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bright ring.(ブライトリング)オートバイ整備 ハンドリングと車体剛性調整、本来の オートバイのポテンシャル知ってください。車体安定、乗り心地、タイヤのメカニカルグリップアップ、空力特性からの ハンドリング違いまでのメカ部分の調整とライダー側の体力に合わせた安全性を重視する基本的なバランスアジャストなど人側でのバランスアップも安心感として付け加えていく所です。 初心者や女性ライダーこそ、ここが大切です。

第二のサスペンション

2017年12月29日金曜日

パワーRS冬場の走行感とトラック走行での使用感

パワーRSでの冬場の気温帯での一般道路とトラック走行でのフィーリングの
確認とグリップ感の他、前後タイヤのバランスをパッドのテストと同時に実施しての
車両マッチングと操作感を見ていきます。
さすがに朝一の0C゜や1C゜付近の時間帯は身体もスポーツタイヤも役立たずの状態
ですので気温が8から10C゜程に上がる時間帯にて行います、風が吹いていると日影では
寒く感じて厚手のジャケットを着込む位ですが、無風状態での日中の日向では
意外と快適な気温です。







    ## 気温の変化に対してのフロントタイヤだけを見ての感触。

フロントタイヤも夏場と同様な感触ですがより冷えている気温の変化の
中ではグリップ感の手ごたえが低くなる方向ですが、シリカ配合の技術が
低温時に生きている事がハッキリと分かります。
この辺りは他メーカーの新型モデルも同様な特性と成っていますので
中間的なバンク領域までの面圧のかけ方の上手な乗り方の場合では
低温時のグリップ感は夏場よりも冬場の方が相対的に感じ易い物です。

シリカ配合部分のゴムの弾力は低温域でも一定なので温度依存のグリップ感
とは違い、素足でカーペットの上を歩くと圧力が掛かって沈み込んだ様な、
少しだけ大げさに表現しますが、足裏が安定する感覚で決してグイっと
押さえるられる物では無く、軽く1、2mm位弾力をしつつグリップ感を
伝える事からの安心した状態での感触です。

この部分の改良は四輪車の雪上でのスタッドレスタイヤでアイスバーンも含んだ、
能力向上の基礎が生かされて来つつ夏場の減りの少なさを併せ持たせる
材量の配合が適切な事で可能になった部分であると感じます。


ブレーキパットのチェック時に冷えたタイヤで、いきなり高入力で握りこんだ
状態でもスリップ率は低く縦入力時の安心感はしっかり出ています、
ブレーキの効きかたが正常な状態が条件ですがドライ路面の場合は強く
握っても安心な感じです。

シリカゴム部分が冬場は安心感があるので急な操作をしなければ至って普通ですし
一般道路オンリーではシリカ配合部分をメインに使用しているので市販品としての
一般道走行での要求はクリア出来ますがハイグリップコンパウンド部分は
低温域では注意するべきポイントです。
通常使用のレンジではリヤタイヤ主導での動きは夏場の印象と同じですが
一方冬場ではリヤの安定性の分、よりフロントのメカニカルグリップを
出せるように車体を振り向けないと前後バランスが悪い部分が軽量車体
では感じられますが、鋭い人に限られると思いますので一般の方は参考程度に
考えれば良しとなるでしょう、この辺りはタイヤも含めて車体側の
コンディション低下の方がグリップ感の無さとして現れるので、
車両の個体ごとの感じ取れる範囲での物です。

# 下写真フロントタイヤ
気温が低いトラック走行後。
サーキット走行では路面の粒の大きさや鋭利な状態が一般道とは違うので、それなりに
シリカ配合の部分が荒れて削れていますが、ハイグリップコンパウンド部分では
溶けた表面にゴムがまとわりついていますが荒れて削れるまでは温度が上昇
しない状態ですので、ゴム質と役割の目的が違う範囲である事が分かります。
ブレーキテクニックで温める事は出来ますが飽くまでも一般のライダーと同様に
ブレーキが苦手な状態を再現しつつの走行にて確認します。








上写真、リヤタイヤトラック走行気温帯10C゜〜18C゜の間で

#リヤタイヤの方ではサイドコンパウンドのレンジが気温が低いと固まる
方向ですので温まるまでグリップ感が出ませんので深いバンクまでは
注意しながらですがリヤタイヤは駆動側なので何とか温める事が出来ますので、
中間的なバンク角ではフロントのシリカ部分での対応ですので前後タイヤの
一般道走行範囲のバランスではこれと言って不満は出ませんでした。

一方でトラック走行ではフロントタイヤのハイグリップゴム部分が
温める事が出来ずにアンダー傾向ですので、15分間の走行では上級者以上の
スキルが無いとフルバンク付近の手ごたえを出せずに終わってしまいます。

シリカ配合のゴムのちぎれ方とカーボンブラックゴムの結合組織の強いちぎれ方が
リヤタイヤでは見た目にもハッキリと分かりますので粘り具合がトラック走行での
グリップを出しますが冬場は低温域のウオームアップ時間が長い分溶け出す
温度域に来た時の変化が有り過ぎて難しいハンドリングですのでこの辺りも
深いバンク角領域では上級者向きの使用感と感じます。

レーシング車両ではないので空気圧のみの変更が一般の方のナンバー付きバイクの
走行会レンジの使用ですし、フルにサスペンションまで行ける方はほぼ居ない
のが現状ですし空気圧調整以外の部分に問題がある車両が多く見られます。

今回もビギナーの先導と後ろに回って姿勢等チェックしながら何人か
アドバイスしましたが空気圧以前の問題点が多すぎで、頑張って乗り過ぎ
の普段乗りの悪さがまず改善の第一印象と、
シート表皮の、つやのある黒光りが見た目は良いですがやり過ぎの保護剤の
塗布はシートラバー表皮に入り込んでしまいお尻が滑る状態で先にこれらを何とか
してからのバイク整備が先であると強く感じての、アドバイスにならざるを得ません
でしたので、タイヤのチョイスやアドバイスまでたどり着けないのが現実です。

トラック走行でのリヤタイヤの温まった時に、まだ温め切れないフロント
タイヤ側にアンダーが強く出るのでバイクを押さえ込む
アグレッシブなフォームで対応しつつ行きます、体重移動の少ないパターンでは
アクセルを開けつつトラクションを増やした分、下げ過ぎのトラック走行用内圧では
タイヤが変形して潰れてしまい、バイクが固定した重たい状態が続きますので、
空気圧調整はトラック走行時のウォームアップ領域に上げられるかが一番大事な
所ですので、無理な気温の時は一般道走行指定圧付近から始めるのが良いと思います。

サイドのレーシングコンパウンドを初期から低気温で活かすのであれば
冬場のトラック走行ではウォーマーで温めるのが正解ですがシリカ配合の部分が
腰砕けに成ってしまう感じがあるのでガンガンに80゜以上には上げない設定が
良いと思いますので、飽くまでもストリート主のタイヤでサイドコンパウンド
を使えるようにするのにトランポで運んでウォーマーを持っている人に限られる
場合での割り切る場面の使用方法での限定です。

夏場はハイグリップコンパウンドの食いつきが大きいのでセンターコンパウンドの
シリカ配合グリップを解りずらいのですが冬場は逆転現象と成りますので
浅いバンク角で程よく、深いバンク角は注意しつつの冬場での一般使用にての
感じとなっていますので、他社の同レンジタイヤよりもスポーツタイヤとしての
押し出しを強めていますので冬場の苦手な部分が顕著に出ましたがトラック走行
まで含めてハイレンジの使用まで見た場合としますので、一般使用では分かる
人は少ないはずです。

サイドコンパウンドまでフルに使い込める時期は春夏秋となりますが
冬場でもシリカ配合部分を上手く使って行ければ意外にも
低温時にタイヤがグリップしてくれるのが分かりますので、全面シリカ配合の
ツーリングタイプの朝晩まで含めた色々な走行を求めない範囲で有れば良しとします。








2017年12月9日土曜日

ZCOOパットテスト、メタリカ、RK、含めブレーキ操作と制動力はタイヤ、サスペンション側のシステム全体要件とのバランスの中の物



ブレーキの効きかたと減速度合いの特性を引き出すには繊細さと丁寧な操作の
必要性が冬場は上がりますので確認するには持って来いの時期です。

事前の注意点として、パット交換の単品テストをして居る訳では有りませんので
車両、タイヤ、目的等の総合性とが、どの様に変化があるのかを見ています。
車輌側の落込みや管理水準での印象がパットテストからではなく車両事態
から感じられる物に合算もしくは減算された部分のみが印象として捉えられる
方向ですので、ブレーキパットメーカーでのテスト基準を下回るブレーキの
維持管理では駄目ですし、車両側の準備も同様である事です。

もう一つの重要な部分が人側の操作方法と基準範囲が揃わないとブレーキの能力は
出ませんので、タイヤの接地感が足りないや変摩耗が出始めたなどの他の影響が出て
いるのにパットの性能は分かりませんし、グリップ感の出ないタイヤでブレーキが
握れない状態では低温域だけの外気温に左右される部分的効果しか分かりません。

この部分が人それぞれなのと落ち込んだ性能の回復無しに
パットのみでの評価になりがちなのと握力と腹筋、背筋等の身体側に
より大きく違ってくる操作等の影響などやポジション調整の問題がブレーキシステム
と操作法とのバランスに大差が出る事を基本的に捉えることがスポーツレンジでは
要件としてありますので人と車両での基礎が、高い位置に推移していないと
いけないと解釈する事が大切です。





#現在長期間テスト後にチョイスしている常用使用パットはスポーツレンジを主体に
した状態ではメタリカのSPEC3+ワークスエキスパンドローター又はプレミアム
レーシングのそれぞれ(主に)WE6.0mmとPm5.5mmです。(848EVO車両装着)

#上記同様にてパットのみRKメガアロイXにて同様に上記と同ローターにての
長期間の使用にて確認済みです。

#パットもそれぞれ2セット新品をローターごとに用意しての長期テストとしています。

パットテストも様々なメーカー装着は長期間使用では無理なので数社に
絞り込みをしますが、低価格帯のタイプはスポーツバイクでのスポーツレンジでの
使用では範囲外な物ですのでテストから外して行きます。

特にスポーツライディングでの気温が低い時期ではブレーキ操作がタイヤの接地感
とウォームアップに直結しますのでパットの特性としては優しいタッチがまずは
求められるのですが、ハイスピードレンジでは逆のしっかり感を出せないと
駄目ですのでこの逆転領域での特性をどの辺りにシフトするかがストリートでの
使用領域でのチョイスの難しい所です。
11月後半から12月初旬に、真冬並みの気温の日が続いていますのでタイヤには
厳しい状況ですので良い機会です。
装着タイヤは夏場の確認が取れたパワーRSを気温の下がった冬場のテスト確認を
同時に実施しつつタイヤとのブレーキバランスを見て行きます。

スーパースポーツの標準装備の
被膜の形成するシンタードタイプは全般的に温度域レンジが高目なのと
焼結金属製パットの効きかたが体力の違い等の影響、レバー入力の仕方
や車両のコンデイション低下など含め、操作法など言葉では伝えきれませんので
どのレベルで使うかが第一の問題となるかと思います。



パッドと同じ比率がローターにもキャリパーにも求められるので必ず
この3点は使用中の落ち込みが有れば修正作業後に装着する事が必須条件です。
新品パットでも当たり面等の影響が出ない様に整える作業があると正規の性能と
効きかたの変化が初期から掴みやすいのでしっかり整えてから行きます。

その他にも多面的に落ち込みがない事を確認後にテスト開始とします。




上写真、RKメガアロイXシンタードタイプ

ここからは長期テストを終わっている銘柄です。
まずはRKメガアロイXでの感想です。

#ストリートとトラック走行での常用装着としてローターのスペックの違いを
テストしてきました、トラック走行でラップを上げつつ周回をハイペースでこなす
場合ではRKのスペックでは握りが深くなり握力が必要となるので後半では手首の
疲労が大きくなる方向ですが、上級者以上の速いラップタイムでの場合ですので
スポーツ走行会では十分なレベルですし逆に言えばこちらの方が使い易いほどです。

低温域はノーマルのパットの制動力を上回りつつ唐突な所が無く上下範囲とも、
それぞれ10%程増やした感触でありながら中間域での緩やかな
制動力の増し方がコントロールし易いので使い易いタイプです、ノーマルの
入れ替えや少し幅広くしたい時には良い選択肢になります。

デメリット面ですが
RKパットでは使う人の操作法にてローターの攻撃性が少し高い面があるのですが
同じサンスターローターとの組合せでも、当たり面の状態は人それぞれなので
低入力でのフィーリング変化に差が出やすい面があるのですが、
この辺りはパッドの粒子の大き目な所での感触確認が出来ていますので
低温域の効きを安定させて行く方向と初中級者でも握りこみのシビアさが
出ない様にする為の面も有りますので致し方ない部分です。

粒子が荒いと言っても元々細かい状態をある程度の団子状にした塊での
分子結合にして削れ方を低温域に合わせ込む素材配合です、ちょうど凍結路面に
融雪剤や細かい砂をまいて、低温時の冷えたタイヤがスリップしないように
氷との表面に食いつく状態を繋ぐ要件としている事と同じ理由です。

これらは現行のスーパースポーツでの純正装着品のパットでもレーシングレンジ
が当たり前ですので既にノーマルの車両でも難しいブレーキ操作であるのは
動力性能と共に高性能であるが為の部分です。






上写真、メタリカSPC-3
#メタリカでの使用感です。

私の場合はメタリカの使用法を理解していますので常用使用にもしますが、
トラック走行で高速側の減速とコントロールする事が出来る為のキャリパーとローター
の3点あるが条件ですので、これらを理解すると低速域でも完全にスタンダードを
超えていけるので頻繫なメンテナンス作業とセットでの条件でもスポーツでは
必要と理解してのチョイスです。
メンテ不足ですとメタリカの高入力制動能力だけが出てしまうので一般の方の
評価が突き刺さるようだと成ってしまうのが一般道では効きすぎなので必要では
無いと言われる要因です。
この辺はタイヤの接地感が出ていない一般車両では特に感じてしまう所です。

メタリカでの高速側の減速率と被膜形成の配合はとてもバランスが良く滑らせて
行きながらも食いつく事で指の入力の加減で調整が出来るので高い減速Gを出しつつ
ローターの溶着を抑える目的が適えられています。

別の言い方ではスキー場でパウダースノーの上でキュキュット踏み固めながら
歩く感覚で滑りながら食いつく感じですので安心して歩ける感覚と同様です。

メタリカのレンジはとても高いのですが、効きかたとしては唐突なところが
なくハイレンジでのコントロール性が高く、粒子の細かい硯(書道に使う墨の固形物)
を握って刷っている感触です。
トラック走行での高入力時の落ち込みが少ない所での安定力と高温での減りの
少なさがサンスターローターのワークスエキスパンドを使用して高速側の
握りを駆けて行っても優秀な所です。



現在の状況でのスポーツレンジでの装着タイヤと車体、サスペンションバランスに
対してブレーキの効きかたの部分では止める事の減速率を高めるよりも、
タイヤの接地感とタイヤの仕事を増やす為の指先の感覚とハンドルバーから
フォーク〜ホイール〜タイヤと言った全体の動き方と伝わり方を分かりやすく
操作出来る事でのディスクパッド&ブレーキシステムである事を重点に
していますのでブレーキシステム、イコール、サスペンションでありタイヤ
グリップであるのが私の場合は求めるブレーキです。

また制動力と減速バランスをタイヤとセットとして使いこなして行く場合
合わせやすいのがもう一つの理由です、いくら減速率を上げてもタイヤが
食いついてくれないと駄目ですのでバランスの中の制動力と特性が
使いこなせる事がスポーツレンジでは大切な所です。

一般的に言われているパットの離れ方での表現をぱっと離れるや引きずり
ながらと言われていますがこの部分は制動率に対しての熱の入り方と膨張での
キャリパーの取り付けやパットの残厚み等の影響から来る変形性から来るものと
減速率に対しての操作が押さえ込む態勢になりやすい人が腕に力が入り過ぎて
手のひらを広げられない現象からの違いがあるのでパットの性格と言うよりも
車体の状態や人の体力での場合が多いのがほとんどの人が感じている部分です。

反面のデメリットです。
被膜の乗る分での低温域と低入力での使いずらさは出ますので真冬並みの
冷えている状態では直ぐに止まってくれませんので余熱の入れ方が
一般道走行では難しいブレーキ操作と成ってしまう事となりますので、
メタリカの特性を高次元で引き出す為のメンテナンス作業と合わせて
使い方を理解して行きつつ他の部分の基本部分を上げていく事となります。

もう一つはデメリットでは無く、摩擦材量の配合の微々たる調整の部分での変化を
高速側の中間、高入力時のカッチリ感の部分がもう少しパットが削れる
度合いが増えてもいいので、リンゴの皮を切れる包丁で薄く剥いて尚且つ皮が
つながっている状態のまま剥いている感覚が有ると私には更に使い易くなります。
バナナの皮のようにつるっとや梨のようにじょりじょりでは私には使いずらい
感触です。





上写真、ZCOOスタンダードタイプのセラミックシンタード

ストリートとハイレンジ過ぎない特性を探るため
新規にて今回テストするジクーZRMパットです。

こちらのパットも被膜の乗るタイプですので高温タイプですがレーシングレンジ
主目的のストリート対応モデルで初期入力にてガッとなりづらい特性と握りに応じた
高い減速率をメーカー側も与えていると唱ってますのでその辺りの感触がどの辺り
なのか慎重に確認します。
ローターの研磨と新品パットの嚙み合わせを確認をしてから
当たり面の初期馴染み後に、低入力操作にてショートランを2日に分けて
2回ほどタイヤのウォームアップと気温の変化に合わせた空気圧調整を確認して
特性と減速率を今までの操作と同様にしつつ、特性確認と体側の減速感の反応を
確かめつつ握る量を増やす段階的な操作としていきます。
完全にローターに均一に被膜と制動面接触が確認出来た状態から
3日目での低温時の路面でのタイヤロック寸前辺りまで握りこんでの感触です。

#サンスター、プレミアムローターホールタイプ5.5mm
#一般道路、ホコリぽい低摩擦路面での低入力での感触
ゆっくりとした握り始めでの食いつき感触はがッとは来ない代わりにジィーと
制動音を立てながらかなり高い減速率を発生しますので法定速度域では
これ以上握り込むと停止寸前の状態ですので被膜の乗る滑り率が余り無く、
低温域、低入力での制動力が一般道の通常使用領域では高過ぎると感じます、
レーシングレンジのストリート対応での物ですのでこの辺りは当たり前ですが。

ローターの攻撃性はRKとメタリカの中間的な特性です。

#一般道路同条件、中間的入力での感触
初期はゆっくり握り始めからそのまま握りこんで中間的な減速率を求めた操作法
にてメタリカよりも早い減速率から低温のタイヤがロックしそうな所まで
制動力が発生しますので身体が進行方向に投げ出される力がかなり増えます。
合わせてサスペンションストロークも増えますのできちんと握れる様に
使いたいのであればセッティングの変更や路面も選ばないといけないと感じます。

レバー入力とストロークのコントロールと同時に腹筋背筋が必要になりますので
上級者でないとジクーでは難しい部分が大きいと思いますが、メタリカでも同様な
減速率を発生し始めると体力面での違いが大きくなるので、使う速度域と
減速率に合ったコース選択で別れてくる感じです。
この辺はレーシングレンジ対応タイプですので始めから減速率を出して置いて
レバーレシオやマスターシリンダーパイ数で調整する握り量や力加減の変化を
別方向で合わせ込むタイプであるのが感じられます。

# トラック走行でのストレートの短いコース選択でのフィーリングです。
減速率がメタリカの時と同じレバー操作にて1.2倍ほどに上がって来た制動力が
私の体力面と今までの車体設定では不向きで、乗り方を変更対応しながら車体と
サスペンションバランスをパット側に合わせ込まないと行けません。

止まるのですが止めることに専念していかなければ強い減速率をリリースしながら
のコーナーリングと身体側の態勢維持をするのが体力勝負になり過ぎるので
若者向きなパットの性格なのとこうした特性がブレーキング競争が多い場面で
使われる事が多いとそうした中でが、好みのタイプの人用なのかなと感じます。
これはダブルディスクローターのサイズの大きめの場合ですので他の小径サイズや
シングルディスクローター又は重量車体などでは未確認ですのでテスト車輌での
基準範囲での物です。

今回のジクーブレーキパッドでは自身の体力と合わない事と操作性がシステム全体で
設定変更して合わせる必要があるのでパットのみでは確認出来ない特性となっています
ので848でマスターシリンダーのサイズやレシオ変更まで対応タイプになった時には
減速率の高い特性をもう一度確認したいと思います。

やはり今回のテスト後に思うのはストリートとハイレンジのスポーツでは
同じ車両でも、使う領域に合っている事がまず第一ですので
パットの特性がどちらも共に必要でも、使う人次第でのブレーキの効きかた、
効かせ方となるので先ずは低速側と低入力での特性と操作法との相性を
ローター温度帯の普段使いの目的範囲を決めて行く事が大切であると感じます。










2017年11月11日土曜日

1999,YZF-R1ハンドリングのヤマハに戻す組み立て技術、空力特性も含めてのサスペンションへ

ヤマハYZF-R1

1998,y初期型の軽量スーパースポーツの発売でした。該当車両は1999年式。
ハンドリングのヤマハのはずですが既に購入時前の整備不足と技術不足からの
ずれた怖いハンドリングに変化しています。
まずは落ち目のフロントセクションのスムージング作動と剛性調整を組み立て技術で
ワイドレンジに仕上げる為に手間のかかる下地処理から手入れをしていきます。

後付け剛性パーツでは部分的な上がりと、相対比下がりが交互に出るので合わせ込みに
難しさがあり、僅かな違いでも使用感や操作法での差が出やすい物ですので、
強いだけでは粘りが出せませんのでスーパースポーツ系では元の剛性をいかに
引き出しつつバランスさせてタイヤにグリップしてもらう事での、乗り味に対して
ライダー能力とシンクロさせて行く事で安心感とファンライドをもたらしてくれます。

レース用単独での仕様に近ければライダー側とコース選択の範囲が合えば良いと思い
ますがそれ以外では使いずらいのが剛性バランスやサスペンション設定のかみ合い
の難しい所です。

非常に優れたパーツ構成でもバランスと組み立て技術が共成って行かなければ
本来の機能を出せないので新型車両に乗っているのに、取り扱いずらいのであれば
高性能のズレが原因である事ですので、細かい点も含めて乗る人に対して必要な
目的を絞る事が大切です。








個体としては綺麗な状態で距離もそれ程多くもない通常使用の状況にて購入した
車両をオーナーさんが少し手直しと清掃作業をした状態で普段乗りをしつつの、
コーナーリングの不安を感じてからの相談を受けていましたので、試乗をして全体の
バランスを確認する事の話をして、後日改めて試乗後からの入庫となりました。

ほぼノーマルの車体ですので乗りずらい部分などの判断も
しやすく適確な整備と調整に組み立て技術が投入されれば現行のR1にも負けない
と感じられる車体と程よいパワーの152Psがベストなバランスになって
楽しさを発揮することです。
パワーバランスは現代のタイヤ基準では更に洗練された物となるので、仕上りレベル
により発売当時よりも楽しく感じてしまうR1です。

取りあえずで2万キロ前後まで手入れの無いヶ所も含めての通常の中古車で
あるのですが、1000ccの力量は古くても確実に一般の方の手には負えないのが
本来の所ですので、ここで乗る機会を決めた場所や高速道路移動区間が
多い状況に限ってのクルージングバイクとして扱っていてはバイクの楽しさが
半減した状態です。
R1を乗れていない状況をオーナーさんは色々な部分で感じて居るとの事ですので、
まずは普通に乗れる(これが一番難しい所です)状態の基準がどういう事で
一般的な所の普通にでは上手くいかない事を理解してもらう事が大事です。

良い部分が車両としてあったとしても、良い部分を活かせない引きずられ症状が
あることを先ずは理解することがトータルバランスでは大切な所ですので、
作業前に説明した現行車でのトータルバランスと言う高性能化の為の物とは、
少し違うトータルバランスが乗り手の体力と使用状況に合わせることが必要だと
言う意味合いを消耗品の部品交換やカスタムパーツの単なる装備だけでは
成りえない事を知ることがオートバイを気持ち良く走らせる元です。



スタンダードとは言え150馬力を使い切れるのは場所とコンディションが
揃わないと無理な位、高次元な性能を持ち合わせて居るのにスローコーナーも
満足できない150馬力では勿体無さすぎですし、
基本性能が発揮されればとても乗りやすく真のポテンシャルが18年前のバイクでは
ありますがとても高いレベルですし、普段使いからトラック走行までも
非常に良い性能、機能を持っていますので、しっかりした状態で整備管理を
すれば壊れやすいなどは現行車と変わらないレベルであり、しっかり走らせて
動かす事でコンデション確認も出来ますので、中途半端な整備で終わらせずに
技術レベルの高い組立で乗り味を感じて欲しいバイクであると思います。

元々の設定がYZR500レーサーの車体に1000cc4気筒を積んで軽量コンパクトな
パッケージなのでカウルを外すととても小さくこの軽さはバランスの取れた軽さで
一部の高級軽量パーツで単に軽くしたものでは無いのでノーマルのバランスのとれた
軽さが現時点で乗っても楽しいと感じることが出来る元であると判断できる所です。

パワーバランスでの車体の強さが程よくキャブレターの特性も、現代のフェール
インジェクション能力と比べると、とても大人しく感じてしまいますがキチンと
セットアップ作業が出来れば同じパワーの現代のモデルにも負けない素性の良さを
感じられると思います。
こちらの車両はキャブレター調整が現時点で修正作業が必要な位ずれていますので
ハンドリングバランスが戻った時点での今後の課題を説明しましたので先ずはフロント
周りの上質性の向上から、元のハンドリングとは別次元にしていきます。







車両をじっくりと眺めて見てからのリヤセクションの構成部分の特徴。

ロングスイングアームが当時の先端でしたがバランスのとれたロングスイングアーム
なのでロングだから良いのでは無く、バランスのとれたロングであると乗って感じます。
近い年代のリッタースポーツ系では、様々なタイプがありましたので過渡期の中では
馬力アップの中でのタイヤの構造と機能をフロントとリヤの使い方とタイヤ側の
ゴムの技術との変化の中でライバルとは違う部分を出す為のアプローチの時代です。

全体のバランスとパワーバランスの他に
タイヤの技術進化の流れが車両構成の方向性であるのは各メーカーのほぼ共通した
所でレースレギュレーションなどから来るスーパースポーツのディメンションが
同様な状態になるもので、当時は色々なチャレンジから生まれたスーパースポーツ
であると同時にシンプルな良さが改めて車両を整備すると見えます。
これらは現行のヤマハ車も同様であることが、違う年式のR1に乗っても同じ感覚が
ゆるゆると走らせただけ、もしくは跨った感覚もヤマハの乗り味である事です。






カウルデザインが耐久レースモデルのデザインなので車速と共に空気圧の
重さが私のドカから乗り換えるとアッパーカウルの幅広い分の重さが45Kmh
辺りで2割位重くなるのが気になりますが、シャシーのバランスを取る事が
先ですので各部の下地処理と落ち込んでいるポイントを丁寧に仕上げて行きます。



カウルデザインからの流れでスポーツ走行に行ったときに多く見られる事からの
注意点を書いて見ます。

初中級者に多いトラック走行での抵抗を減らす為だけに有効だと、その場だけミラーを
外す人も多いのですが空気抵抗とコーナリング中のサスペンションバランスなど
はライダー側の姿勢などや車体バランスの崩れに普段は付いているミラーの
空気流れのタイミングで車体が動いているので、急にミラーを外した時の
タイミングが取れないライディングとなりますので、直進のトップスピード
が200Km/h以上の領域など距離のある加速以外では、普段のミラーの付いた状態で
サスペンション設定やバランスを取る事が大事です。

市販車状態でミラーを含めて合わせ込んでいるのが現行のスポーツバイクですので
形が似ていてもレース用FRPカウルでは違う特性となりますし、ミラーの有り無し
だけでは無いのがスーパースポーツ系の軽量車体でコーナーリングとなります。

レギュレーションにて取り外しでの飛散防止目的とする場合を除きますが、
ミラーを外して変わるという事は外してバランスが変わるという意味ですので
このバランスが崩れやすい軽量車体では良い方向にアジャストするのは
素人では無理で、普段使いで仕上げたバランスを崩してしまいますのでやるべき事
はこう言った事では無く、他の整備管理やタイヤの状態管理と確認です。

車幅の広い後方視界の良いミラーを装備している
ツアラーモデルの大きめのミラーを外すとスポーツ走行が走りやすいので
スーパースポーツでもと勘違いしてしまいがちなのが、両者の元の状態が違うを
理解せずにいる部分です。
スーパースポーツ系では身体の起きた姿勢にて、前面投影のはみ出し部分の形状変化が
その時点で体の風圧当たり面の状態にミラーを介しての当たり方と無い状態での
風圧変化は体の向きや起き方などでとウェア類と合わせてのバランスになるので
伏せた姿勢を完全にレーシングレンジにしない場合や、余程ノーマルのミラー形状が
悪い事以外では他の整備不足とのアンバランスにてのコーナーリングでのロスが
直線での抵抗差を超えられないと思ってもらうのが先です。

動物の鳥でも(サイズにより違う)
スカイダイビング等でも鋭角なスタイルで下降している時と、方向を変える為に
抵抗差を利用して行きながら身体も安定した状態を維持する姿勢を空気抵抗の
僅かな溜めと流しで行うのがバイクのコーナーリングと同じ状態ですので、
溜が無い状態ですと体力のない方ではシャープな動き方に(フラフラする)
バランスが取れずに何時もズレたライディングスタイルに疲労が蓄積し易い
状態となります。
現行車SSのカウルデザインが潰れ顔な所での空力特性が
コーナーリングと強烈なパワーで直進加速させている部分の振り分けを
して居るバランスですので、小排気量車やストレート重視の場合とは
違うのがスポーツバイクのコーナーリング特性となっているのはデザインから
も見て取れます。


最後に、
今回の作業にてステムなどのブラック塗装の色褪せや剝がれの再塗装と
各ホース類の交換も同時に行いますがホース類もこの辺の年式になると何カ所か
欠品となりますが、この辺の中古車になってからの交換が必要時期にラバーパーツ
が欠品中なのに社外品のラバーパーツは、耐久性等の面で期待以上に持つ物が
ほとんど無いですし成型上合わないと使用出来ないのが現実ですのでこの辺は
どのメーカーもこの時期に直し始めるのが一般的な所なのに欠品中となるのが
が残念です!
環境に配慮したエコが言葉だけのエコと言われる時代ですので始まりから終わりまで
を考えた複雑さを技術進化でエコできるものと、一般化で本来のエコにつながる
物は別であることを確認している人は、希である事です。
バイクでも洗剤でも素材でもこうした大量生産品の隠れた部分をどう捉えるかを
考えることが出来ないとエコにも繫がらずに、後に環境破壊の問題が露出して
いる事が多い事が進歩の影に反比例してある部分を見落とす事で逆にコスト高
につながる物です。


2017年10月15日日曜日

ミシュラン新型タイヤ、パワーRS、夏場の装着での感触

MICHELIN
パワーRS
サイズ 120.70.17 フロント 58W
サイズ 180.55.17 リヤ 73W
下写真





下写真
旧モデル スーパースポーツEVO
リヤタイヤの構造はこのモデルより2CTプラスにてトラック走行により振ったコンパウンドで
フロントの縦剛性は新型RSよりもしっかりとブレーキ荷重に保つ構造で一般道走行では
やや硬くリヤタイヤの外径との相性とではニュートラルであり乗っているライダー側が
セットアップ作業と共に積極的にタイヤを潰して使う方向にあるので、やや中上級向けの
性格が構造体の造りから見えます。

2CTプラスですが、新型パワーRSにチェンジした理由がライフなどの部分以外でどの辺に
あるのかが知りたくてわざわざ旧タイプとなってしまったスーパースポーツエボを同時に
テスト実施する事で、一般ユーザーの使われ方と他メーカー同クラスの新型タイヤが
モデルチェンジして行く中での主目的がどの辺にあるかが知りたい部分です。

ハッキリ言って構造躯体が若干変更されたり主目的のコンパウンド設定変更部分が
あるので新旧モデルと言っても違うタイヤなので使われるレンジにて上げ幅が大きい
部分などや使われる部分の性格の違いが今回のテスト実施での確認事項です。

市販タイヤにて多車種サイズ設定などの他
車重などの違いから同サイズを履いても車種により多少フィーリングも乗り心地も
違うので飽くまでもテスト実施車両の重量やコンディションの基準範囲での評価ですので
違った感想が出て来る事は当たり前の事で単に良い悪いではない事と空気圧と
車重のバランスの相性がどの辺に来てタイヤの使い方の目的を絞って行く事で
本来のタイヤのおいしさを引き出せると感じます。

下写真スーパースポーツEVO


新型タイヤのモデルチェンジにて、
前モデルの2レンジのカバーと成りスーパースポーツEVOとパワー3の2CTモデルの
ラインナップが消えて、よりミドルレンジとハイグリップまでのカバー率が広がった
仕様となりましたが、この辺は利用状況の変化に合わせての対応と
ラインナップ削減によるカバー範囲を広げる事でライバルタイヤよりも1歩先に
持って行きたい狙いでの早期モデルチェンジした事と思います。

この対応は他メーカーのレンジでも同様に変化していますので一般のライダーが選び易い
方向になりますが、他メーカーの同レンジとでは悩む所も増えると思いますのでその辺は
乗り味の違いやパターンとなる事でしょう。

旧スポーツEVOではリヤタイヤ外径が少し小さい違いが、EVOではセットアップ作業を
する事でハンドリング設定をコース選択や状況に車体側で作り上げる事が出来るベテラン
寄り方向ですがニュートラルであるが為の穏やかさもあり、この辺の重さがハイグリップ
タイヤの市街地での軽快性が無い部分と感じられた部分ですがコンパウンド設定が
柔らかい分、重量のある車体では余計に重たく尚且つ空気圧の調整も気温変化に
コマ目に合わせていないことからも、ハンドリングの重さや動き方が悪く
感じてしまうので、市街地やツーリングでの使用状況では相性の悪い部分が
旧EVOのパターンを含めて重量の大きめの車両では低評価となったと感じます。





ここからはパワーRSでの初期確認後に行ったツーリングでの実走テストです。

8月6日曇り、時々霧雨、帰路はほぼ晴れ 全行程540Km
気温は30゜C位ですが湿度が高く標高が高い所でも蒸し暑い状態です。
路面温度は気温とほぼ同じ位、木立の深い場所での少し涼しい場所の路面温度
はー10゜Cと同気温ー10゜C程です。

限度摩耗のテストは私の場合はしませんので、良いハンドリングバランスの
状態にタイヤの性能が生きて居るのか、無いかの、スポーツのバランスとしての
評価を基準としますので今回のテスト時期の温度帯にての自身の基準値にての
テスト車両側との設定サイズの中での物ですので、180・55・17、の73Wの
レンジでの車両重量規定範囲がある程度幅のある市販タイヤですので
軽量コンパクト側の車体に付けた時と、20K、40Kg重い車体での場合では
履いた印象では乗り心地や若干の特性が違ってきますので、軽量コンパクトな
車体にメインターゲットを当てたハイグリップ系をチョイスした時とは
違う意味で硬さや操作感が変わるので、別の車両ではまた違った乗り味に
なりますが基本的な方向性は同じだと思います。

これらを踏まえて車両とのマッチングと基礎確認が済んでからがタイヤテスト
開始となりますのでタイヤ単品効果では無いことを前提としています。

その他は車両のセットアップですが今までのままの設定にて空気圧調整のみで
初期感触確認をしていきます。温間基準がベースですが、気温帯や路面が先に
把握出来ての基準範囲が冷間でも確かめられている事が前提条件として有りますので
単に温間だからと言っても、気温25゜C前後では冷間時0.05から0.15下げが始まりで
昼の気温帯が30゜Cほどでも低い路面温度予想での場合から様々に変化するのが
空気圧でありタイヤの使用感の違いですので本来は走り出す前に確かめること
がスポーツバイクの基準です。


また一般的にダンパー調整後が良いと思いますが、空気圧の変化が大きい1日中の
間に空気圧以外の要素が初めての路面の状況にて合わせて確認して行く事は不可能ですし
安全に走行出来てが、始めに来てくれなければ意味はないのでツーリング途中は
温度帯の差を予測した分の調整のみで1日走っての感触確認に集中して行きます。

短時間の感想で終わらせては車両とのマッチングまでの評価にならないので
単にタイヤの印象を1日で出すのは出来ないと思いますので先ずは温度帯や空気圧等の
部分の変化に対して妥協点と限定された路面だけでは無く、変化のある中の路面での
一番良い点などを見つける事に集中してのテストとなっている事を意識しつつ
の私の個人的での今回のパワーRSでのテストツーリングです。


下写真2枚、パワーRS
新品タイヤ装着時点
ブレーキの状態も勿論、合格コンデションである事がタイヤテストの基準です。

前回のメッツラーM7RRの時点でテスト中のアクスルシャフトも同状況で使用します。




上写真前後タイヤ新品時




上写真パワーRSフロント540km時点
摩耗の仕方はフロントは負担が少ない乗り方と設定の方向性で摩耗が少ないのが
リヤに比べて削れて肌荒れが少ないのがサイドの面の荒れ方から解ります。
これはタイヤというよりも安定した操作法や車体整備、サスペンション設定などから来る
負担の少ない事からグリップレンジは落とさずにいても、こうした摩耗状態にしている
とも言えますので、乗り方次第、車両のコンデションの様々な要素で
摩耗状態も変化するのがタイヤにて現れてきますので
ブレーキング時強めに掛ける人、急な操作をハンドルに入力する人などから来る
摩耗の変化が同じタイヤの仕様でも人に、よりけりという所ですので傷めるライダー
とそうでないライダーとのタイヤの使用感での違いなどを生む所です。

単にフロントタイヤのメカニカルグリップが無く倒して曲げられない状態も
似たような感じになりますがペースも全然違いますし、前タイヤの温まり
具合が全く違ってきますので同じ様なバンク角でも温まるのと、全く温まらず弱い
当たりではコーナーリングスピードも大きく異なる物です。




上写真、リヤタイヤ
明らかに違うコンパウンド設定であるのがリヤタイヤの2CT境界での摩耗進行の仕方が
センター荒れ無し、サイドの削れ方は湿った路面とドライの路面半々での走行では
センターは濡れた場所では今一つグリップ感が伝わらないのに倒しこんで行くと
食い付き感が出ると言う湿った路面もドライの路面も明らかに違うコンパウンド設定
の差が感触として有りましたので同じ湿った路面なら、寝かし気味のバンク角が感触と
しては良い方向でした。
これらは加速方向にてトラクションの良い車体での場合ですが完全ドライなら
問題は有りませんのでパターンとセンターコンパウンド設定が他社タイヤよりも
少し硬めのドライよりであると感じます、溝深さも一番深いのがパワーRSですので
ライフは長いですが、サイドをメインに使うトラック走行やワインディング中心に
使うと意外とサイドの摩耗が早くなるタイプであるのが2種類のコンパウンドの使い方の
両立を目指したタイプですが中途半端と言えば中途半端です。

初、中級者向けでは突然の雨でもセンター付近から浅いバンク角での手ごたえを
欲しい所ですが、ツーリングレンジのパイロットロード4などからの入れ替えで
スポーツ性を楽しみたい位でしたら、もともとセンター付近はロングライフな
ロード4からの履き替えでは違和感もなくドライ走行メインでしたらタイヤの
スポーツ性を感じられると思います。


飽くまでもテストタイプの車両がスポーツ系の軽量コンパクトな部類が私の
メイン車種ですので、重量車体ではテストしていませんので方向性は分かりますが
ライフまで含めて大体の所しか解りませんとしか言えませんし、メンテナンス作業を
含めて見ている車両ではある程度は分かりますが、タイヤ交換だけをアドバイス
欲しいと言われても困るのが本当の所ですので、タイヤを活かす車体とそれらを
理解したオーナーさん以外は本来のタイヤ交換でのメリットは得られずらいのが
本当の所ですので、良い車体とハンドリングバランスのタイヤ状態である事が
スポーツの基準です。


今回のツーリングでの使用感と、走行状況です。

500km越えての全行程の中での振り分けは、高速道路を移動の区間半分程度としての
山岳地帯特有の狭い道を含んだ観光道路での混雑を避けながらメインより一歩狭い道
で様々な状況の路面が混在するルートを含めて、ツーリングライダーには、滑りそうで
怖い場所が半分以上は含む路面でスーパースポーツ系では超スローな走行となるのが
当たり前の道路環境での霧雨まであるハーフウェット路面から、路肩に苔の緑が
見える路面まである状況での実走にての厳しめのテスト実施となりました。

そんな感じの状況ですが当然ですが進入は控え目にクリアして加速体制では意地悪にも
がばっと加速しますが、ほぼ優秀な状況ですし剛性感が高いのでしっかりと食いついて
動きを硬めの感触で知らせてくれます、今回の様な路面コンデイションでは
ベテラン向けでの走行路面でしたがペースを下げれば問題は無い所です。

今回のタイヤテストには当店の車体フルメンテナンス済みのオーナーさんも2人
同行してレッスンしながらの走行でしたが (装着タイヤはBS,RS10です),
物凄く危なそうなコンクリート路面の濡れた下り坂の先がコーナーという所もありまし
がフルメンテナンス車両ではチョット怖いがOKで、通常のノーメンテ車両が同行して
いたら誰かが滑ってスリップダウンしていてもおかしくない路面も有りましたので
フルメンテナンス車両の実力が安心感として発揮されたはずです。

路面の綺麗な観光道路などではベテランでもビギナーでも問題はない感じですが
悪状況での安心感はBSのS21やM7RRの方がビギナー向けの安心感は出しています、
この辺りはパターンが縦長の線溝タイプと明らかに違うパワーRSでのライバルタイヤ
と同レンジとしながらもメーカーが違う味付けや溝タイプの違いが私の場合は
かなり違う感触となった所です。
乗り心地も他のインプレッションでやメーカーの試乗会では乗り心地が良いとの
意見が出ていましたが、スポーツセッティング方向の場合には、
個人的には他メーカーより自車両の車重ですとギャップの多い
路面では乗り心地が硬い方向です、180、55サイズ73Wレンジの規格範囲でも車両重量の
関係と扁平率や断面曲率半径の違いがサイズ違いやバイクの違いによって出ますので
この辺の違いは同車種の同コンデション管理とセットアップの方向での場合ですし
走行路面もかなり変化が大きい場面での総合性とします。

特にリヤタイヤの2層構造のセンターコンパウンドと下層ベースの周り方が
比較的に荒れた路面を含む一般的な道路などでは私の場合は硬く感じた所で
この辺りがジャーナリストがメーカーテスト時の良い路面での限定的なテストや
一般道走行テストでの車両を重量のあるコンフォートバイクに変更しての設定での
しっかり感を感じた所であると思いますが、路面の凹凸が大きい一般道走行では
他社タイヤよりも乗り心地が硬くかんじてしまいます、
パワーRSのセンターコンパウンド設定がライフをを上げるための硬めの
ゴムのシナリ方が軽量車体では湿った路面にてセンター付近でのグリップ感の無さが
出ましたのでパワーのあるバイクにて、足回りの硬めの車両ではもう少し重量のある
車体の方がバランスが合っていると言う方向です。


タイヤ単体重量はS21やM7RRなどより軽いのに実際のところパワーRSが
一番重いハンドリングバランスですので、これをアダプティブ構造の特徴的な
フィーリングで安心感はあるが、適度に穏やかな反応に振り向けて初心者には安心感を
ベテランには寝かしこんでサーキット走行でも楽しめると感じる事が出来るサイド
コンパウンド設定にて深めのバンク付近での食いつき感触をタイヤが表現しているので
軽量車体ですとシャープさが足りなく感じますが味付けのちょっとしたポイントで
はないかと思います。

直前に夏場でのテストしたメッツラーM7RRでの使用感は
ウェットにも強いM7RRが一番重量があるのにシャープで、クロモリアクスル
シャフトを含めて同条件としても軽量タイヤを履いている操作性を感じるのが
M7RRですのでプロファイルや溝配置、構造体の僅かな違いなどが産む接地感
などの総合性能がシャープに感じる事が出来るポイントであり、
タイヤ重量の問題ではなくバランスの合わせ方が操作性につながっていると
パワーRSをテストして付く尽く感じましたので、乗り味と単にタイヤ重量の
重い軽いで判断してしまいがちな評価になりがちな物ですので、実際には違うと
いう事が私の意見です。

パワーRSを厳し目に見た場合
安定型であると同時に中間からフルバンク付近はもう少し攻めろと感じてしまう
違う性格にして欲張っていますが使い方の上手いライダーでは両立させられますが
軽量車体の部類では路面グリップに左右されるので低グリップ路面では重量の多めの
スポーツ車両の方がマッチングが良く感じる事が出来るでしょう。

それらの中間がS21で柔軟性のある安定性とトップレンジを上げ過ぎない事であえて
抑えた中級者向けとした使いやすさがあります、中級者向けと言っても
とても高い位置のレベルにあります。 コーナーリングでのエキスパートレンジ
付近ではタイヤが逃げ始めてもうこの辺でやめなさいとインフォメーションを
返してきますので飛びぬけて凄い所は感じずらいのですが、全体的な総合点数が
高いタイヤですので初中級者には選択して間違いのないタイプです。


このレンジの3メーカーは似ている結果を求められていますが、
全然違う味付けであるのが3種類のタイヤテストを終えた時点で確認出来た結果です。

各メーカーのタイヤ外周数値や曲率半径の前後バランスや
構造とゴムの配合のバランスの違いが、このレンジのタイヤテストをして
確認出来た所ですが、エキスパートでの使用感の違いがある部分については
差がハッキリと分かりますが、どのメーカーのタイヤ一としても通常使用範囲では
全領域無難であると感じます。

各メーカーも全く同じ物は造りたくない考えにて努力しているところですので
良し悪しではない違いをみて、どの場面ではこのタイヤを使いたいと感じれば
それが一番ですので、複雑な路面ではどのタイヤでもここは足りないなどあり
全てを欲張るより合う方向を見て、どちらかを優先する事で反対の面は使いずらく
なるのが当然のことですので、間違った要求をしてはいけない物です。


走行路面も他ではテストしないであろう場所も含み尚且つ初心者乗り方をしたり
ベテラン乗り方まで変化させつつ行きましたのでパワーRSでは
センター部側がライフが高い2CTでの寝かせていった先のハイグリップゴムの
領域がググッと食いつくので安心感は高いので寝かせても不安は無く、
グリップ変化のヨレヨレ感もない感じです、フロントも同2CTですが今回のような
悪条件では出し切れない路面でした。

ちよっとした感覚が操作の癖に合う合わない
の違いですので癖による好き嫌いを出さない為の基準を設けて車両でのマッチング
バランス等の確認の為の今回の走行テストでの感想ですので、
個々の車両での違いは出ますので自身が選んで失敗も良いも操作法、車両コンデション
のトータルバランスなので優れたタイヤと相性の良いタイヤは違いますので使い方次第で
ある事、その車両に乗らないと確実には解らないのが現実です。


ミシュランパワーRSのチョイスでの利点

① 完全ドライからライトハーフウェットまでの比較的綺麗な路面
  上級者であればハーフウェットでも安心のコーナーリング

② センターコンパウンドの摩耗はロングランでもライバルタイヤより一歩上
しかしながら乗り心地が一歩後退、軽量車体での場合のみ確認、他は不明。

③操作性などリーンからバンク中への移行する手応えは同系タイヤでは
 安定方向で特にリヤタイヤ
 2CTの分割位置も適切です、コンパウンド設定は極端に離れていますが移行する
 特性も自然につながっている

④ フロントタイヤの舵の入り方はシャープ過ぎず、リヤタイヤに合わせて
  寝ていく穏やかな方向にてドライではより安心感がある。


メインターゲットは中級者向けで軽くスポーツを試したい人に合っていますが
サイドコンパウンドの仕様と構造的な部分の安定性は上級者も満足してしまう
事が出来るタイヤですので後出しの新型タイヤである部分であると感じます。

このように幅広くなりますが、路面コンデイションや使われ方に左右されるので
どのメーカーが優れているという事よりも使われ方と使い方の違いに良く感じる
部分はこのメーカーであるが、こちらのコンデイションではこのメーカーの方が
良く感じると言った味付けの差であり、車両重量や使用環境、路面コンデイション
等の全てをタイヤが網羅出来る訳はなく使う人が良く感じたり、悪く感じるのは
市販の規格範囲で様々なタイプの車両に履けるサイズでは相性が合う合わないが
出るのは当たり前の部分である事と、目的がずれてしまう、どっちが優先的に
すると決まらずにチョイスしても範囲内の話しでは良いが、更に上の部分も
たまに欲しいと欲張るので有れば、どちらを優先順位にするのか決めなければ
車両も体力面も含めて中途半端になりやすいタイヤレンジではありますが万遍なく
中間で有れば良いと理解すればパワーRSの初中級者、上級者もチョイスの選択肢に
入る理由になると思います。



パターンはミシュランタイヤである事が分かりやすい顔ですね、現行のタイヤでの
チョイスの基準は値段が関係なく、純粋に乗り味などの他、使用条件として
一番欲しい部分の目的が分かれば各社の特徴が似ているようで個性が強い部分も
やはり違いますので使う状況、条件などを絞っていくと選びやすいと言えますが
実際にはしっかりと解る人にチョイスしてもらう方が確かです。
タイヤグリップとは単体グリップではないと言うことと生かせる車体が本来は
先に必要である物です。



最後に安全の確保の為に多彩な意見がある事は現実ですが、最後は心構えと
何処の道路環境にも安全は無いと自覚して走る事に尽きるのではないかと思います。

先日の高速道路を走行中の2輪車に大型トラックが携帯電話を凝視した為に
追突してライダーは死亡との記事がありました、トラックで無ければ衝撃も
少なく助かっていたかも知れませんし、プロテクターの性能の強いものを
装着していればもしかしてや、車間距離の少ない挟まれ方の走行をしていなければ、
大型トラックのマナーが等々、結果として起きては行けないし、安全を周囲の
場面や状況から次々と変化が起こる環境を2輪車では自身が考えるのが最後の
安全につながると考えますが、複雑な現代の交通環境を携帯電話一つで便利にしたり
台無しにする事があると言う事実、歩行者でも一緒ですがもう少し便利さと
大切さの違いを意識してもらえるとこうした事故も防げたと感じます。

一番大切な部分の基本を忘れないでいて欲しい物だと考えさせられます。



2017年9月21日木曜日

P.E.Oクロモリアクスルシャフトの取付調整+メッツラーM7RR夏場のテスト

PEOアクスルシャフトの装着

テスト実施車両にはいつものようにD848evoです。
比較前に注意点として、一般の方とは取り付け作業の仕上げが全く違う為に
単純な変わったことではなく全体のバランス面からの良い作用面と反作用面と
ポン付けでの比較では無いので一般の方の基準とは違う面もあると思います。

ホイールベアリング側、ディスタンスの調整からホイールアウター
ベアリング座面修正などの他、フォークレッグのシャフト取付調整等、可能な限り
ノーマルのシャフト時点でポテンシャルアップをしてありますのでハンドリング
や抵抗値、燃費向上は既に上がっていますので、ここからの違いなどシャフトの精度と
剛性の違いは確実に操作性に出ますので細かく見ていきます。
既に一般の方の車両にPEOシャフトの単体取り付けをした状態を越えていますので
単純な比較にならない事を踏まえて確認していきます。




ノーマルのシャフトの精度はバラつきが多くベアリングクリアランスも
PEOシャフトの精度の方が0.02mm平均的に上であることも最初から違う物である事が
分かります、これらの微細な違いでも
タイヤ外周半径までのブレに換算すれば深溝ボールベアリングの等級や使い込んだ
ガタ分を合わせると少なくとも0.14mm程度はガタとして現れますので路面からの
キックバックやうねりに対して変化しながらタイヤが転がろうとしますので、
これだけでも転がりながら左右に外力の圧力が変化する円周回転バランスの
起こっているタイヤがギュギュっとこじられるのでハンドリングも落ち着かず
タイヤの転がり抵抗も増えるので当然ですし、燃費にも影響が現れます。

しかしながら帳尻合わせの状態の車両ですとシャフトの精度が上がってからの
剛性の上がり方により乗り心地が硬くなる症状が出ますので、根本的な原因を
解決してからシャフト交換した方が良いのは確実である事とシャフトの精度分の
ポテンシャルが半減しますので性能をしっかりと発揮して欲しい場合は
単独での取り付けよりも他のメンテナンスと同時が良いでしょう。

何が優れていても取り付けの問題や使う目的と使う場所など様々な条件により
優れた部品でもバランスの取れることが大事ですのできちんとしたバランスも
出ない状態やポン付け変化には意味はないと考えていますので常識の範囲内で
素材利点があるが10万円代のチタンシャフトと2万円近辺の価格帯での
PEOシャフトの性能差はあるが精度耐久性を踏まえて取り付け作業での適確な
状態を維持させる事でのバランスはコストやユーザー側をしっかり見てくれている
商品ですので、安全面や省燃費効果以上に造り手の確かさが良いと思います。


アクスルシャフトの交換で燃費向上と操作性の向上にて特許も取られていますので
商品自体は間違いのない物ですので誰でも簡単にメリットがある事は、車体バランス
など専門に行う私の場合は取り付け作業前からシャフトの出来具合を見ればPEOさんの
シャフトが良い商品であるのが簡単に分かります。

手軽に1本のシャフトで上げる事が可能なPEOさんのシャフトはサンデーメカニックや
手軽にしたい方には効果の高い商品です。

注意点はやはり車両のコンディション低下や取り付け作業の程度により変化の違いや
最大のポテンシャルを発揮させられない取り付け作業ですと、うまみは出せない事です。
良くなったと感じる事であればノーマルの状態が崩れている証ですのでこれらを
改善後にアクスルシャフト交換を私の場合は勧めますし上がり幅は全く次元の
違う事ですし、ポテンシャルアップにもバランスとの兼ね合いになるので
シャープ過ぎると感じる人もいますし、ノーマルの車両側がノーメンテ過ぎて
緩慢なハンドリングを示している車体ではシャープに動くことで良く感じるはずですので
現状車両側の状態によりけりが一般の方の単品効果であると考えられます。

現行のスポーツ車両とシャフト径の細いタイプでやソフトタイプのサスペンション
のタイプなどの他細かい点の違いも車種やタイヤのチョイスに対して変化の違いが
出ますので今回の私の個人車両でのテスト実施と結果には、一般の方とは大きく差が
開きますので個人的な意見としての記載として行きますので、剛性の変化に対してや
タイヤの銘柄などの他、テスト実施路面状況などを一定の基準を設けていきます。

ロードバイクでの感想となりますので他カテゴリーでの評価はしませんので自身の
場合としていきます。












装着タイヤはMETZELER、M7RRにてロングランでの感触確認にて。


  ハンドリングは幾分シャープな方向に変化してきましたので、空気圧とダンパー
  セッティングの微調整が必要となります、こちらも現在のセットアップが
  1年前から何も変えていない私の848の状態での変化です。
  何も変えない理由はステムのOHやベアリング類のグリス切れの無い状態を
  キープしている事と、途中テコ入れも有りつつの状態での基本性能を出せての
  セッティング変更なしと出来る条件です。

  注意点は
 ① 一般車両ではかなりシャープに感じることが出来ますが初心者には
  向き不向きが出ますので確実な取り付けと微調整が必要です。
  路面の凹凸の複雑な時で振動の範囲とバネの振動波長が一致するような
  路面ですと比較的穏やかな設定のサスペンション設定でもふれ始めが
  比較的高い確率で出てきますので苦手な路面コンデイションが出ます。
  スーパースポーツ系では安定した路面コンデイションでの使用に
  合わせてのタイヤセット、諸々のアジャストが足りないと過敏に
  感じますのでライダー側の操作法や感じ方の差が大きい事もあります。


② 滑らかな回転のタイヤのお陰で他のエンジン音などの騒音が気になる位に
  タイヤの騒音が下がっているのが分かります、個人差が有りますが私の
  基準での判断です。

精度向上の上がり幅ぶん、騒音が下がったことが微小ですが確認する事が出来ました。

比較例としてタイヤ騒音が大きい4輪車では路面の変化が騒音として直ぐに分かる
のが速度レンジ40Km以下と50km以上では自分が運転手である時でも、歩行中でも
タイヤ騒音から後ろから来る車の速度レンジやタイヤの硬化率、パターンの種類
車重の違いなどの音量が大きいのが田舎道ではとても良く確認出来ます。
車の場合ですとタイヤの騒音がパターン以外での発生が大きく出る部分が
ジオメトリーでのトーイン、キャンバーなどから来る事はベテランのメカニック
では知って当たり前の事で、燃費悪化、タイヤ変摩耗の元である事は基本ですので
車検時などは最低限必要なサイドスリップが規定範囲内が基準です。これらは
日々変化がある物ですが、重要性を感じている人は少ないのが現実です、

2輪車も前後ホイールを外して組むだけでもジオメトリーずれが発生する事は
組み立て技術からも来ますし、本体のフレームなど寸法公差も設計上数値
にて正規数値であっても組み立ての技術不足であれば曲がったフレームの
性能と同じかそれ以下の状態に落とす方法で組み立てしまうのが、技術不足から
簡単に起こってしまうのでブレの原因やタイヤ摩耗、燃費悪化の原因につながる
物です。



 取り付け時の座りが良いのがPEOシャフトを仮組みした時点でナットなどの
  固定していない時点で確認出来ますので位置関係をシャフト単品で
  かなり修正されているのが目に見えない細かい出来の良さから感じられます。
ノーマルのシャフトでは正確な締め付けを与えるとかなり変形をしていましたので
タイヤテストなどで月に一度はばらして組み直しの私の場合はフォークレッグを
傷めるので変形率の少ない事での作業性が上がるメリットが出ます、がしかし
精密な分、相手側をスリ傷を着けるリスクが増えるので取付の丁寧さも必要です。


④こちらは一般的な取り付けや全体整備では無い場合でもPEOさんの取説にある
メリットはこの金額で得られるのは他のサスペンションパーツに比べて
高いパフォーマンスを出せる事です。

タイヤチョイスの問題も有りますりので次の比較タイヤはミシュランパワーRS
として同様な内容にて確認していきます。


デメリットも使う範囲により、また設定や取り付け作業により出ますので
今回は現時点でのデメリットが出た部分も書き出します。
正確にはどの辺のポイントで使うかにより差が出ますので、ゼロポイントシャフト
を取付ける車両タイプと使い方による変化の違いという所ですので
良い部分の相対性と路面状況での確認としますので、タイヤの比較などと同様に
車両コンディションが響きますので私の評価は一般とは違うところに位置しますので
飽くまでも取付ける車両コンディションと他の変化に差が出ますので単なる一般比較
では無いので注意して頂きたいです。

①スーパースポーツ系の場合ですがトラック走行に合わせて行く仕様ですと
 シャープな分ゼブラ路面などでは不安な部分が多く出てしまいましたので
  平地の良好な路面状況と運動能力に合ったシビアなセッティングを理解
  出来ないと合う合わないが半々となるのがスーパースポーツ系の特徴です。

  普通の整備管理で留まっている鈍感になった一般車両ではシャープに
 なって軽く操作性が良くなった感想が多いのが実状です。
  
  材質変化と剛性のシナリ特性の硬さから来る変化に敏感な人は一般道走行でも
  乗り心地が悪くなりますので、ステム周りも含めて調整が必要ですので
  一般の方は難しくなるのでスポーツ系の車種では相性が別れる所です。
  この辺はチタン合金にしたから良いとは限りませんので使う目的と路面の
  対比の他、車体の設定の細かい点まで行く必要性が出てきます。


② こちらは良い悪いでは無く、シャフトに対して取付ける相手側の状態で
  馴染んで更に良くなる事や、悪化する事も有りますので2セット目の
タイヤや今後の取扱いによってPEO、ゼロポイントシャフトの総合性能を
見ていきますのでもう少し時間をかけていきます。
CBR900用の細いシャフト径のタイプも同時に注文しましたので今後のテスト
実施として行きますが、細いサイズの標準のCBRですと車体剛性を上げて行っても
フロントタイヤの逃げがブレーキング時に感じられて攻めきれない部分が確認する
事が出来ていますので、細いタイプではよりスポーツ領域が現代のタイヤにて
引き上げられている部分を相対的に良い方向に行くと感じます。

最新のスーパースポーツ系では領域が上がり過ぎてしまうので切り返しの変化や
燃費向上のメリットを活かすだけでも良いかもしれません。


現段階の結果としては良い車両では余り変化しないのが、正しいことですので
相性の良さは確かなシャフトである証拠ですのでこの辺の書き出しは
一般の方とは評価点が別ですので、一般的な良いよりは、かなりの違いでの
余り変化がないと言った方が良い表現ですが、この辺も実際に乗った感触と
記述の文字表現では別になりますので、本来のシャフトの能力を出したい方には
操安やサスペンションのプロフェッショナルにての取り付けと現況使用に
どの方向性で使い勝手を求めるかにより全体のバランスを出せることが重要です。

剛性を出し過ぎたアクスルシャフトや高価格帯のチタン合金商品にも
使う目的と相性が良い悪い部分が必ずや有りますので、1点の部品の造られた
目的範囲と取り付けたベース状態がどちらに向いているかにより部品能力の
出かたが変わったことによりメリットに成る部分と反作用力がデメリットに成る、

どちらになるかはベース状態に左右されますので、こうした剛性パーツに
関してはベース車両のコンディションの基準と使い方によりけりになりやすい
商品ではありますが、タイヤとて同じ事ですので余りにもレベルの低い取り付け
だけは避けて行く事が大切です。


追記にてシャフトテスト時の装着タイヤの夏場の使用感です。

メツッラーM7RRの夏場の使用感は848EVOでは冬場の使用感の手応えよりも
幾分シャープではあるがレイン特性の良い方向のタイヤでありながらヨレヨレ感は
一切無しの夏場もしっかりのタイヤで使い勝手が良いので私の場合は常用タイヤの
選択にM7RRを選びます、ライフよりも一般道走行の総合バランスが良いのが
選択の理由です。
温度帯が低くても高くても安定した特性と手応えを感じさせてくれるので適度に
コーナーリングを楽しむのに自身とバイクに合っているので普段が楽しい
のが攻め過ぎない一般道走行には必要ですので、カテゴリーではスチールフレームの
軽量車体の馬力が130馬力程度の車両にはベストな感じです。
200Kg前後のスリムな車体の特性を生かした仕様のバイクにてシャープさと
しっかり感を保ちながらちょいとコツコツ感の乗り心地で、ゼブラ路面での
場面以外では至って滑らかな転がり感なので溝の多めなのが気にならない感触です。

パワーRSでのテスト後に書いていますので、キャラクターや味付けの差が
とても大きく違うのに現実的な使われ方では、ライフグリップレンジ等の求められ方
は同じである事です、某タイヤメーカーの知人も私と同じ感覚からの評価ですので
M7RRがレイン寄りとされて、しまいがちなのは勿体無い感じであると私と同意見
なのが玄人側の意見だと感じてしまっています。

2017年8月31日木曜日

MVアグスタ ブルターレ800RR 新車のクオリティアップ(目に見えない)

MV AGUSTA BRUTALE 800RR
まずは新車の状態で軽く試運転確認後に、慣らし運転と少し乗りなれてから
気付いた所が有ればやりましょうとオーナーさんと話してからのあっという間に
3か月で3900Km慣らし終了となりましたので、今回の作業施工となりました。

上写真
アッパーメーターバイザーのこの小さな状態ですが、抵抗力、ヘッドライトより流れ
など上体を伏せない位置にて非常に効果が高く、大きさ位置などデザインとバランスが
良くこれ以上大きいとネイキッドの良さをスポイルしてしまう感じがしますので
ブルターレならではのデザインからもので、他のネイキッドですとビキニカウル
やバイザースクリーン等の取り付けとなりそうですが、スタイリングデザインから
来るエアロパッケージなので中途半端な物が付くと格好が悪くなる車両であると感じ
ます。
細かい点でのドラックと成型上のヘッドライトとバイザーの隙間のデコボコ部分と
アルミ網目部分等、空力特性の改善点はありますが車体のバランスがある程度整って
いる方が車体の基本操作に対しての圧力バランスを利用したり邪魔されてしまう部分が
分かり易いのでトータルバランスでがこうした小さいパーツの合算ですので
ある意味ではフルカウル車両よりも難しい事も有ります。
ネイキッド車両ではこうした小変更から車体パーツの取り付けや交換での
バランス崩れでの操安不良を、困って相談される方が非常に多くいるのが
現状で直進の高速道路でも不安になる車両が多く、より良いと言われる
軽量化や運動能力を上げるパーツの取り付けなどバランスの取れない
組み合わせをしてしまいがちな上に肝心なところが手付かず等の不具合が
多くタイヤを新品に交換したら上手く走れない車体となりタイヤの相性の
問題が露骨に出ることもあります。

静止状態でもおかしいと指摘
する事も多々あるのですが、慣れから来る非常に危ない操安ハンドリング
に変化した車両では体力勝負でしか乗れない状態ですので疲れる怖いの
ライディングでしか有りませんのでこうした事が単なる交換や取り付けで
終わってしまう事から起こりますので全体のバランスが取れずにいる所に
人間側の体力が釣り合わなければ尚更扱いずらいバイクになってしまいます。

空気気流関係は人間の体と衣類、バッグ装着、ジャケットのサイズや生地表面硬度
パットの張り出しも速度域の変化に対して複雑に絡むので小ぶりなカウルやバイザー
装着のネイキッドスポーツでもバランス良く合わせ込むのはウェアやヘルメット
それら以外でも疲労や走行バランスに関わるので走行距離やスピードレンジを
考えてのウェア、ヘルメットチョイスが安全に移動できる為の大切な部分です。
勿論ですが暑さや寒さ対策も含んでいるのが同様に来ます。

フルカウルでも運動能力とバランスを取るときに必要と
成ってきますので綜合で欲しい空力特性と防風目的での高速道路用途等の目的の
スクリーンや大型カウルの装備が標準のツアラーでは方向性が違うので間違えやすいと
言った面が大きい部分です。

ここからはメインの作業となりますが、一般的な作業では無く下地処理の為の
地味な手間をを加えないと単なるオーバーホールで終わってしまう事で、
本来の姿が浮き上がらない整備で終わってしまう、味わいや優れたバランスに
持って行く事は出来ないので部分的なヶ所でもとても大事な作業となります。

出来上がりを自身の要求を超える事を目指しますので、既に納車済みですが
一般の人がやらない整備でしか味わえない、地味に凄いをオーナーさんには
味わってもらっています。




薄っすらとセンターシャフト接触部に錆の発生初期の状態が確認出来ます。

初期なじみの鉄粉の為の変色した
グリスが弾力のないヘドロ状態ですので、新車だからこそ必要な部分でオイル交換と
同じ感覚でが本来の機能を出す元です、組み立て技術と油脂類の性能を出せる
状態がバイクのポテンシャルの高さとなりますので、人間だけ頑張る乗り方では
痛めつけてボロボロのバイクになってしまい、乗りやすさとはほど遠い状態と
なりますので
この様な先取りの整備を求めてからの,安全にスキルアップを求めて行く順番が
正しいのですが、この辺は意識の向上が無ければ先に来る事はないのが現状で
すし整備を使い方や費用面だけで決めてしまうのは使う人次第ですので、
このレベルで乗りたいと言った所の目的を外れてしまう整備管理では
アグスタのオーナーさんの求める所に上がれない事や私のアドバイスも
単なる意見ではない事を理解できないと、本当の意味での味わいや
乗っていて楽しいと感じることは難しく、短時間のチョイノリがやっとの
レベルが一般的な所で、一般道走行でもサーキット走行でも同じものです。


乗り味や心地と言ったある意味、
解りずらい内容の整備を安定走行や乗りやすいと言った味付けを分かって
実践する事でバイクが楽しいとして行く方向ですので安心感が何かを
理解しつつ徐々にスキルアップをして行くスタイルでと言った考え方を実践する
事が私も同感である事です。

今回の作業では部分的なヶ所ですが
新車でも乗り心地がかなり改善出来る内容の手の込んだ整備と特殊作業を組み合わせた
事で乗り心地以外のメリットも同時に上がりますので新車のパーツの持ちや
ツーリングでの突然の雨や普段の湿度に対する影響も軽減出来ますので
落ち込み始める前にする事で乗り味や本来の機能を発揮して乗りずらさがなく
バイクとの一体感が増します。

作業前には、シートが硬く座りずらい感じや滑りやすいと言った落ち着きのない
座り心地でプリロードもかかり過ぎていた感じが緩和され、乗り心地が良いだけでは無く
サスペンションも、しなやかに動いてくれましたので少しだけ設定を変更しましたが
乗り心地が良い方向なので圧縮側ダンパーを少し
強めにバランスさせても大丈夫なので少しスポーツレンジが上がっても安定走行
させつつスムーズになった動きにノーマルのサスペンションをバランスさせましたので
踏ん張りは上がったがゴツゴツは排除した乗り心地になったことで、2時間程の
ショートロードテストですが今回、田舎道の厳しい路面を各種類含んだ
同行走行で確認できましたので、私自身もオーナーさん同様に別のバイクに
なった変化に対して高得点評価として良いと感じました。



雨の中を走行していなくてもひどい状態の錆も出ますので雨天未走行で何も
しないなど、錆の発生は湿度と空気循環等の滞留の悪さからのものが半分以上
となる事も事実です、雨天も走ったので定期的にやりましたという、バイクの
ほうがポテンシャルが上である事は今まで整備したバイクのほぼ全てですので
それらからの乗り味やハンドリングバランスでがバイクの楽しみであると考えます。

初期の部分整備ですのでまだまだポテンシャルは上がりますが現在の使い方や
メンテの頻度が有れば小さな部分の改善にてスキルに合わせられますので
ブルターレの特性やパワーバランスを上手に引き出して慣れて行く方向が
こうしたミドルパワーバランスのバイクでは可能な所です。

但しクラッチレバーのガタガタ等のクオリティーが足りないのが操作性を
阻害していましたので、まるで50ccのレバーを握っている様な部分は要改善点ですので
今回の作業に追加として提案した所です、調整後はとても良い握り感とダイレクト
な反応で発進時や半クラッチの強いられる場面では操作しやすくなりますので
余分な滑らせかたもしないのでギクシャクせずに断続する事で本体にも優しく
なります。
こちらも単なる調整ではなく既に削れてしまった部分の合わせ面の処理から
始めてシム調整、取付のボルトナットの締め合わせ調整後に握り始めから全握り
のストローク中の指の運動バランスを取る事がきちんと出来ることでクラッチの
断続の正確な情報を掴みつつコントロール出来る事で部材に優しくスムーズに
ライディングフォームを維持出来る基本であり、意外とこの部分が正しく整備
されている車両がほぼ少ないのが実状で数百台に1台もしくは新車でも
合格コンデションは少なく、この部分は必ず私の場合はメンテナンス作業
の大切な一部分でありテクニックの土台であると感じます。

運動能力で行ける人以外、ある意味ではこれらが出来なければテクニックなど付かず
動きの中のタイミングでバイクに乗り慣れると言う方法に変化しますので
様々な場面やコンディション変化に対処する範囲が狭くなるテクニックと
呼べない物となりますので、大事なことをやる事が出来ない整備管理では
危ないだけですとしか言えませんし、レベルの高い整備管理は安いコストでは
無理ですが後々のコンディション維持でのトータルバランスで見る時と
使用中の気持ち良さを同時に得る為には必要ですので、これらは先に来る
ことでしか得られない所です。




オートシフターだからと言ってもATでは無いので発進停止の操作性がクラッチの
フェーシングとプレートの当たり着け等の変摩耗を防ぐための大事な部分ですので
適切な操作が出来る事が基本ですのでこれが出来ていないとオートシフターの
作動方向でのつながりや滑りにも影響しますのでオートシフターだからこそ
気お付けなければクラッチなど簡単にダメにしてしまう物です、ダメと言っても
壊れる程ではなくとも、とても使いずらいやジャダーの大小など、便利さの
裏側にある基本が使いこなせての装備であるものです。









部品の供給に関してMVアグスタ本社工場の体制が安定していない様で前モデルで
も現行の外装部品に変更されてしまったり、消耗品関係が安定して入荷しないなど
取扱店でも苦労が有るようですので、なるべく新品時の状態を維持出来る頻度の
メンテが必要に応じて出ますが、他の車両も同じですので、この辺は
日本でのディラーに新車を卸している日本代理店の能力とメーカーの体制が
後々に響きますので修理をする側としては、国産車と変わらない構造的な部分は
手入れ次第で持たせる事は可能ですが、ラバーパーツやデザインパーツ等の
車種独特の物は難しくなる事は有りますのでその辺りの注意と初期の組立不良が
出てしまうと不具合の原因となり、
まだまだあるのが海外モデルの現状であるのは確かですのでそれらの
パーツ待ちの部類に当たると時間が必要となりそうな感じです。

2017年7月22日土曜日

アンダーステア、オーバーステアからのトラクション不足の普段の状態がそのままスポーツレンジの能力です。



まずは当店の車体メンテナンス作業を行ったGSX-R750L1車両の乗り味
報告をオーナーさんに頂いた、様子を書いていきます。

完成して1か月程経った辺りで動きの微調整をするかどうかを
GSX-R750L1、オーナーさんに遊びがてら寄ってもらいましたので、現状の
普段使いのレベルでは丁度良く、というか前に比べて乗り心地が低速走行でも
上がっていてペースアップしても硬さは無く、尚且つしっかりと曲がれる
との事ですので今後は今まで走ったことのないサーキット走行にチャレンジ
してもらう事を提案しましたので、現在、未交換の装着タイヤの悪い部分が
出始めている摩耗状態ですので、確認する良い機会です。


今の摩耗進行したタイヤをどう使うか、もしくは新規タイヤの選択をするのか
をアドバイスするのにも今までと違う走行をしてもらうことで解ってきますので
ライテクアップの為の姿勢やホールドポイントの体力基点に足りない部分を
見つけ出す練習をすることで足りない部分を確認して、色々な乗り方を試しても
バイクがふらついたりスリップダウンしずらい安定性を持たせていますので
純粋に練習をして確かめる事ができますので楽しんでもらいたいと思います。


別の副産物の報告も頂きましたので書きたいと思います。
単なるエコランで得られたものではなく普段使いのレベルでの比較です。
GSX-Rの整備にて今回はエンジン関係のオイルやプラグ、エアクリーナー等の交換は
無く、点検のみで交換作業はしてませんので車体整備での燃費の向上率20%以上の
報告を受けて
私自身も駆動抵抗削減にて燃費の向上率は今まで確認して来ましたが、乗りやすくなる
為に開け過ぎで燃費向上よりも走りやすさや楽しさの向上で見ていましたので正確に
落ち着いた走りでロングランテストはしませんでしたし、マイクロロン処理も
まだしていないのに20%以上向上は嬉しい報告です、それだけ車体整備で
ロスを減らすことが実証実験出来たと言う事ですし、出力特性からのアクセル開度が
小さく済むロスのない車体で安定したアクセルワークが出来る車体であれば
2割増しの燃費向上が今回のような普通の人はやらない整備調整をしたことから
生まれた維持費用を削減出来て調子が良く楽しいを先に求めてもらった結果ですので
今回の副産物は私の予想を上回るデータでしたので嬉しい限りです。

普通に燃費向上の部分をエンジンなど燃料系統、点火系統、吸気、オイル系にて
上げるのが一般的ですが、他ではアクスルシャフト単品効果など、いずれも単独では
効果の実証のある物でもいきなり2割増しと言うのは私も確認したことはないので、
燃費向上に主眼を置かない車体やハンドリングアップの過程で上がった今回のような
全体で2割以上向上にて運転しやすさなどから来ての、調子が良く更に楽しければ整備
費用も無駄では無く、かえって対費用効果からの意識の向上が本物の整備から来る
安全や楽しみを持たせてくれます。
単に整備と言っても消耗品交換程度から上がって行かなければスポーツレンジに
いけませんので自分の行きたい目的を体力面と組み立て技術レベルをしっかりと
見ることが大切です。

当然ですがパワーの損失がエンジンだけではなく、同等以上に車体各部から有り
これらが操作性と乗り味に現れて居る事の実証である事がオーナーさん以上に
私が再確認した事、基本を忘れない事の大切さが結果に現れた事です。


ここから今月のお題です。

必ずや同じに成る事は有りませんので、飽くまでもバランスのとれた状態になる
事が前提の物ですので領域の中での守備範囲がどのポイントに合わせたいのかに
開きがある事となりますし体力面からも路面状況からも様々な小さな違いがある
事を理解してください。
スポーツバイクの(ライトウェイト車両も)スポーツ走行を気持ち良くこなせない理由が
年式問わず、能力の範囲で有りますのでこの車両状態の基本が低い整備レベルでは
ツーリングの途中の気持ち良いコーナーリングでも安全にこなせないのが当たり前です。

200Kg前後のスポーツ車両の一般的なオーナーさんから、250ccのスポーツバイクまで
含めて話を聞くと良く曲がり操作性が良いと思いますと感想をもらいますが、1万キロ
以内の高年式車体でも崩れ過ぎでダメな車両が多く、軽く扱いやすいのは手入れの
無い5年以上経過した車両などと比べて? と聞くのですが、ほとんどが自分のペースでの
話で交通環境や知らない道では怖いか、ペースダウンが迫られるバイクは状態が
悪いからだと説明してもピンと来ないのが普通と言えますし、一般的な普通は
危ないと言う事を認識不足している方が多いのが現状です。

曲がりづらい状態、一般的なアンダーステアにて、この部分は
機械本来のアンダーステアの事では有りませんので間違わないで欲しい所です。

ライテク雑誌でオーナーさんの車両の状態の悪い部分は説明書きは有りませんので
純粋にテクニックが上がることは無くオーバーアクションにする事で自然に
乗っていた時の力加減で動かないバイクを動かすためのダメなバイクを動かす
方法を少し違ったテクニックとして説明してしまい、曲がるきっかけにして
しまうので何処でも同じ様に乗っている方も多く、やる動作が遅れるタイミング
の高速側やブラインドコーナーでは結果として同じコーナーリングになりずらい
又は同じにならない事です。
初、中級者の場合最初の頃の扱いかたが出来ないうちは足腰の力加減がうまく利用
できない限定的に必要な時期だけにオーバーアクションにて荷重の掛けるきっかけに
利用する、こう言った教え方も仕方なくしますが自然に出来る時期には逆効果になる
事は明確ですのでなるべく早い時期に正しい操作法の基本ができてから応用物理に
移行することが大切です。
自転車の初期の練習と基本は一緒ですので
補助輪の付いた自転車でペダルをこげる位バランスを取る事が出来た時点では
補助輪がついて傾ける操作の邪魔をし始める時点では取り外して
傾けたり体の重心バランスを取る事に集中して行きます、段々と安定して来た時に
は入力の方法などの次の段階では、きちんとした方法に切り替えて行く事が
機械の論理的な動かし方の基本となってその先は応用や様々な場面において
適応性を理解して行くものです。
途中で機械側の正常に動作しない現象にも左右されつつ行きますので例えて
自転車のタイヤの空気圧が低かったりスポークの調整が悪い時など、その時の
バランスに集中する為に、安全確保までには進めずにいる事がオートバイと同じで
ある事を認識せずに教えても、先に行けないその場しのぎの対処法でしかない事です。

機械を扱う事ですが、稀に運動能力だけで出来てしまう人と同じでは無く
基本的な機械の原理と構造に自然の相対性理論を上手く合わせることが同じ
ベテランになった時の差が大きく違ってくる部分です。

速度レンジが
上がれば体力が必要な要素の部分へ上がってしまい本来の機能からの操作性では
無くなり、機械物理的な要素を理解していない、ただ速く走れる人によくある
教え方が脱力して、背中を弧を描いて肘を曲げるなど単なる椅子に座ってお尻に
体重を預けると言った方法ですが、お尻に体重を預ける事、事態は合っていますが
限定的な事と単一方向性であり車速や加減速の方向性など変化する入力変化に対して
は、こうした覚え方を先にして癖にしてしまいがちな初心者やビギナーに
錯覚させ過ぎると、体力依存のフォームに変化してしまい、いつまでも伸びない
テクニックとなってしまいます、背骨の角度やシートへの入力時の骨盤の方向など
の他、骨盤だけでは足りない時の足の使い方など様々な変化に対してバイクの入力、
外力、反力に対応する基本を大切にして行く事が大事です。
良いテクニックは整備と調整からくることがトータルバランスであり基本です。

プロでも様々なやり易い方法による事だけで、構造、物理的な動き方を
無視した、散々慣れた事から教えてしまう間違いの下記の一例です、
コーナーの手前でブレーキレバーを握りつつアクセルをあおる動作の時に
ガタがあるブレーキレバーはアクセルをあおるのに丁度良いなどと教えていますが
こう言った教え方が根本的な間違いから来ます。


機械部分の渋さ
による動きの悪さ、ガタの大きい後の振動や加速度の上がってしまう急激に変化して
しまう動きに対して対応する人間がバランスを取ろうと頑張り間違った操作や癖を
覚えてしまいますので、徹底的に身体だけで覚える方法を取り続けるのであれば
構いませんが、これをこなせるのは若い世代で尚且つ数パーセントいるかですし
実際に私自身も年齢とともに同じことが出来ない事を実感しつつ30代前半までの
整備設定では同じ様に乗れないのが分かっていますのでバランス良く体幹と筋力に
合わせていく事で疲れやすい状態を緩和する事での安全運転に向けられる方向と
なります。


きちんとした整備とバランスを取る事で
体力温存し易い設定でありながら若い世代と同等以上になる事がバランスを
求めた結果として得られますので安全で楽しいと感じながらの走行となります。
速く走る事だけでは無く安全性を重視する走りでロスが無いので時間的に同じことが
早くなったという事で、タイムを詰めるや最高速度と言うことではない気持ち良い
走りは意識の向上があって安全に走れることですので、意識の向上が無ければ
何をしても危険度は下がらず、結果として放置され不具合対応の繰り返しに
なります。


単にワィンディングや峠道で飛ばせるのは先が見通しが良かったり路面と幅広い
場所や常に整備不足でも速く走る人について走る事である程度は上がっていきますが
その分危険度や凡ミスが増えて行きますので、それらが原因で事故多発道路では
二輪車だけ通行止め区間道路の処置がとられたりしていますので、安全意識の低い
走行をしたが為からの事故を経験している人も多いはずです、怪我をして乗れない
や修理代を出せないのはオートバイをダメなバイクとして使っての結果からですので
途中の無駄遣いや先にメンテナンス作業をしていれば良かったと思うものです。
安全と整備不足はイコールであり峠道でもサーキット走行でも同じ事です。
乗りやすいバイクで練習をしてコツを掴むのと、整備不足の自車両で行うのでは
違ったコツとテクニックになるのが本来ではないかと考えます。


Uターンが苦手、足を早く出さないと振らつくので止まるとき不安。
元々スポーツバイクのハンドル切れ角の問題で狭い道ではUターンや小回りが
得意ではない物でもバランス良くハンドル操作と車体を動かせれば可能な道幅
が有り、ベテラン以外は自然に曲がれない道幅であれば操作性の下がった状態では
厳しい道幅でバイクにまたがったまま何回も切り返しても
クラッチに負担をかけたり立ちごけの問題を、最初から降りて押し引きする状態
で重いので乗ったままやるのが一般的ですが、押し引きで重いのが特に重量車体
以外のスポーツバイクでも乗ったままというのが当たり前で楽だから乗ったまま
としているのは本来なら軽く動かせる車体が徐々に重くなり押し歩きが大変になる
頃には駆動抵抗によるパワー低下が激しいのが他の原因と合わさって
整備不足で重くなるので乗ったままが楽なのでとなり、その状態では足つきが良い方が
バタバタし易いので低い方が良いと言った、走っている時の良さは、余り関係なく
切り返しにエンジンの力を利用するだけの問題になってしまっている時の動かし方
に着目し過ぎて、バランスが悪くなっているのに気が付かずUターンが得意ではない
と言う方が多いのが、車両状態の悪さから来ることを理解せずに練習をすれば
できると思い違いしていますので自分の車両ならある程度動くタイミングが分かる
ので出来るが、他の車両だとタイミングが違うので出来ないとなるのが普通です。
これがまともにできない場合はスポーツレンジでの動きも同様である事と速度レンジ
が上がれば更に操作時間の遅れなどから来る走りずらさが出るのは当然のことです。

特にUターンが苦手、バイクを押して歩くのも砂利の上や傾斜の場所では苦手など
バイク自体のバランスが取りづらいので苦手意識となるのがほとんどの症例ですが、
単なる毎日乗らないライダーではレッスンだけでは10倍の期間と10倍の費用を
掛けても進歩は無いのが現実です。

チョット出来ると、思い込み違いをして行きどんどん整備不足へと変化してしまい
昨日は上手く出来たが今日は上手く行かない事の繰り返しをして少し上手くなった
ので、まあ良いかとして期間が開くと元に戻る、根本的な整備と調整不足の
サイクルに対してライテクを求める間違いから来ます。

この記事を書いている途中で知り合いのニンジャ250R女性ライダーにて
車体バランスの体感を自車両にて体験して頂き、前後のバランスを1つづつ調整して
試運転をして頂き感想をもらってから前、後ろと順番に操作性を確かめて行きながら
ライダーの体力とテクニックに合わせつつ試乗して変わり方と乗りやすさの理由を
説明して行きましたので納得して現在の設定が乗りやすく安心である事が承知出来た
とのことです、今までの普通が良いか調整後のこの段階で普通とした所のどちらも
普通という言葉ですが、調整前はダメに成って、良くなった調整後が普通と変化する
物ですので間違った普通が余りにもひどいのが一般的です。


トラック走行用に保安部品を取り外してタイヤも目的のグリップの物でコース選択での
設定を変更して合わせ込んで走らせる方向にした方が軽量であり、走る目的が
解りやすいので良いのですが、設定を変更してあって絞られた方向で使用されて
いく事で整備が完璧でなくとも個人の体力や操作方法に特化して設定すれば
当然ですがツーリング仕様よりも上手く乗れますが、整備不足での狭い範囲の設定を変更
してしまうと逆パターンのツーリングレンジでは全く使えなくなる方向になりますし
普段は走らせないトラック走行使用だけにしてしまうと普段の崩れた部分のチェックが
出来ないので走らせたときにいきなり変に感じたり、グリップ感がなかったりする
事をチェックできずにスポーツ走行に行ってから気付く事は当たり前のように
ある事を認識しなければ上手く走れない物です。


ツーリングメイン方向から行く場合は完調な整備からどの位までのスポーツ走行と
乗り心地の範囲で使いたいと言う要求事項により、必要な整備調整が有りますので
同じスポーツバイクでも整備と組み立て技術によりスポーツ性が無い状態で組み上げ
られていますと、当然ですが上手く走れない状態になります。
普段左右のコーナーリングでどちらかが上手く行かない
のでサーキットでも同様ですとなるのが当たり前の事なのですが、悩んでいる人
ほど整備不足と間違った操作や癖を行っていますので自車両のポテンシャルも
低い原因が自らが作り出していますので、自身の体力や筋力に合わないカスタムや
特性の合わないパワーアップ、部分強化にした為のバランスの悪さなどが
バイク単体だけではなく体力面、重力引力、ウェア装具等、様々な要素を
バランス良く合わせての物であるのがバイク本来の機能を発揮させる基本です。


ツーリング、普段使いからのたまにスポーツレンジで使いたいと言った要求事項が
多いのが一般のライダーの使い方での高機能パーツ装着だけでは上手く走れない物を
一般修理だけのツーリングで使っているバイクでスローコーナーが安定しない
状態ではスポーツの入り口にすら入れませんので、必要な部分が足りなすぎる状態での
高速側では操作遅れと重さなどの不必要な要素をクリアしてからバイクを動かす
操作方法になるのをテクニックと呼んでしまうのが一般的過ぎて、素直に操作
出来るバイクでは不必要なことが多く、素直なバイクでそう言ったテクニック
を試すので有れば安定しつつ出来るものが、ダメなバイクでは乗り方を改善する
ことが出来ないと一般道路のコーナーもサーキットのコーナーも不自然になる物です。

基本能力を下げてしまっている隠れたアンバランスを排除する整備調整が
部品交換作業の領域から上がらなければ使いづらさの残った普段使いのレベルが
そのままスポーツレンジでの走りとなる事を理解しなければ、いつまでも
本来の性能を持ったバイクに乗ることは無いはずです。
何よりもスポーツですので体力面のバランスを身体能力だけで行くのか、年齢と共に
合わせて行くのかによりセッティングは変わりますので、このセッティングには
整備調整と技術レベルが欠かせない物と理解しないとテクニックなど上がる事は
無いのが現実と理解する事が大切です。


上手く走れない、滑りそうで怖い、等々
サスペンション設定だけでは解決できない整備と調整の範囲である事が
根本的な理由ですので自身の操作がマシンに伝わらない事や、マシンの
動き方が現状の整備状態で乗らさせられていますので、相当能力のあるライダー
以外は無理な所ですし感覚だけが優れたライダーですと余り整備状態で変わると
言うよりも反射神経の部分であったり行けるんだという精神的な部分が高いので
簡単にこけてもすぐさま走り出してタイミングを合わせて処理して行ってしまうので
設定がどうのこうのを余り解らない方が多いのが現状です。

当然ですがトラック走行へ持ち込んでもダメなのは明確ですが、スキルアップ講座
が先に来てしまい、自車両のコンデションや使いずらさが上達の邪魔をしているのを
改善出来ないうちは転倒のリスクがあるので、一歩手前までの範囲で使用する事は
元々人間の筋力と三半規管から来るバランスを保とうとする身体側の感覚が
防御方向に作用するので気持ち的に怖い感覚となります。

若い人のバイクを動かすと感じるのが、感覚的に動きが操作して問題ないですと?
若いので力が余っているのだなといつも感じてしまい危険な状態に気が付いて
居ないので、このバイクでは命が幾つあっても足りないとしかりつけますが
理由があるから叱っている事と説明してから、機能の低い値段が安い部品交換や
整備レベルでこなせるのは若いうちだけだと言う事とバイクのコンディション低下
が激しいので消耗品がそこら中ダメなバイクで上手く走れない事の基本能力が
足りない物である事です。


簡単なコーナーリングがいつも変化する状態ですとライダー側でも同様に変化して、
どうにもならない事を理解しなければ中級者、上級者でも体力が下がり始めたり
年齢と共に顕著になりますので、加速度、減速度をバランスさせる為の整備と調整
がスポーツバイクのスポーツレンジでの整備と調整が必要な事を理解しないと
体力負けの部分を適切にアジャストしたり運動性のシンクロを同時に実施しなければ
スポーツ性能を半分も引き出せないまま腕が無いからと勘違いしている事が
多いのであらゆる面で長期間使用のノーメンテに流れて行くだけですのでスポーツ
バイクのちゃんとした乗り味も体感出来ないまま過ごしてしまいます。
1か所づつの整備と消耗品交換程度ではバイクは言うことを聞いてくれ無い
物と理解しないといけませんし、整備費用を削っては劣化が激しくて壊れて結果として
更に費用がかかる物ですので早い段階でやるのが原則です。

上手くなれないのでレッスンに行けば上手くなると言うのは間違った操作や癖を
ある程度指摘されるので一定部分は良くなりますので、逆にバイクの整備は置き去りに
してしまうので一定以上上がれずに傷む部分が増えれば今までのテクニックでは
対応できないのが現実な事を理解して行かなければ上達しないと私の場合は申し上げ
ますので意識の向上が無ければ結果としてアンバランスなバイクに慣れたベテランの
教えで乗ってライテクを上げることは出来ない事です。


元気の良いライダーであれば何回か転倒を繰り返してひたすら走りこんである程度は
乗りこなしていくうちにマシンはボロボロでも何とか走らせてしまう事が可能ですが
壊れる直すの繰り返しで頭打ちの状態を抜け出せませんのでこちらも同様です。

いつも聞かれる事はサスペンションですか、タイヤですかなど1点づつやれば
スポーツが可能ですかと聞かれますが絶対に無理ですと答えます、何故なのかは
原因と理由が有りますので体力が落ち始めた年齢からは感覚部分では無く
実際の状況に事細かく合わせていかなければスポーツ範囲でシンクロ出来ませんので
若い頃と同じ考えで居てはいつまで経っても下がるだけです。

特に乗り心地が悪化した状態のバイクではアンダーもオーバーも常に出る
コンデイション低下からによる所ですので、確実なグリスアップにより直った
などグリス切れからも確実に現れて来るのが本来の機能を出せない事からの物です。










アンダーステアやオーバーステアも内容違いが沢山有りますので、車両、タイヤの他
個人個人のレベルでの操作する人にも左右されますので自分の乗り方を見てもらったり
車両の状態を的確に判断できる又は調整修理出来ることで改善の方向も変わりますので
一般的な案件が万が一当てはまる人がいたとしても素人さんのグッドラックでしか
ないのでそれ以外の不具合は解決できないのが常ですので、こう言った事がプロの
中でもまともに判断できるまでにはかなりの時間と経験値が必要な部分です。
プロのくくりも走る方プロから操安など本格的な物理構造をやるプロでは
全く違うプロですのでその辺りの違いも知ると教え方が正反対の事が多々有りますので
たいがいは速く走る人がプロで教えてもらう方向ですがライダー能力が高いと
機械の能力を超えて身体能力で行きますので逆に余り参考にし過ぎては行けない
事が多いのが現実です。


アンダーステアで曲がらないのでブラインドコーナーが怖い、アンダーステアの
本当の意味で曲がらないのではなくタイヤの接地圧が逃げて微細な滑りから
旋回半径が大きくなるものです、機械的特性によるアンダーとはタイヤの
スリップが無い条件でのキャンバーやステアキャスター等、設計上の定義からの
旋回半径、角度などの計算上で速度と回転半径と重量の数値的要件定義にて
言われる数値なので、実際にはタイヤの滑り率が多様に変化してのアンダーと
言う事ですので、これらはタイヤが滑る要素が同じ車体にて操作やタイヤグリップの
絡みや路面状況で変わるアンダーステアと言いますので、自らの操作にてアンダー
を出す設定や整備により生まれていますので、設計上の性能が持たされている車体で
アンダーだという設計図の段階でのアンダーステアであればフレームワークを
作り直しになりますがGPマシンの要求事項での極限状態と市販車のアンダーステアの
場合は別の状態ですし単に整備不足、操作法などグリップ逃げ等他の理由である
事がほぼ最大の理由です。
アンダーステアが出てくる事で滑りやすい路面状況や急な操作に対して変化を
一気に崩さないように予め弱アンダーステアに振るのも設定の一つである物です
ので悪い部分だけでは無く路面状況や走らせてのバランスの取れることが
大事である事、アンダーステアだからと言っても悪い事ばかりではない物である事
単なる良し悪しではないことも条件によって変化するものです。

実際のタイヤが転がっていく過程のグリップは路面の凹凸の間隔や加重平均など
で滑ったり食いついたりを繰り返しながら転がるので、高いパーセントで
食いつけばハンドリングは重くなり、低いパーセントで転がっていれば
ハンドリングは軽く感じるもので、コンパウンドに関係なくグリップパーセントを
下げればハンドリングは軽くなりますのでコーナーで必要なグリップが低ければ
普段乗りの軽快感は出ますが、バランスにより軽快になるものとメカニカルグリップ
の低いタイヤのインフォメーションが無い軽快感は全く違うものです。

これらに合わせるサスペンション設定も、適当に合わせるや弊害が出て無理やり
サスペンション設定でごまかすので有れば根本的に直せないので時間経過や
操作性の変化などに一定部分が無く、安定した路面以外はずれたり不安定性が
増える方向であるのが直せないのが当たり前の事です。

トラクション不足のリヤタイヤの滑りによるオーバーステアも同様の理由です、
ダートトラック走行でのテクニックなど、急な操作を行う時や路面状況にて
スリップし易い場合などに行う操作でのバイクと体のバランスのとれた走りを
求めた時に足を外す動作をしたり、外足にコントロールさせる為などの必要に応じて
の事でのテクニックをハイレベルで行う事でのロードとダートオーバルなどの
共通状況では使えるテクニックと言えますが
最初にやり始めたロッシもやるコーナーとやらないコーナーと変化したり試して
いるのが本当の所でしょう、これらは車体とタイヤの組み合わせやコーナーとの
バランスでダートトラック走行に似たコーナーでは有効的なる事でしょうが
アクセルを開け始めたグリップの良い領域ではロードバイクの操作にて加速させて
いるのが進入バランスだけに使っている理由だと思います。
ダートオーバルでは常にイン側を外して滑りバランスを外足荷重でして下側方向に
足への体重を預けたり食いつき過ぎたら横方向変換へしてみたりと路面の滑りと
車体バランスでの人間の体への遠心力の外力をコントロールし易い身体側の
要求からにもよるところです。

ロードバイクのグリップである場合はフロントの振られる状態が全体に強くなる
方向ですので車体ブレを逃がす意味でも体の使い方での足外しなども理由として
あるところです、ウォブルが出たときはバイクを抑えすぎると転倒し易いこと、
魚を力ずよく握っても逃げられてしまうのと同じ事ですので、ガッチリした
車体がタイヤグリップでのシナリが強ければ強いほど、限界が上がりますので
シビアで反作用力が強く出ますので、一般道の荒れた路面が苦手なのが
スーパースポーツの範囲ですが、これもまたブレーキング重視のサス設定、他に
左右されますので、元の設計から外れ過ぎた状態にしますと、何かに対処すると
別の弊害が生まれてしまうという流れとなります。

私も自転車トレーニングで路面が滑りやすいコーナーの進入で内足を外す事で
滑りバランスを取りますので、モトクロスやダートトラック走行と同様な
路面状況や進入滑りテクニックなどと言う所でしょうか。
シートには足を外すと体重が乗りやすいと言った面もあります、こういった事も
体のバランスを取るための自然にそうなってしまう流れからのテクニックと
言われますが、自然の重力引力からの対応に身体が反応している
のが運動神経の鋭い人の自然な流れであり、運動能力や筋力低下の人が真似を
しても反応遅れするだけで反発力がずれたポイントで発生してしまいますので
ずれたタイミングではやる意味はないとも言えます。
実際には片足に全体重を掛けるのに反対の足が浮き上がるのが自然に起こるので
と言った感じです。
単に足外しがトレンドになって真似をしても必要のないコーナーではやる必要がない
のに癖になってやっているGPライダーも多いですし、一般道ではかえって
やるコーナーが無い物です。
サス設定など一般に言われている設定も、車体の状態により逆効果になるのが
ほぼ9割若しくは身体で何とかバランスを取ってしまい車体基本がオーバーステア
のトラクション不足のパワーポイントからのタイヤの滑り出しの速さなど
エンジンの特性以外が絡んでの高出力バイクで滑りやすい為に現行車で有れば
トラコンの介入が早まるなどせっかくの出力が出し切れないなど、不具合対応
に不具合対応を繰り返す事を、元の改善を正しく行って行かなければならない事を
近道で見つかる事はない事です。



タイヤグリップが逃げるアンダー、オーバーステアは基本設定のシャシージオメトリー
での限界性能でいうのか、乗り方、路面状況、タイヤグリップ、剛性設定、
サスペンション設定の目的範囲での話なのか余りにも広範囲での浅い知識で
覚えてしまうと本当の意味での本物のバイクを乗ることは無いのが現実で
ましてや整備不足でアンダーオーバーな車両の状態ではスポーツバイクを
スポーツライディングすることはできません。

ほとんどの一般車両ではこう言った事が症状として現れてしまっているので
ライテクでは無い部分が大半の割合である、又は自身が作り出す悪い操作の癖が
不具合の多いバイクに強制される為であるのが実際の所ですので、いつも言う事
ですがライテクは確かな整備からである事が重要です。
加減速の姿勢なども物理的に必要な所をポイントとした姿勢が必要な理由がある
物ですので、正しき理由がある場合を除き個人的な操作法での単発の教え方で
は体力面もバイクのバランスも違えば変化してしまう物ですので、飽くまでも
現状確認と様々なパターンの変化の一つである事を認識して教えて行かない限り
練習量の少ない方には徐々にしか行かない物ですと理解してもらうべきです。

本物の開発ライダーや整備の本物のプロレベルでの話を分かりやすく書いたつもり
ですが、一般に書かれている雑誌記事とは真逆の内容であると思われますので
理解できない方も多いと思いますが、本物のバイクに乗るためには必要な部分
ですので内容が理解できなくとも少し感じて意識の向上があれば、確実な
整備からである部分が大切である事が分かると思います。

何よりも怪我をしない、コントロール出来ずに転倒事故をして壊すなど
周りが見えずに危ない運転になるのは意識の向上が無ければ壊れる乗れないなど
の悪循環を自身が作り出してしまっている事を自覚して行く事が大切です。

後は市販車でスポーツをただ速く走る為の操作で有ればレーシングマシンよりも
早く壊す動作環境にするシフトダウン操作などレーシングマシンと同じ扱い
を市販車でしてしまうと早々とクラッチ、ミッションなど傷めてしまうので
ツーリングにも使うのであれば、同じタイムで走らせてもそれなりのいたわる
タイミングでの操作など、単に速く走る人と同じで有れば壊れるのも早めてしまう
事と考えて、1秒2秒遅くとも低回転域まで落としたポイントでシフトチェンジを
ずらすことも壊さないためのテクニックで確実にいたわりながらでも速く
同等の走りが出来れば楽しめるもので、壊すためにタイムを追いかけたり
ラフワークにて走らせても何も得られないと感じます。








2017年6月27日火曜日

F700GSの精密タイヤ交換作業にてハンドリングアップ、グリップアップ

F700GS、女性ライダーの感じる悩みを解決するはじめの一歩

まずメインのツーリングから普段使いの上手くライディング出来ない事と
安全に綺麗なフォームでスポーツライディングする為にトラック走行にて
スキルアップの講習会などに参加し始めたことによるバイク乗り方と操作法など
レディースクラスからのレッスンを体験しつつ、トラック走行での普段とは
違う走りからスキルアップを目指している途中でのご来店となりました。

以前よりバイク以外の接点にて1年程前より知り合いでしたので、4月に偶然に
走行会にてばったり同席となりましたので、小さいアドバイスを致しましたが、
そこはそこでバイクの車両状態の全体のバランスチェックは出来ませんでしたので

後日、少々バランスの問題をアドバイス後に、タイヤの全メーカー値上がりの
タイミングでタイヤ交換の詳細や金額などを地元のタイヤ専門店との比較など
質問を受けましたので、困って最後の判断ができないときは相談して下さいと
伝えてからの、うちは高いが理由があるので判断はお任せしますと一旦考えて
もらい後日改めて依頼のご連絡を頂きののち作業をする事となりました。






依頼して頂いた事からののち、正しいタイヤ交換で、単なるタイヤ交換では無い
ので現状車両状態の改善点も同時に手が入る部分は入れるので時間が必要との
連絡をしてからの作業日当日となりました。

通常のタイヤ交換では皮むきが必要な部分は確かにありますが、消しゴムの新品が
滑るのと同じでツルっとした表面のままでは、削れて馴染む前、若しくは濡れた
路面状況では滑るのは当たり前の事ですが、ドライ路面で新品タイヤが恐ろしく
滑るやグリップ感が無いのは、ほぼ取り付け作業の技術レベルと余程悪い車体での
事が考えられますので、交換前の車両状態やタイヤのチェックをしつつ各部の
点検と調整をして正しき作業にてタイヤの持つ性能をばらしたか所分を上げて
取付ける、これが早い安いでは実現出来ないや技術不足による所です。

今回が通常のタイヤショップ以外では初の交換作業となりましたので半信半疑なのは
仕方がありませんが、作業中に乗り方のアドバイスと確実に車高など変化する部分と
合わせて足りない部分を説明する事でライディングテクニックに移行する為の
操作法などを同時に実施しましたので今後の走りは確実にレベルアップするのは
間違いありません。

グリップアッププラス、操作性との大切な絡みがタイヤ交換時の分解組み立て技術と
なりますので、ホイールからタイヤを外して新品タイヤを組み込む普通のタイヤ交換
作業が一般的ですが、その他の部分がタイヤ交換時にグリップダウンさせて新品タイヤの
皮むきが必要となる要素ですので、正しき組み付けにて本来持つグリップ性能を出せる
方法にて一皮むけた事と同じ状態となる若しくはそれ以上の仕上りレベルでの
新品タイヤでのグリップを体感してからの他の部分も相乗効果を
発揮させて行く事で、今まで経験したことのないタイヤ交換での変貌ぶりを
試運転の1回目で確認してもらってからのバランスの微調整にて、更に変貌する
状態をライディングのテクニックと絡めて更にアドバイスをしてから家路に帰って
行く慣れた道で安全にと伝えて終了と致します。


後日改めてサーキット走行に同席しますので細かい点は現地の気温や路面状況を
見て細かい指示をする事で操作に対する意識を操作しまくる事からの難しさから
バランスのとれた操作性と安全な操作を基準に練習をしていける一段目の準備が
出来ただけとなりますので、丁寧に優しく正しく走行する意識の基礎を、
状態の良い車両で覚えてもらう事とします。

彼女にもお話させて頂きましたが、ライディングテクニックは正しく整備された
バイクが先である事、何回も練習しても上手くならない理由の一つがこの部分で
ある事を認識して、先に来るやるべき事をやると不思議と

ライディングテクニックは
上がると教えますが? 作業前は? の塊であるのは仕方が有りませんので、少々の
理解を求めてのとりあえずとして、何十回のレッスン料を掛けても
バイク側のバランスが悪くてそれに対処する事で精一杯で身にならないので
その辺の対比で整備費用を考えてもらえると嬉しいですと申し上げました。


その場の雰囲気だけを求めての上手くなりたいのか、安全やバイクを壊しずらい
楽しいライディングを求めてのどちら方向で検討しているかにも寄りますので
後で、やれば良かったと後悔しない様にプロとしてブレない意見と理解の下に
彼女にもメリット分を実感出来る様に金額以上の作業内容となりますが正しい
バイクに乗る事の大切さを理解して頂く事で意識の向上が生まれますので
プロの眼を少しでも感じていただくようお願いしました。

ディラー新車の安心感は確かに一般の方には有りますがその分の保証金額は
新車と中古車の差額分払っていますので2、3年後の下取り価格などの差額が
修理保証分ですので、新車で有れば先払いしているのと同じですので
50万、80万差額が付くのが大型バイクです。
欲しいタイプが新車で有れば乗り換えも良しですが、
乗りずらくなったり交換部品が増えるのは、保証があるのでほったらかしの
流れで生まれますので、リコール対象などの保証以外の組み立てミスなどの
マイナートラブルを自身が払った新車購入費の中から払っている物ですので
この辺の考え方次第で現在乗っている車両にて適確な費用を掛けることで
新車の買い替えよりも安上がりになるはずですし、途中の乗り味や操作性の良さも
同時に得られるようにして行く事でのテクニックアップや安全操作につなげる
事も必要な部分としての意識の変化が大切です。

それらを可能にしてくれる人に出会う事も必要となりますので、なかなか難しい
ですがオートバイを危険ではない安全で楽しい乗り物として乗りたいと感じる方は
多いのが現実ですし、自身のバイクのポテンシャルを知るのは安全のためには
必要な事です。


レッスンに行ってとても良くなったと感じるのも
今回の様な実験的ですが整備体感してからの良くなったレベルも言葉を使うと、
とても良いでも、凄く良いでも同等にしかならないのが個々の感じ方の違いなど
実体験と言葉の伝えではかなりの差になるのが一般的です。

実際に体感した女性ライダー代表として後で意見を聞くことに
協力していただくよう今回お願いした次第です。

今の時代の道路環境は自身の注意だけでは、危険回避の全てに対応する事は出来ません
のでバイク側の能力を上げ自身の操作性にバランスさせて安全性を確保出来る事で、
走る事に集中して行けることから産まれることを今回の作業にて確認して頂けた
と思いますが、私の基準ではこれが1段目ではじめの一歩である事に変わりがありません。

追記です。走れる様になってもブレーキ操作の部分はなかなか難しいので経験と
ブレーキの基礎整備、これも私の基準値で無ければ難しいのが現実ですので
サスペンションをコントロール出来るブレーキの実現が欠かせません。
当店のメンテナンスの初めをブレーキから求める事が多いのが現実ですので
走れる事も大切ですが、同じ比率でブレーキ操作も上げる事が大切です。
特にトラック走行も含めて安全に速く走りたいのであれば同時に全体を通して
見なければいけません。

ウェア類も気軽な状態でも初めは良いが、一段上を向いて行きたいのであれば
気軽でファッションだけではいざという時に役に立ちませんし安全と機能の
部分も操作性を上げていけませんので女性ライダーだけでは無く男性ライダーも
目的範囲を無視した状態では速く走る安全性も疲労から来る危険も対処する事は
出来ない事を考えることもしてくれると良いですね。

初めは気軽にバイクを楽しむのも入り口としては大切ですが、怪我をしたり家族に
心配を掛けるまでの気軽さではテクニックも付くことは有りませんので、長く乗る
為に必要なことは省いてはいけません。

2017年5月28日日曜日

サスペンションの使われ方、使い方の基本、総合バランスの整ったGSX-R750L1

改めて再書き出しです。
N H #69 現2017SBKホンダレーシングライダーであるニッキー・ヘイデン選手の
ご冥福をお祈りいたします。
私も夏季の自転車トレーニングを早朝交通量の少ない時間帯で行っていますが
バイクに乗車する時よりもプロテクターは軽量な最低限となりますので、対車に対しては
全く役立たずと言わざるを得ませんが、自己転倒防御力の範囲では役に立っていますので
必ず装着する物としてヘルメット、手のひらガードグローブ、パット入りアンダーなど軽装ながら
装着する意識の大事な部分を顎ひもをカチッとはめた瞬間に意識する事としていますが
車に乗ってしまえば自分の運転や到着時間の事や自動車の運転の簡素化、オートマチックや
車対車の安全向上の為の大型化などの影響により対人間や自転車に対して、空間閉鎖の
遮音性向上や乗用車での大型化による快適性を上げていけば上げるほどスピード感の
無い運転環境が生まれてしまうので、気付きが遅れることに対してスピード感は落ちている
事など、高速道路など一方方向の運転にはとても快適な車が増えているのに人間の判断力や
運転技術は逆行して行くしかない自動運転の発展が先に追及されてしまう仕方なさ、
こんな中の事故がニッキーだけでなく私たちの日常にある事、歩行者でも自転車でも
車でもバイクでも同じ目線でいられると安全運転が単なるルールで終わってしまう
悲しい事態が減るのではないかと考えさせられます。



今回のチョット考えてみる。

日本語能力について考えてみます。
喋りが上手や漢字が書けるや文章化での上手い下手はありますが根本的な意味を伝えたり
流れを理解する為に最低限は日本語を学ぶ所は日本人であれば当たり前のことと思う人が
ほぼ全員だと思いますが、世界的に見ても、これだけ複雑な読み書き話し言葉の言語であるのは
日本語が一番ではないかと思います。

これは頭の中で考えて手を動かして何かを作る動作にも関連付けがあるのは研究開発や
学問的に捉えて見ても確かな所と感じます。
考えてしっかりと理解しないで作った折り紙では完成して何を作ったのか分からなく成ことと
同じで、考えるイコール、言葉や文字に頭で理解してから手を動かす事で出来上がったものが
自分の考えた物に近い出来なのか、作り直してもう一度技術アップして満足度を上げて行く
行動に繋げる部分では言葉や表現方法が多彩な日本語があっての、現在の日本の技術レベル
の高さではないかと思います。
そういった意味ではグローバルになり対人会話の分野での仕事はやり易くなるのは良い事
ですが肝心の実作業と仕上りの部分での技術レベルは言葉の意味や多彩な表現力が有る
日本の技術が世界のトップであるのは間違いは無いはずです。
どちらも同時に人間として能力が上がってほしい所ですが、日本語の能力が下がれば
英語が出来ても日本語で何と表現して良いか解らないのが現実です。

基本会話や日常以上を求められる場合には日本語の複雑な言葉が技術の根幹で
日本語能力の低下は技術の低下に直結する部分であると思いますし、日本人として
今更ながらちゃんと勉強して見る事の大切さを感じます。
簡単な物はどこの国でもコピーして真似されてしまっている物ですが本物の日本の技術が
真似が出来ない理由は日本人の人間としての部分での日本語能力から来る物です。


本題のサスペンション

サスペンションと言ってもバネや減衰ダンパーが一般的です。
自然の重力引力を含めた車体全体がタイヤ、人間の筋力や身体能力全てがオートバイの
サスペンションであると理解することが基本です。




今回のGSX-R750L1でサスペンション能力の総合性能を機械部分の基礎能力を上げつつ
オーナーさんの現在の体力や使用範囲など他、基本的な間違った操作や癖を取り除いて
バイクを壊しずらくしつつもライディングテクニック向上を同時に可能な方法や気持ち良く
操作性を上げながらも複雑な交通環境に安全に対処出来る
基礎性能を上げた車両でしか味わうことが出来ない、スポーツバイクでも乗り心地がよい
普段使いのレベルも高出力レンジでも安心感のある仕上りを目的にした作業にしました。

プリロードを上げられる条件とバネレートの設定値が目的に合っている中でのプリロードを
掛けるという意味での作業が正式に出来ての条件での以下の設定にしていきます。
プリロードはかなり上げましたが作業前よりも振動も乗り心地も数段良くなってていますので、
スポーツレンジを維持したまま低速走行や荒れた路面での普段使いのレンジも同時に上げました
ので初心者でも同スズキのGSX-Sシリーズよりもハンドルのポジション以外は乗りやすくなる
方向です。

市販車モデルでのツーリングや交通環境で使用するスポーツバイクでは使われる範囲が広い
のでコンフォートにしがちなのは仕方のないこととですが、勘違いしている部分での
スポーツバイクでは乗り心地が悪い原因はバイクが悪いのでは無く整備不足と市販車モデル
でも高性能な部分のきちんとした技術が反映されていない事からの整備技術レベルが低い
ことからも生まれますので、今回のGSX-Rでは確かな技術を体感してもらいましたので

早く走れて凄いと言う余りにもスピードの上がった部分での感触変化の割合が大きい
パーツを投入したり、良い悪い事より変えた変化量により感じてしまう間違った物では
なく、ノーマルの足りない部分のベース状態を手入れや仕上げ調整をして行く事で
ポテンシャルを上げましたので、一見ノーマルの外観ですとインパクトは無いですが
乗り込むと本来の機能を出せての繊細な気持ち良さが感じられる事です。

ごく自然に意思通り良く曲がり安心して、乗り心地がよく楽しいと言えるバイクにて
安全確保が自然にこなせる全体のバランスとレベルを細かく上げましたので一瞬の変化よりも
長く乗ると本当に心地良いと感じる事ができます。私の整備基本である低速方向の落ち着いた
バランスが良い事が、私自身が取れなければ、オーナーさんや初心者ではバイクで不要な
操作をすることに強制されてしまうこと自体、難しい危ないバイクに乗せられてしまいますので
この部分は速く走るポテンシャルを持ったスーパースポーツだからこそ必要な部分であり
絶対に外せない基本です。


上写真
リヤショック関連の動きとパワーポイントの動き出しと使い勝手に合わせての詰める部分は
クリアランス管理をしつつ全体のしなりをいなす突き上げの減少率を下げることで上下動の
ショックアブソーバーの減衰だけで処理出来ない部分を全体的にいなす方向に切り替える
方向で調整をして行きますので、ノーマルのショックアブソーバーの本来の仕事を出来る
環境での能力を持たせられますので当然ですがかなりプリロードを掛けても乗り心地は
悪化する事は無いのでスポーツレンジをキープしたまま低速走行も快適です。

純正のバネではコストダウン部分での平行度不足や端面処理の粗さなど足りない部分の
処理をして行く事で動き出しの悪さを補正しての組み直しがある事で、
しなやかに動き出す状態を作り出すことが出来る事がプリロードを掛けて行ける条件と
なりますので単にプリロードを掛けても硬くなるだけですので下地調整が出来ての事と
なります。
締め上げる事でのスポーツレンジの荷重を受け止めますが、プリロードを掛けても
ダンパー締め上げても追いつかないのが、間違った操作や急な操作法、渋い部分があり
その部分を越える辺りから加速度がついてしまい動きが制御出来ない場合はサスペンション設定
で悪い部分を抑え込ませる方向にしか使えないので路面追従性では無く不整バランスの動きに
対してのサス設定に大部分を受け持たせるだけとなりますので現状のダンパー設定が
何故ずれて居るのかの改善が行われなければフルアジャスト機能が着いた物でも
一時しのぎや迷宮入りするだけですので、乗り心地が悪くなった、ダンパーセッティングが
ズレて来たと感じた時点での原因では、単なる交換レベルでの上がり幅は低く
とてもスポーツレンジはこなせない事からの体力勝負ライディングに頼るスタイルにしか
行かないので余計に、こじった操作でごまかすのでバイクが傷む方向にしか向かない事です。


最初からバネレートが柔いのである程度レートを上げてプリロードを減らすことでの
対処の仕方がありますが、重力加速度がついてしまう悪い車両ではバネ交換が先ではなく
基本が先ですので間違ってのバネ交換ではいずれ同じ症状に戻るだけですので単体の
一般論と自車両の状態は別として原状回復やこれまでの処置状態が消耗品交換程度で終わって
居るのであれば簡単に良好状態に戻すことは出来ない事となりますので、こう言った状態になる
前にする整備がコンデション良く長く乗る条件ですので単品部品交換で全体が悪くなり始めた
バイクではよりコストがかかり、長い間にて低いコンデションで乗る事となります。

モトクロスバイクをモタード仕様にするなどの目的地が違うと分かればバネ交換やら何やらと
なりますが、元々スポーツ車で一般使用も含めての仕様なのか、トラック走行専用に合わせて
範囲を選択して行くのかどちらにしても、確かなメンテナンス作業と全体のバランスを合わせる
ことが出来ての事でのスポーツレンジであることが安定した走行を可能にします。

サスペンション設定にて何処を基点に幅を持たせて、操作法での体重移動に基点を
合わせる、アクセルワークに基点を置く、ただ早く走れれば良い体力基点にするなど
サスペンション設定には操作する側の動きに合わせていくので有れば同じセッティング
などは無くライダーにより又は好みとなります。
機械の剛性と全体を通して道具を基点にするなど別の考えでサスペンション設定を
機械の動きを邪魔しない基本的な使い方から重力引力を含めて力ずくではなく
安定した走行を目的にしたサスペンション設定をする事で、一般とは違った設定で
人間の筋力不足や乗り心地など使い良さにバランスさせる設定の違いの原点は
整備と調整でのコンディション維持する事でしか得られません。


リヤショックの取り付けや周辺の関連性がまとまらなければ、
フリクションを減らせばよいや状況確認もせずに市販車の使用法には長期的には合わない
方法の整備調整をしてもレーシングマシンのように頻繁にばらすことを前提の手法では
いけませんので、レースでの実績が全て使い勝手や耐久性が高いなど全てにおいて初めから
当てはめてしまう部分の認識違いが大きいと市販車モデルでのサスペンション能力を
活かすこともタイヤグリップにつなげる事も早期に落ちてしまう性能の出し方が、単なるフリクション
減らしの落とし穴ですので、一般的に行われているや、知らずに行っているのが
見られますので何を目的にとクエスチョンマークがいっぱいのバイクが多いのでプロはもう少し
勉強すべきである事、確かなヘルメット着用と安全な操作が出来るグローブなどが先ですと
意識を変えてもらえると嬉しいですし、整備のレベルの大切さを実感する事が出来るライダーが
増えてくれると安全意識の高いテクニックを同時に覚えてもらえると思います。



様々な外乱とグリスの性能ダウンとクリアランス管理が長期安定させる為の様々な組み合わせ
を試行錯誤して成立させる事で市販車モデルでも
整備不足しているレーシングマシン以上のポテンシャルを持って、なお普段使いの良い状態で
メンテスパンを長めに出来る為の基礎技術レベルが、予算の上限が桁外れのメーカーの
限定車などやワークスマシンのメカニックにも負けない技術レベルが無ければスポーツ
バイクに乗りたいと思う一般のライダーを増やすことは出来ないと考えますので、
乗り心地とスポーツ性能の満足度を上げる整備と言うよりも研究での作業に成ってきている
のが現在の状況です。



スーパースポーツにてライダーが走りに悩んでいる姿を当たり前に見かけますので
そう言う方には体力的にどうですかやマシンをホールドできていますかなど年齢的な事や
車体バランスの部分での扱いやすさが感じられない部分であったり相対的に間違った操作や
悪い癖がバイクで起きていることを、速ければ勝つための手法がヤングライダーに合わせた
道具ではおじさん、女性ライダーや初心者向けではなくなるのが体力と筋力低下に関わる
自然の重力引力に引きずられるのが一般のライダーの置かれた状況です。

重力引力、作用力に対する反力作用の自然現象は常に機械作動と運動領域に含めての
事を理解しないとどんなに高性能でも間違った方向での人間の操作力が与えられたり
上手く機械側の動きを呼び込まない反動を体力と瞬発力で対処する余りに軽量化を
望み過ぎたり、物凄く効くブレーキパッドをチョイスしたり、加速が落ちたのでパワーアップ
パーツを付けてみたりするのは、原因を消さずに違う手法で改善が出来ると勘違いして
逆に使いずらく変化しているのを、変化したので良いに解釈してしまいがちです。

これは食品の健康に良いよと言われてそればかり食べても変わらなかった等、有りがちな
先入観を基準にしますとそれにしか目がいかなくなりますので単独では良いが結果として
出ないと言う事となります。

作業基準をマシンバランスと人間の双方で見ていきますのでオーナーさんの癖で
悪い部分を出している事や、先入観が先に来る、こうしたいと要望が有っても
間違った方向や要望は、一見使い易くなるのでこうしたいなど言われることも多いのですが
ほぼ違う方向に向くので、細かい点を改善してからでないと本作業には移らない方法を
取っていますので、ポジショニングや操作系のアジャストなど基本操作と機械の保護を
基準点にして行きますので、これが好きだからと言うクラッチの遊びなども壊す方向の
間違い認識を改めていきながやるので、手足の触る部分だけでもホールドポイント
がズレている場合は先に進めないので3日、4日掛けても足りない程の作業で
間違った一般知識を捨ててもらうこととしますので、乗り方の癖が多い人は余り
説明しても治らないので作業が無駄になるので、逆にこちらから断るケースが増えている
のが実際で目的が膨らみ過ぎや金額の問題ではなく、本当の意味でのプロの意見や
作業をどう望むのか、常識を理解してもらう事が常識を超える為の作業が出来るのか
出来ないのかの違いとなりますので、技術の部分で見えないので半信半疑でも小さな事で
理解してもらって進める方法以外に意識の変化を持たせられないのが現実です。

始めからこうしたいああしたいなど聞いてもそうはならないのがオートバイが自然の
エネルギーを介して動いている単純かつ複雑な乗り物である事からの物ですので
奥深く観察理解して行かなければバイクは単なる個人の機械としての移動させる事で
終わるのか、ライディングからの楽しみを目的に使っていくのか、違った使い方の
範囲は人それぞれですので、自分の目的を絞ることを念頭にバイクの維持管理を
設定することからのサス設定でありライディングの楽しみにつながるのです。











ノーマルのダンパーの能力を上げ本来の一般的な交通環境では使われない領域を引き出す
事で機能の高出力レンジ設定の範囲が使えるのに、ごく低速でも返って乗り心地が良いのが
本来のポテンシャルですので、ここからセッティングを始めるのが本来の順番ですが
落ちた車両で現状維持をする為の高機能サスペンションでダイヤルを回せても低いレンジで
その場しのぎしか出来ませんのでサスセッティングの要を外した一般的な消耗品交換程度の
車両ではスポーツバイクをごく低速からスポーツレンジまでどちらも得られることはありません。
特に道路状態の悪い地域ではマンホールの段差や荒れた路面は都市部や観光地とは
比べ物にならない位乗り心地が求められていますので4、5cm段差のマンホールにて
段差の面取りのない急な当たり角がある事が田舎の特に大型車の通る県道では
当たり前にあります。
成田市周辺ではスポーツバイクのバネのレンジではよけて走るが当たり前の道路状態が
現状でツアラーと同様なスプリングレンジに落とさざる得ないのが整備不足と調整を間違った
操作法や癖からの物と合わさってしまい本領発揮は程遠い状態でのダンパーセッティングは
安定せずチグハグな状態を今日はこうで明日はこうでと毎日安定しない悩みで結果として
乗り心地が優先セッティングとなってしまいスポーツレンジを外れていくのがスパースポーツ
車両の避けては通れない部分です


走行状態で崩れていれば静止状態をいくら調整してもダメなことを、このような状態に
変化した車両では治りませんと先に解説が付くのが本来ですが、無いのが現実ですし
プロの場合は完成してからの微調整の部分での話ですし、ある程度の新車コンディション
での話なのか基準点が解らずに先にダンパーセッティングなどの作業があったとしても
現状の確認程度である物です。
余りにも現実的でないコンデションでサスペンション設定やアンチスクワットその他の
用語を当てはめていく事はしない物ですが、何故かこう言った事が一般的な文章や
会話となっています、新車の基本設定や特定のコースで必要な設定などの話ですので
一般のライダーの一般的な整備の中には有っては、先に来ることはない物ですので
この様な事が広まり過ぎての悪循環でしかないのが現実です。


体力と自己操作の得意なライダーに合わせたセッティングが縦ブレーキ中心のフロント硬め
での突っ込みライディングが好き好みとなってしまうとブレーキはその人以外は使えない
悪コンディションでのフルブレーキ操作法でそれ以外の乗り方は出来なくなりますので
ブレーキ側が悪コンディションのバイクでチョット速い人がいても、初心者の人は絶対に
真似はしては行けない、サスペンション設定ですのでメンテ不足のサス設定に多い
パターンですので年齢体力と共に難しい操作法に変化していきますし、走行会の後半で
体力を使い過ぎてブレーキとアクセルワークの操作が乱雑になりスリップダウンする
ケースが見られますのでこの部分はトラコンやABSで防げない場合が多いのが
機械部分のコンデイション低下や車体の不具合からの発生領域があるのが主です。

人間側が追いつけないのが最新のハイパワー車両ですので電子制御満載にせざるを得ない
物ですがハードとソフト面が現在のところ市販車ではエキスパートの領域では
膨大な量の微調整が必要な部分も多いのですが、単に任せて流す様に制御入力に
従う状態に向けていればこれ程楽になる部分の恩恵は受けますが、飽くまでも機械として
電子制御の邪魔をしている整備不良がない事が大前提です。








サスセッティングのシステムでの内部構造やジオメトリーなどの基本が車両状態とライダー
の操作法で変化量が大きくなるのが大型バイクでの出力レンジが高い事にもかなり影響を
受けますので自身が重力加速度の中で、振られるのか体幹の軸を維持できるのかが
セッティングを始める為の、重要な人間側のサスペンション能力をプラスに働かせる事で
バイクを動かすのか、自然なライディングフォームで重力加速度を徐々に働かせるのかに
より全く違う設定になりますし、ガンガン操作してダンパーを効かせればキャビテーションの
発生も早まるスタイルになっていきますので、同様なタイムで走れるので有れば当然ですが
自然なライディングフォームで設定した方が後半の落ち幅は少なくなりますので体力も
少なくて済みますのでこの辺の関係は年齢とともに変化していくのが一般的ですが
長年の癖はなかなか抜けてくれないのがバイク側の動きが整備状態で決まってしまうので
サスペンション設定程度では補正しきれないのが一般車両の大半の状態ですので
スポーツレンジを楽しみたいのであればサスペンション以外の大半の機能低下部分も
総合的に上げていかなければ、とても若いライダーと同様には走れません。

これら以外の乗り心地も同様な部分であり、ソフトな設定にしたからといって音速を超える
振動や重低周波などはサスペンション以外が半分は受け持つ事での乗り心地となる事が
スポーツバイクの剛性レンジの高い機能設定部分の持ち合わせる事との関連ですので
サスペンション単独ではないと言う所です。
電子制御のサスペンションでアクティブな制御ですと和らぐのですが根本の振動は
取り切れないので油断しているとバンプした時に体が跳ね上がるので、サスペンションを
通しても尚防げないのがロードバイクのストローク量にて重量と加速度のついた状態での
ギャップでの大きさに比例しますので、
アドベンチャー系やモトクロスバイクの様にロングストロークでの減衰能力がある事による
物では車体もオフ系のジャンプに強い縦剛性の優れた車体にて軽量な事がプラスに働いて
いる事があっての乗り心地が良いバランスです。



市販車であっても細かい手入れと鍛える部分を作り上げる事で車体剛性をノーマルの
まま上げていきますので、バランスを落ち着かせていきながらもハンドリングが程よい
仕様から高剛性タイプの持ち味も出せる整備技術を盛り込みましたのでGSX-R750L1では
テクニックに合わせての仕様変更も可能ですのでこの状態でのサスペンション設定を
する事でのライダー側の要求にも柔軟に対応してくれますので内部の仕様変更を
しないでも対応するキャパシティを持たせることで、コース毎に変更対応させる
レーサーと成ってしまわない様に、ロングランも可能にする為のとても手間のかかる
が見えない作業が完了しての市販車モデルでありながらも使用期間の程度も良かった
事も手伝って交換部品も少なくて済み、完成度のよい状態で手を入れることが出来ましたので
車体が勝ってきましたので、エンジンのトルクが欲しく感じてしまいましたが
750の良さがあっての事ですので、R1000では凶暴過ぎてエンジンモードをスポーツ
以下の設定にして乗っているのであれば結果として高速道路の限定飛ばし使用にしか
ならないので余計に車速が上がり過ぎて怖いのが常となってしまうので、スポーツ出来る
750であることで4気筒の回転のスームズさを楽しめる事が良い味付けとなっています。

メリットを上げる事には反対のデメリットが相対性理論として有りますので、メリットを生かす
為にデメリットを減らすことが出来ないとメリットの条件範囲に増える、例えてスピードが
上がるや制動力が大きい、グリップが良いなど条件に対して遠心力、加速力、止める力など
機械として上がったら、重力引力の上昇も当然上がりますので、デメリットは残ったまま
メリット分の要素が高負担と移行する事で負担要素が増えてしまったバイクが、
当然市販車であればデメリットから減らしていけばこれらの負担が軽減されてから
高負担をどの程度、体力的に行けるのかサス設定や車体バランスと積み上げて
行かなければメリットだけではテクニックもバイクの快調さも維持できません。

2時間くらいでタイヤ摩耗するレーシングレンジのセッティングを軽快にして運動性を
上げて戦う時のタイヤのグリップの重さが筋力を必要とするので軽量化を剛性に対して
必要な分を行ってライバルに勝つ目的と、自身が素早い対応を求めての軽量化を
行うレーシングマシンと違い、
タイヤの交換など直ぐにやらない一般車両ではサス設定もデメリットが残った状態
での違いの中での変化でのサスペンション設定が一般的に行われているので
タイヤに比重がシフトしてしまい乗り心地とグリップのどちらを選ぶのか迷うのが
通常の流れです。
この様に内容違いが発生しますので当然ですが使うテクニックも必要性の方向性も
基本的には合っていてもたどり着くと違う方向である事を認識して行くのに
自身の整備対応で10年以上かかっても最後までやる場合は除いて
早めに車体に精通したプロに頼んだ方が良いのは時間も金額的にも明白です。






2017年4月20日木曜日

マルケジーニ、アルミ鍛造ホイールと純正ホイールの何処が違い良い悪いのか

マルケジーニ鍛造アルミホイールM10ScompeEvo
まず初めはトラック走行試運転確認です。
場所は袖ヶ浦フォレストウェイ
ドライ、気温25程
取り扱いの開始にあたり、テストを兼ねてD8488EVOにて走行場所とタイヤ銘柄、ブレーキ
関係も同じ仕様にて、路面の安定しているトラック走行にてタイヤの手応えと伝わり方の
変化を見ていきます。
トラック走行用タイヤはBS RS10タイプRですがテスト日の気温も程よく路面温度も高めの
状況ですが、湿度が低めでエンジン出力が安定するコンディションですので、出力特性と
タイヤグリップの引き出し方の安定がホイール変更したテストでの運動性能以外の部分を
見た所での評価を表して行きます。
まず純粋にタイヤグリップの手応えを掴む為に、当日の路面が前日の強風の影響で埃が
アスファルト舗装の粒の間に入りこんだ状態で薄っすら白く汚れた状態でしたので1本目は
体と心のウォームアップをしつつ気温上昇に合わせてのタイヤエア圧を0.1づつ合わせつつ
グリップの手応えを確認出来た辺りから、様々なパターンでアクセルワークを変えつつ
溶け始めでのタイヤのゴムの動きとケース剛性がホイールを介して伝わる力加減や動きの
振り幅が自分の操作に同期しつつ解かりやすい感触であるかの部分を確認していきますが
トラック走行での大事な部分をしっかりと調整と準備をしてからが基本となります。

2本目より準備が整い身体もほぐれてきましたので、しっかりと手入れをした848EVoの
安心感がホイールを変更した良い部分がどう出たかの部分ですが単品効果以上の物を
引き出す総合性能の部分が大切ですので、毎度注意事項にしていますが何もしていない
車両に付けただけの状態では同様にならない事を頭に入れて下さい。

バイクをバンクさせてゆっくりと開け始めてからのタイヤグリップの入力はノーマルの
ホイールの方が一定の安定があり、しっかりと温まるまではノーマルホイールの方が
完全に上でウォームアップが出来ない気温やライディングフォームですとトラック走行での
優位性が出ませんので、使い方の条件が揃わないと加減速の若干の違いしか見られませんし
、ここからはアクセルワークをスポーツレンジに切替ていきますが飽くまでも丁寧に
しっかり開度をつける事でタイヤが潰れつつ踏ん張りホイールの剛性がタイヤグリップとして
手応えを伝えることが分かるかに集中して確認します。

結果として適正なしなやかさと鍛造アルミでの粘り強い性質がタイヤグリップをタイヤのシナリ
だけでは路面を掴めない部分の補助をしてくれる率が上がっているのが解ります、なぜこの様な
感触になるかはパワーバランスの領域の高い(温度特性も含め)構造にてゴムの食いつく表面
では柔らかく食いつく為に動く部分とタイヤ構造体の全体のバランスが崩れない強さを受ける
ホイール側でのじわじわと踏ん張る関係が適正化方向に目的を合わせているホイールが
ある事で役目を果たしてくれますので今回のトラックで使用したBS RS10Rでは、よりアクセル開度
が大きい領域でタイヤの踏ん張って崩れないしなりを徐々にいなすホイールの微細な動きが
潰れたタイヤを一気に元に戻す復元反発力を軽減しているのがグリップの急激な抜けを
防ぐ方向に役立っている事はノーマルホイールと比べて確実に良い部分です。
この部分はサスペンションストローク中に出るものでは無くサスペンションが踏ん張って
駆動が連続した時に出るのが正しいホイールの機能性です。

マルケジーニ鍛造アルミの性格が今回のトラック走行でよく分かった所はやはりスポーツバイク
でスポーツの範囲により繊細な手応えとハイグリップタイヤとのバランスが格段に良い
事です。
今回のリヤタイヤ180・55/17の組み合わせでは、自然なライディングフォームでのバランスが
取りやすい方向に行けましたが、6.0インチ以上のリッタークラスではよりパワフルなので
タイヤ扁平率とエアボリューム、リム幅、
出力特性の感じからもっと硬く粘る剛性のバランスでありアクセル開度が少ない乗り方では
剛性の部分でのメリットは出しずらい感じが今回のトラック走行での印象です。

今年からJGP、SBKクラスが17インチタイヤの仕様レギュレーションに変更された事により
ホイールの柔軟性と剛性が高負荷運転のパワーバランス方向にシフトするので、6.0インチ
レース対応モデルのアルミ鍛造モデルと市販車モデルが近いレンジに向かうのは確かな
所ですので、小さいサイズや5.0インチ5.5インチの市販モデルは現在のパワーバランスを
上げ過ぎない方が市販車とのマッチングは良い方向でいられるはずですので余り変わらない
で欲しい所です。

この辺りの最大負荷に近いレンジからでないとスポークデザインや剛性のポイントは
一般の使用範囲ではほぼ分からないのが現実です、一方で鍛造モデルの伝達パターンは
ノーマルの鋳造製品とは確実に変化のでる部分であるのでトラック走行に装着する場合
以外は剛性の高過ぎる断面構造で選ぶよりもタイヤ交換作業の頻度に対して作業の
難易度が上がり過ぎる物やタイヤの種類や使い方の目的を見定めないで装着すると
機能性が全く出せない事も理解しないといけません。


その他はノーマルホイールでは路面の凹凸が単にデコとボコとして感じた部分で、細かく
グリップダウンするような路面のうねりが気付きづらいので走行ライン中に大きくギャップが
ある路面個所だけは感じていたノーマルホイールとは全く違う部分で軽量化のメリットよりも
タイヤグリップと共に微細なおうとつを手応えとしてくれる安心感にM10S(M7モデル)鍛造モデル
を装着する目的の特徴的な部分であると感じられます、特に車体剛性を的確に調整した
バイクでは鍛造モデルの伝える質感の確かさが感じられます。
細かい振動としてでは無く、ザラツキを除いた残りの手触り感触があるとしか表現出来ませんが
この辺は元々の乗り心地が良い私の848EVoとの合計が全てにおいて良い方向に現れた
結果としての感触なのは明らかです。


今までの鍛造軽量ホイールの評価にはサスペンションストロークの部分での感触が一般的な
所でしたが、追い込んで使って見ると実際にはサスペンションの作動範囲での変化は軽さ
から来る上下動作の上がり幅の部分だけで、剛性とシナリの部分は通常使用では
ほぼ分からずでしたので、負担を増やすアクセル開度までいってからのサスペンション
が踏ん張った所での鍛造アルミの剛性とシナリの機能性を走行バランスに合わせることが
最大限にタイヤグリップを生かす為の鍛造ホイールであり軽量化での運動性能の高さの
合計でが本来の鍛造ホイールの役割です。
当然ながらデザインと質感の部分が機能性と相互作用とするのがアフターパーツとしての
大事な部分です。

軽量ホイールでのデメリットを出す使い方は軽量からくるタイヤ面圧不足を補う為の操作方法を
単に切り返しの緩い力や楽な感じとしての役割にしか使わない事から生まれますので、
ホイール材質と断面構造の違いを全体のバランスに合わせられ無ければデザインなどの
外観での変更としての役割しか出せませんので注意点となります。
勿論レース車両などでの使い方と一般道走行の役割では目的も使い勝手も似て非となる
物ですが道路舗装技術レベルも上がったことで場所によってはトラック走行以上の環境に
成っていますので、以前の様に穴ぼこだらけの道路が少なくなったのが純正の頑丈な
ホイールが少なくなった理由で少しでも軽いメリットをだす方向の車両が増えたことで
軽い事の良さだけが注視されている事による他の部分が半分ある事を忘れてしまっては
生かす取付や調整により別の性格になる事を承知しなければならないのがホイールなどの
商品の特徴です。


同じタイヤでほぼ同条件にてホイールの特徴表現を考えて見たのですが
習字での筆使いに見立てると合点しますのでこちらで説明してみます。

まずは、半紙を机の上に置いて文鎮で抑える、この段階で紙がタイヤ面、文鎮がホイールに当て
はめて筆がサスペンションとライダー側 (車体含め) こちらは筆の太さの違いが車格やタイヤの
太さなどとします、現在のスポーツバイクのワイドタイヤの太さが太筆と同じですので筆の置き方
角度墨汁の漬け方などや筆の圧力を掛ける手首の加減などがサスペンション設定とライダー
車体との操作法となります。
軽い紙の表面に筆で圧力を与えると縦筆でゆっくりずらす事は出来るが速く圧も上げると
文鎮(重り)の位置と書きおろし方向でしっかりと筆が紙を掴んで墨汁を的確になぞる為の
角度や圧力が出来ないと文字の大きさが歪になったり、かすんだりしますので腕と手首の
位置が筆を繊細にコントロールする事で文字が書ける事で読める文字になりますので
霞んだり点になったりする事とタイヤのグリップは同じ事となりますので、一定の力で書いて
も書き方向が文鎮側に戻る方向や文字の書き終わりのはねの時に圧力を加減しないと
紙が筆に食いついて動かず文字が書けない動きがある事が、紙をまくり上げたり、ちぎって
しまう動きがタイヤのグリップ面と同じ作用力と言えますのでバイクでの車体の振られや
滑りの原因と同じ食いつき状態を上手に重りの位置関係を利用して逃がす事により
余分な挙動が伝わらない様にしますので、身体を積極的に重りとしての役割をしないスタイル
では別の重りが在った方が良いのでこの場合はホイールが重い方が良いですが、車両バランス
にて同方向に設定してあげれば軽量の恩恵は受けつつ軽さから来る不安定性を消すこと
も可能ですが、車体の維持管理がタイヤ剛性と車体剛性のバランスが取れないとレベルの低い
所で推移するので振られやスリップ率も多くなる物です。
この様に単なる軽さやタイヤのグリップの引き出し方、直線道路、コーナー、ブラインドコーナー
ブレーキ制動、空気圧、サスペンション設定、操作法、等の全体のバランスが習字また文字を
書く動作と同じ事と思ってもらうと、ちゃんとした文字を書く事が難しいのに、走り書きばかり
では雑で自分で書いて何が書いてあるか解らないことが、バイク操作や維持管理が関わる
部分が同一であると理解してもらう事が大切です。




標準のホイールが鋳造アルミホイールにて一般的な強度バランスは社外の軽量素材よりも
乱雑な路面にも強く変形率も小さい造りでなければならない部分は強く重いと言う事で
路面状況や使用範囲が広い設定の車種では余分な耐久性や強度を必要と
していますし何よりも目的がハッキリしていれば当然ながらノーマルホイールで良い事です
し同じパッケージでも軽くも重くもなるバランスの合わせ方やメンテと組み立て技術が
ある事で良くも悪くもなるのがオートバイという乗り物です。

現行の新型トップレンジのスーパースポーツでのホイール重量面では、ほぼ社外品の
レース対応モデルなどの超軽量品と同じタイプを採用した純正モデルが同等の重量となって
いますので目的がトラック走行又はレース車両ベースにするのに安上がりとはなりますが
その辺りは1000ccバイクのSSがホイールが軽いだけでは操り切れないハイスペック、
ハイパワーに変わりが無いことは確かです。

使い方と方法により純正で少しばかり重いタイプが扱いやすいのが一般道走行などでは
スポーツバイクの場合では決してデメリットでは無くバランスと言う部分では合っている事が
言えますので使い方の目的に合わせた物であれば役割を果たしてくれると言う事です。
その他はデザインと精度や手間の掛け方が軽量化を含めて使い方の目的が合うことで
の操作性と機能性を上げてくれることの部分を社外品に求めてもらうと良いです。
単なるデザインでも良い所ですが、折角取り付けるのでしたら性能を発揮させての
デザインの融合であってて欲しい所です。
その他はJWL規格の範囲での鍛造品での強度とヤング率などのポイントを定めるかにより
同じ規格内の商品でも使用感と元のコンセプトが外れた商品では総合性能の出しずらさが
ハブの構造とサイズ、スポークの長さ配置、リム断面、ベアリングサイズ等の違いが目的に応じて
設定されない事から発生します。
強度と剛性の意味の違いを理解せずに商品化されてしまう部品を装着している車両も
ありドレスアップ以外は余り意味を持たせていない物も見られます。


下写真
848のノーマルフロントホイール
鋳造アルミホイールの量産品なので、それ程、精度アップと軽量化工程が少なくスポーツバイク
用の標準装備品です。
肉厚で柔軟性には乏しいですが返っておとなしいライディングフォームではタイヤの剛性と
手応えを出しやすいのでライディングフォームとスタイルが確立しない場合や初心者の不安定な
部分を助けますので重たい事で生まれる自然の法則の手助けがある事も理解してもらいたい
所です。但し精度の面ではプロの場合は必ず手直しや精度不足の追い込み作業が必須条件
となりますので、純正ホイールで必要事項を追加作業するとアフターパーツが買える位手間が
掛かりますので純正ホイールでは使う目的に合わせて部分手直しでの使用感とします。


リヤホイール写真
純正品、片持ちタイプ
構造はリバースリムタイプにて脱着作業は一方方向のみにてデザイン的に外周が大きく見せる
為のリバースリムにて、タイヤ脱着はやりずらい方向ですし外周が長い分重たくなりますし
エアボリュームの部分でも乗り心地は悪くなりますのでデザインと機能、精度の部分での低さは
マルケジーニ鍛造と比べるのが余り意味の無い事と感じます。
それでもひと昔前の物に比べれば軽量でデザインも良いと思います

下写真
マルケジーニ鍛造アルミ
M10S compe evo
JWL基準一般仕様市販車モデル
フロントホイール

実際に購入する場合は見た目と金額が半々であるのが一般的なところでしょうか。
プロ目線の場合は軽さデザインの機能の部分は当たり前の部分なのでトップレンジの商品で
あれば、その他の切削加工の精度を機械的処理以外に必要な部品の加工設定の人間側の
加工イメージが加工機械に伝わり仕上がった状態を車体に組み込む時点で良さが感じられる
物であればトータルバランスを取りやすい事が、その時点で9割方確認出来ます。

このことは限られた時間で生産される純正ホイールでも同様でしっかりと仕上がりをイメージ
した物であれば数少ない手間を掛ける部分での切削加工の処理面からも伺える物ですので
機械にセットする人間側のイメージが伝わらない部品は組み立て時に必ず僅かな差となって
現れて来ますので、マルケジーニ鍛造を装着する意味を外観と共にトータルで組み上げる
事で純正ホイールには無い良さを引き出す事が乗車感として表れての意味となります。

ディスクローター取り付け面の状態も純正比5割増しにて、純正ホイールでは規定範囲内で
ある僅かなローターブレもこの時点で改善しますので基準値内と基準値の中での追い込み
にて適正化が上がりブレーキレバーの入力安定効果となりますので、ブレーキ
単品効果以上になる事がホイールとの組合せのマッチングとなります。勿論、純正ホイールでも
手を入れて行くことで同様になります。
タイヤ、サスペンション設定、ブレーキ、車体バランスと全てのバランスが結果としてタイヤグリップ
や操作性としての運転操作の部分に現れるので、どのバランスが欲しいのか目的がハッキリする
事でホイール交換するメリットも引き出せますので、あくまでも整合性の中の一つとしての役割と
方向性を考えて装着する事で良さが実感出来ますので外観変更と共に選ぶ価値判断は出来る
と感じます。
それでも最後の仕上げの詰めはマルケジーニ鍛造と言えども必要な所は、ばらして手直しして
組み直しします。



精度とホイールとしての役割が形状構造、鍛造加工により生み出されていますので
タイヤ交換作業も
し易く取り付け面精度もしっかりしていますので、この部分は製品の初期設定の目的がハッキリと
しているのでこの仕上がりを純正ホイールと比較する事自体間違いですので、純粋に乗り味の
特徴と操作感の合わせ込みをした時点での使い勝手の幅等を基準に見ていきます。
単にポン付けでは軽さ以外の部分が出ませんのでこの辺は車体と合計でのことが重要です。

特にリヤホイールのデザイン優先のモデルではワイドリムの浅底デザインがエアボリュームを下
げ過ぎたり、タイヤの脱着作業を邪魔する形状からタイヤのビードを脱着時に傷める方向での
形状と構造のモデルでは実質的な使用過程では不具合対応に困るだけですので純正でも社外
でも大事な部分を網羅してあるタイプがやはり使っても交換作業の部分でもバランスが整って
こその物ですのでリムデザインや金額だけで選んでは純正ホイールの方がタイヤの選択主に
悩まずに済む事もあります。
タイヤの空気圧の問題でもホイールとの組み合わせにより変化のバランスが違いますので
内部空気量のが乗り心地と剛性での組み合わせにより変化しますので、リムと
スポークデザインでのホイール剛性だけでは無い、結果としてサスペンション設定やグリップの
変化を生み出す事となりますので、スポークデザインだけではダメな部分が良い部分を上回り
トータルのバランスと目的がずれてしまいます。
見た目のスポークデザインは純正ホイールと似た形となる848用マルケジーニ鍛造ですが
スポークの僅かな長さ短縮とリブにてリムに接合する根元の脚の剛性は高く外周リムの
薄肉の外周でのモーメントを下げつつスポーツ系のタイヤ選択に合うように路面からの受けの
柔軟性を出しつつ中心のハブ方向まではしっかりとぶれない伝達パターンとしてタイヤグリップを
サスペンションよりステアリングへ導く伝達の良さが軽量化のメリットと合わさる事でのバイク
性能のトータルである事が普段使いでも使える物になっている事が大切です。







タイヤの選択と軽量ホイールの相性と言うよりも最新のスポーツバイク用新型タイヤはタイヤ側で
の形状構造を市販車ノーマルの車両に単にタイヤのみでスポーツとグリップを合わせてしまう
のでタイヤに乗せられてしまいますので、本来の機能とグリップを車体側でしっかり作り上げる
事を、さぼると使用期間に減った摩耗や維持管理が落ち込むタイヤ以外の部分と合わせての
感覚と操作性となってしまいますので、同モデルのタイヤなら良いが新型タイヤや他メーカーの
新型タイヤと移ってしまうと、軽量ホイールにしろサスペンション設定にしろタイヤの変化での
好き好みで終わってしまうことで、結果として何を良くしたいのか、良くなったのかなど分からなく
成ってしまいますので基本となるベース状態の車両コンディションが全てにおいての基となります。

今回のトラックテスト終了後に通常使用のタイヤチョイスにてホイール込みでの車体の感じ
が安全操作と乗り心地など一般道走行で大切な部分を今後見ていきますが一つ問題があります
一般道走行となりますので、新型タイヤのミシュランパワーRSで行くか使用テスト確認済み
タイヤで行くか時期も暖かい季節に移行しますので、せっかくなのでハイグリップ系の夏の時期
に合うチョイスが良いか悩む所です。

小さい部品では無いのでホイール単品の性能に引きずられない為に、ステム、フォークなど
主要な部分はトラック走行前にメンテしましたので基礎低下に引きずられる事無く、乗り心地、
ハンドリング操作性を確認出来ますので、大きくは変化を感じないはずです、なぜかと言うと
悪いコンディションの場合は大きく変化しますが良い変化というのは僅かである事が殆どで
全体のバランスがさらに良い感覚で軽さのメリットが引き上げられてデメリットが消える微調整も
含めてのセットアップ作業を細かく行い走らせてのイメージをライダーに左右されない、純粋に
車両の状態がホイールも含め素晴らしいと感じられる様にトラック走行とは又違ったり視点で
調整してから見て行きます。