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bright ring.(ブライトリング)オートバイ整備 ハンドリングと車体剛性調整、本来の オートバイのポテンシャル知ってください。車体安定、乗り心地、タイヤのメカニカルグリップアップ、空力特性からの ハンドリング違いまでのメカ部分の調整とライダー側の体力に合わせた安全性を重視する基本的なバランスアジャストなど人側でのバランスアップも安心感として付け加えていく所です。 初心者や女性ライダーこそ、ここが大切です。

2016年9月20日火曜日

BS,RS10Rタイヤテスト、サブコンセッティング後のハンドリングバランス

今回のテストの場所は袖ケ浦フォレストウェイでのフ゛リヂストン主催走行会に合わせて、
サーキット走行メインと少々のツーリングでのブリヂストンRS10Rとダイノジェットサブコンの
基本セッティングの確認とDucati848evo,スタンダード足回り仕様でのツーリングベース状態の
プリロードとチョイペース上げた時のサスペンションオイルのダンピング特性の変化の具合や
ブレーキパットの状態確認にて、あれこれいじらずに純粋に車体バランスとグリップ特性のへんかの為の空気圧調整に終始する事が出来たのは車体バランスとタイヤの組み込みに外した
パーツ個々の丹念な掃除とグリス管理にてタイヤと車体バランスが乗り味にきちんと出た結果
848evoでのサーキット走行で今までのベストの走行フィーリングになりました。
今までに積み重ねた車体剛性とバランスが、自分の体力と操作性の良さが今回のブリヂストン
RS10Rとの相性がピタっとはまって、楽しいの一言の走りでした。
プリロードはツーリング仕様のままでオーケーです、後半に握力が落ちた所でフロント伸びダンパーを少し利かせてブレーキリリースの甘くなった手首の動きを落ち着かせて車体の安定向上
とした位で、1本目の空気圧を極端に落とさず、身体のウォームアップとタイヤウォーマーの
未使用の為タイヤの温める余裕に1本目は確認して行きました、路面も少し川の流れた
所がウェット状態でしたので無理せずにです。

2年前に1度走っただけの袖ケ浦フォレストウェイでしたが2本目からは晴れて気温も上がり
タイヤの温度帯も2週、温める位で1本目と同じフィーリングになってきたので、車体とエンジン特性
の確認をしつつペースアップして行く前に国産リッタースポーツに2台か3台にパスされた後は
自分のペースで後続のリッター車両に抜かれることもなく走行時間終了後、タイヤのエア確認にて
3本目のタイヤのエアセットを0.1Kps下げて昼飯の時間です。
サブコンのセットアップはバッフル付きのツーリング仕様にて低、中回転時のパーシャルからの
特性とドライバビリティの向上が得られる基本セッティングとなったのは、同じ業界の同年代の
プロに依頼したことによる所が大きいと感じます。
私も車体のプロですがシャシーダイナモ無しでは全域でのセッティング調整は不可能な事と
ロードテストでは安定した環境にならないので基本セッティングは出してもらう事が近道ですし
決してサブコンピュターの部品代プラス現車確認セッティング調整、料金18万オーバーになり
ますが、エンジンを壊したり、ギクシャクしたままの特性でライディングしても転べば修理代
は軽く18万を超えますので決して高い買い物では無く、怪我せず壊さない事が結果として
安上がりです。

メンテナンス、車体剛性とバランス調整も同様でこれを、やらずにサブコンを付けても
チグハグなエンジン特性と車体になりますので順番は先にメンテナンス、操作系の合わせ込み
フリクション低減、車体剛性とバランスの調整が出来たらエンジン特性に合わせてサスペンションセッティングと順番にやって行くことが大事です。
エンジン特性とブレーキ性能、車体剛性とバランスはサスペンションセッティングの要です、
特に体力変化に影響されますので使い切れるバランスが大事であることと、若い体力の
あるライダーとはセッティングの方向はまったく違うことが多いのが年齢と体力バランスによる
所で、瞬発力のある若いライダーはダメな車体でも人間サスペンション能力が高いので速く
走れてしまいますので、中高年や女性ライダーは少ない力で走れる良い車体にする事が
安定して速く走れる条件です。
実際に私の848evoのモデファイ部品は、サンスターブレーキローター、RKチェーンの軽量化品、
サブコンピュターが取り付けのメインパーツで、パットはRKのノーマル対応品で、細かい点の部品以外のパーツは、ノーマルパーツのハンドメイキングの処理作業での車体剛性アップ作業と各所調整と組立技術での、ツーリング仕様で乗り心地アップしながらもスポーツ走行出来る状態です。

今回のブリヂストンRS10Rのテストでも車体剛性とバランスがRS10Rに負けてない事が確認できました。
メッツラーRRのK1,K2、との比較は、確実にサーキットセットのRS10Rが乗り心地が硬く踏ん張る
為に公道での乗り心地はメッツラーが1ランク上で涼しい気温からの走り初めの特性もストリート
での使用に向いたタイヤがメッツラーRRのハンドリングバランスです。
しかしながらどちらもハイグリップに間違いなく十分なグリップとハンドリングに欠かせないのが
温度帯とエア圧の変化にアジャストする事ですので、スポーツ走行と気温の高い季節の使用が
条件となりますので、
無整備、バランス調整していない車両にはタイヤの性能を発揮させられずに終わりますので
ご注意下さい。
上写真、20分、3本の走行後の848evoプラス、ブリヂストンRS10Rのリヤタイヤ












ブリヂストンS21のテストを2004年式ZX10-Rと16インチのサイズがS21に投入されたので
私の92年式CBR900RRにて来月から行って行きます。どちらの車両も車体剛性とバランス
を作業してからタイヤ交換後テストして行きます。
今回のBSの走行会でも先導車両にS21が装着されていましたが、磨耗特性とハンドリングバランス
はストリートからサーキット走行でもRS10の標準仕様と遜色がない状態です。ライフは確実に
S21が上です。




2016年9月9日金曜日

新車購入、D899パニガーレ、ハンドリング診断プラス操作系のアジャストとフリクション低減

2015年式、899パニガーレ、T様の車両にて車体とハンドリング診断の依頼
走行距離2015Km程、大型車両は初めての購入が899パニガーレとの事です。
確かに車体バランスの取れない事、グリップ不足、震動やレバー関係の渋り、
手足の操作位置の不具合、新品のボルトのねじの仕上げの悪さが初期診断にて
各所出ている状態です。
とりあえず乗り慣れていないので購入したディーラーにて車高調整ロッド取付にて足着きをよくして
立ちごけでカウル類を保護目的のスライダーの取り付けてある状態での試運転確認です。
 
スポーツ車の高さバランスを考えて、まずは足着きがべったりの状態から多少余裕が出来る
限界の高さまで上げていきますが身長165cmでは本来の高さには到達出来ませんが、
信号待ちが可能な所でなじんで頂きます。
 
いきなり車体剛性とグリップアップの作業はせずに運転者の操作系と渋い部分の改善を
する事が大事です。
初の大型の899パニガーレですので、現在のライダーが感じるポジション合わせやブレーキ
の渋り、ABSユニットのバルブや壁面に残って抜けづらいエアの混入を排出削減して
ブレーキレバーの操作性向上作業にてフロントサスペンションへの急入力を軽減する事が
ブレーキレバー操作性にてタイヤグリップのつかみ安さを向上させて初心者でも強力な
ダブルディスクを優しく操作出来るよう、手首の角度調整と指先の使い方を指導しながら
アジャストしていきます、しかしながらパーツ個々の渋さは完全に全バラにしての組み直し
が必要ですと理解して頂きつつ、小さな不具合から潰していきます。
 
フライバイワイヤーのスロットルセンサーのガタ付により発進時のエンジン回転のコントロールが
難しいのが、私のようなベテランでもやりづらいので発進、停止の回数を減らしたい気持ちにさせら
れるので、つい見通しのよい場所での一旦停止をサボル事での安全運転意識の低下につながり
ますので、発進、停止の苦にならないアクセルとブレーキにする事が結果として、立ちごけ
しずらく、交差点でのスムーズな移動が可能な事が出合い頭の事故を減らすための原点です。

 
 
 
日本製のスロットルパイプの方が樹脂の型の出来が良いのですが、フライバイワイヤーの
センサーの形状の樹脂パイプは存在しないので、ワンオフにてガタ付防止をして行きます。
操作系のメニューとおし引きの重さが出ているチェーンやハブのオイルシール等
フリクション低減の作業を3日掛けて丁寧に作業を進めて第1回目の授業とします。