペンションですので、
現行車両のGSX-R1000のBFFが一般道では良いダンパーやサスペンションとして
あるのかと言えば、多機能だが中身の違いよりもケース剛性など一般道に適切に
相性が良いとは言えないのが実際の所です。
飽くまでも路面コンディションの良い場所とサーキット走行に目的を向けた物と
言えますので構造や能力の高い物が良いとした表現が良いサスペンションとするのは
間違い解釈であると言えます。


スタンダードにて走行状況に合って居る物と高機能の物はどちらが良い
ですかと聞かれれば合って居る物と考えます。

スタンダードの機能性でも途轍もなく高い領域で開発されていますので
GSX-R750K8のSTDの能力を有する物を適正に出せる様に整備、バランスを取りながら
組み付けることが一番重要であり一部分の改良はして行きますが飽くまでも正しく
動かす為の緻密な作業により出せる物です。


一般道でのスポーツレンジでは様々な路面に対応出来る事が安全面から必要と
成りますので柔軟性の太さと剛性感は高めつつ硬さの出ない車体作りが出来ていれば
乗り方で工夫しなくても素直に走れる疲れない自然な流れの車体と成りますので
部分剛性を上げ過ぎても弱めすぎても振られて暴れますのでガタの出始めた状態や
はじかれるバランスである車両がステアがブレるのは当たり前の所です。

ステアリングダンパーの役目を考えると
レーシングライダーやスプリントのレースでの勝負の駆け引きの場では
こうした自分で動かす設定で勝負の中では使いますが、気持ち良い走りでは無く
体力や勝つための車体設定が有りますので、こうした車体設定の特性では
シャープな乗り方に成りますのでステアリングダンパーで無理にタイヤ変形の
暴れを押さえながら全開走行にしないと勝てませんのでダンパーを効かせて
低速コーナーや切り返しが曲がらなくとも操舵して無理にでも曲げて居ますので
一般のライダーのライディングフォームではステアを切れないのでダンパー装着の
有無やダンパー効果の大小での旋回性が自然操舵の時とは別の感じで曲がる
曲がらないよりも乗りずらいと感じる事がほとんどです。

一般的な所の整備の整った道路での
ダンパーが暴れを抑えるのではなく暴れさせる乗り方と車体特性により暴れるので
ダンパーを利用していると言えますので、ステアリングダンパーの意味合いを
勘違いしているのが一般のライダーですので振られる暴れるの原因は別にある
のでダンパーは使う乗りかたにするのか、使わないでも乗れるタイヤチョイスに
合わせて車体特性とサスペンションを合わせる事で限界域での暴れ方は違ってきます
のでダンパーが有る無しで暴れる物では有りませんので一般情報の間違いを
鵜吞みにしてしまうと絶対にダンパーは外せない設定で乗ってしまいます。

ステアの動きはサスペンションだけとした一般車に置いて統一性のない
タイヤのチョイスや路面状況、気温帯、車両基本の何処に今あるのか何時も
ズレてしまう状態で単に前下がりの突き出し調整など全くもって意味はないのに
車体モーメント移動量に寄り変化した部分だけで好みとしてのダンパー設定など
好きな乗り方に対しての作動時間の好みとした所で合わせてもタイヤの接地は
上手くバランスしませんので、それらを出したい為のライディングテクニックが
こうすると早く走れると道具のズレを人側で操作する事が言われていますが
正しい道具では無いので(全て間違いではないが)、そうした操作に成る所ですので
テクニックや目的の異なるハイスペックサスペンションでは正しい乗り方では無い所で
人間の体力変化に合わせる設定がほとんどの人が行うサスペンション設定ですので
タイヤに優しくない事や車体の各所にストレスの溜まる乗り方ではバイクは持たない
所です。
エンジンの特性によるトルクの大小に寄り同じ症状として出ますので
基点をエンジンの特性として車体各部、タイヤチョイス、全体の関連性を持つ
チェーン、ブレーキバランス、乗り手の体力など全てが、均一でバランスを
持つことが大切です。

長くなりますがこうした状況で社外マフラーの内部消耗品である消音材の消耗だけで
エンジン特性は新品時からサーキット走行ではあっという間で変化しますので
時間管理が必要です、
一般道でも3000キロ程でズレ始めますので、この辺からノーマルの
マフラーがパワーとして逆転して尚且つ特性の安定が保たれることで足回りの
動きも安定しますのでマフラーとしたエンジン特性とサスペンションはイコール
コンディションで欲しい所ですので、実用域で1000キロで特性変化して
2年、3年使うと全域でずれて特性変化する物がパワーの出せる仕様ですので
新品時やマフラーメーカーが推奨する内部管理がパワーの元ですので
安易なマフラー交換は乗りずらさの要因を増やします。



R1000のK5モデルもフレームがしなやかな特性ですので振られるのは別の
原因として有りますのでダンパーは無くとも整備設定が取れていれば暴れない
振られない所です。

暴れるのは色々な原因と急な操作とした各所のブレの波形の波が重なる事が
多い操作に寄るところが殆どと言えますので1のブレを対処療法としてダンバーで
押さえてしまう事で残りの99が自然な流れのステアでは無くなりますので
1のブレの根本を断ち切るバランスに仕上げる事で路面の凹凸をいなす形で
正規の振れだけが出る物としてブレが怖くないとした安心感のある所で収束する
物が良いハンドリングです。

路面からのキックバックとして現れる感触だけは軽いフラツキとして出るのは
真っ当なインフォメーションですので軽い振れは有って当然であるのが軽量車体の
ハイパワー車両として最小限有るのは真っ当と考えます。
限界値までインフォメーションが分からない
車両は車体が安定しているように感じるだけで車体負荷を掛けてしまうので
振れない代わりに震動クラックを誘発させますのでピーキーな車両特性と
成りますのでギャップの無いコース選択しか出来ませんので一般道走行向きではない
物です。

この問題はバイクだけの問題ではなくラリーカーやF1カーGTマシンを手掛ける
レーシング車両を手掛けるワークス系の派生商品として一般車にニスモやトヨタGR
などブランドカーとして取り付けされている事も有りますが、コンペティションの
競技系の走りを求めた結果ですので、何もしない一般車にパフォーマンスダンパーは
効果として良い方向に出るのではなく諸所のぼろくなったガタガタが部分的に対して
収まったと言うよりもひどい状態が変化したと言った所ですので何でもかんでも
良くなったと言えませんので、パフォーマンスダンパーもステアリングダンパーも
目的として使われる物ですので、一般のライダーが一般的範囲で効果として
使う範囲では無いのが本来の所です。

一般的な不具合や対効果とは、殆どが対処療法の方法での一時的なしのぎの
範囲で言われますのでダンパーありきが蔓延していますし、本来はブレるのは
おかしい物で有り、乗り方とタイヤ側の動きが合わないなどや、路面が荒れているのに
無理にアクセルを開ければ跳ねて変化してから着地すればブレるのは当たり前の所です。



プロライダーで有ればタイヤを限界値までと言うよりも暴れてもアクセルを
空けて居たいとしたライバルとの争いを優先した所ではダンパーありの
運転操作と成るのが現実ですので、タイヤの設定が違う事やライディングフォームの
違いなど一般のライダーが同じではない所です。

今回のGSX-R750でも
色々な部品の説明やオーナーさんの体力と普段の乗り方使い方を踏まえて
バランスを整えましたので疲れない安心感のある安定性なのによく曲がる、
デコボコがトコトコに変化した乗り心地がツーリングバイク以上に良いのに
しっかりダイレクトな反応しているので様々な路面に対応できるとした
所を作り上げましたので、何の整備をしたら良いかなどと言う事では
有りませんので全体の流れを作り上げる為の基礎から始めた車両にての物を
オーナーさんが乗って感じていることです。


私が考える、安全運転とはブレーキの能力が半分以下に落ちた車両での
安全運転しているつもりでは無いと考えますし、誰もがスクールで上手くなる
物では無く体力とバランスの問題を省かれた上手い人の教えが当てはまらない事が
殆どですので人としての各自のバランスと車両としてのバランスのとれた物でしか
安全運転していないんだとした所ですので車両としての状態により多くの人が
間違いテクニックを求めているので、私のような基礎から産まれる整備を
理解する人は居ませんし単なる整備指針として間違いを聞かれたところで
答えようが無い所です。

先日、北海道より私の意見を求めた方が一回の説明で深層部の理解をして頂いた
所ですがきちんとした理由にたどり着いた事がシンプルに整備手法の正しいものとした
所だと感じる感性の有る方だと感じましたので、オーナーさんと同じで余分な情報の
整理が出来ているので私の説明と私の手が入るので違うのだなと素直に分かってもらえる
所ですので一般情報をうのみにしている方には私の整備手法は理解できませんので
アフターパーツや単品ヶ所のサスペンションだけとした高機能パーツだけに
高額出費して行く事で解決策を取っている事が殆どでありバランスを崩して
いる事が変化があるので乗り易いのだと慣れから来る慣れタイミングでの
個性がセティングなんだとした体力的な乗り方の人が一般的にはセッティング
とした流動的な自身の乗り方に合わせているのでスポーツの様なアッパーレンジでの使用
での個々の体力からセッティングが違う物で有り、通常領域では違う物ですので
こうした状況を初心者や体力的に小さい女性に教えること自体が間違いです。


私の整備は対処療法では無いので時間も手間も掛かるので数をこなす時短整備や
金額的な所だけを問わない事を前提と成りますが、結果反映から来る常用ロス
が無いのでトータルではローコストを求めて行くのでチリの積もるロスを
貯める使い方が金額的に同じだと言えますので、その辺をまず初めに理解できないと
求める物が違う所と成ります。

今回のエンジン内部でも距離が進んだ事に加えて以前のオイル管理やマフラーにより
ダメージは受けて居ましたので本来は新車時に行いたい所ですが、
オイル漏れの修理からの流れでエンジンを開けたところでのオーバーホールとして
行きましたので抑えた金額です。
エンジン関係の部品だけで軽く80万円は新品シリンダーやカム等揃えると行ってしまう
所ですので今回は使える下限まで行かないパーツはそのままでも
パワーをキープ出来る所で最小限のピストンとリングにて抑えて行く事と成りましたが
、組み立てレベルを上げる事でオーバーホール前と比べて体感で馬力アップの
特性ですのでふけ上がりトルクの出方もノーマルの領域では無い所ですので
ノーマルのマフラーがパワーが出ないとした一般的な所の概念は崩しましたので
チューニングエンジンより速いノーマルと成りました。

一般道向きのメインの使用目的のツーリングにて快適な走りでのエンジン特性にて
長持ちさせる為に組み立てましたので長距離に有ったオーバーホールとして
フルバランス取りなどレーシング使用とはしない事が低中回転メインの使い方に
沿ったものですのでハイカム等は邪魔になるのが一般道路使用目的の使い方です。

ぶれない技術でぶれない車両をオーナーさんに乗って貰って居ますので
コンデイションをキープしつつ安心感のある車両を更に安全運転をして
欲しい所ですので安全運転とは止まれるブレない車両に乗る事だと感じて貰えれば
良いと思います。

2020年2月13日木曜日

グラディウス400Vツイン、優雅に見えるが凄さが隠れている




グラディウス400
Vツインエンジン搭載の開発目的を知る為の初歩的な作業。

スーパースポーツとは逆の使われ方のメインのツアラーとしての役割を存分に発揮
しながらもトルクの有るエンジンは扱い易さのバランスの部分は400CC能力を
超えています。
時代は違いますがホンダのVFRのV4や250CCのVTR等は直列4気筒モデルのCBRと
良く比べられていましたので、どこが違ってどちらが上だと比較していましたが
ピークの性能差はほぼ同じなので、途中の特性やレイアウトの違いから来る
パッケージ作りの違いが性能としてよりも特性として大きく違う物でしたが、
スタイルやエンジン音などの商品性として選ぶ事がメインで当時は比較された所です。

中型クラスVツインの実車としてグラディウス400のエンジン特性や力量としての
ランナーで有る走る為の素晴らしさを知る人は少ないのは事実である事と、
デザインや音などで選ぶ人は大人でシックモダンを感じている人に絞られているのは
致し方ありません。
デザインの部分は好みの別れる所ですが現行車のカクカクしたロボット的な物とは
非対称ですので、今の流行りからは離れますので、乗らずにいては中身は知る事は
有りません。




使い勝手としての目的に対して、Vツインエンジン400CCとしては
トルクの出方とピークパワーを求めない設定がツーリングや市街地での実用的な
特性としてエンジンとして同排気量の気筒違いとしては私は一番実用性と
スポーツの領域の引き出しが大きいと感じます、車体各部の構成はツアラー
としての役割を持っていますのでハイグリップタイヤで楽しむ物では
有りませんので使い方を間違うとパッケージバランスを崩して乗る事と成りますので
最終的にはあれも足りないこれも足りないと成りますのでエンジンとしての余力が
大きいのでついついスポーツの領域を上げたいと感じさせる所です。

大型車顔負けのトルク特性を活かした速さはベテランのライダーには好まれる
バランスとして楽しむ為に丁度良さが解る人に選ばれる理由があるのが
グラディウス400だと言えますし、同社の650VツインのSV650が評価が高い
ので650をスポーツバイクとしてメーカーも設定している所ですが、
バランスとしてはグラディウス400の方が全体として
単に速さを求めない使い勝手の良い物です。

車両デザインやエンジン音などの他、開発目的として何処かが凄いと言う事が
見当たらないのですが、実用性の平均値が乗ると4気筒モデルのCB400SFと
全く違う性格なのに同じ様な使い易さや運転しやすさなど同レベルと言う所が
運転すると見えてきます、但しメンテとセットアップした車両での場合ですので
他の人が乗って居るグラディウス400には有りませんので間違わないで貰いたい
所ですので、オーナーさんだけが感じる所です。

パッケージバランスとして初心者には、やや難しいタイヤが装備されていたり
低速トルクがある分体力的に弱い初中級者にはアクセル操作が難しい部分が
出て来るとした所はあるのですが、この部分はベテランには好まれる特性や
タイヤや設定が有っての所です。

グラディウス400の特徴としてVツインエンジンで有る事、スリムで有る所は
日常の移動に対しても圧迫感はありませんし、取り回しのし易さと狭い道でも
自由度が大きい所ですが、いざ走り出すと落ち着いた雰囲気とツアラーとして
ロングで疲れない車体の剛性感からアベレージを上げてもどっしりした味付けが
見た目とは裏腹な所が特徴です。


今回の整備調整とオーナーさんへのアジャストするに当たっても装着タイヤの
相性も良く、車両自体のコンデイションが比較的に良い所が見受けられましたので、
私が手を入れた部分が基本的な範囲ですがググっと走り味が楽しめるように
変化したのがオーナーさん自身も確認できていますので今後のオイル管理や
一番大事な部分のブレーキが常に使える状態で有る事でABSの介入する度合いを
下げて実制動距離を縮める本来の目的のブレーキ性能が維持出来れば
安全性と走りのバランスを保って楽しめます。

グラディウスのブレーキはピンスライド2ピストンのオーソドックスなWディスク
ですのでスーパースポーツの様な使い方を求めない装備ですが、限界領域以外では
必要な能力と制動力を持ち合わせていますが、乗らずに居てもどんどん落ち込みます
ので乗って居ないから大丈夫ですとは成りませんし、走れば走った分同様なのが
ブレーキですので大切な部分をしっかり使えるようにする事がバイクを乗る為には
走らせる上手さよりも大切です。

ライテクに頼るよりもブレーキを使える状態にするのが本来の意味でのライテクと
成りますので車両各部のバランスが整っている事がタイヤの接地を出してブレーキが
性能を出してくれる物と言う所ですのでライテクは車体のバランスがずれて居る
物を無理に合わせて行きますので疲れたり、体力違いで出来る人と出来ない人
の差が大きく出ますので一般的な所のライテクは道具の危険はそのままにして
体力勝負の乗り方とした物にしか成らないライテクです。


基本的な正しい整備として初歩的な所での味付けの変化をオーナーさんに
止まれる安心感のあるグラディウスにて更に安全運転がこなせる事で楽しんで
欲しいと思います。