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bright ring.(ブライトリング)オートバイ整備 ハンドリングと車体剛性調整、本来の オートバイのポテンシャル知ってください。車体安定、乗り心地、タイヤのメカニカルグリップアップ、空力特性からの ハンドリング違いまでのメカ部分の調整とライダー側の体力に合わせた安全性を重視する基本的なバランスアジャストなど人側でのバランスアップも安心感として付け加えていく所です。 初心者や女性ライダーこそ、ここが大切です。

2020年2月13日木曜日

グラディウス400Vツイン、優雅に見えるが凄さが隠れている




グラディウス400
Vツインエンジン搭載の開発目的を知る為の初歩的な作業。

スーパースポーツとは逆の使われ方のメインのツアラーとしての役割を存分に発揮
しながらもトルクの有るエンジンは扱い易さのバランスの部分は400CC能力を
超えています。
時代は違いますがホンダのVFRのV4や250CCのVTR等は直列4気筒モデルのCBRと
良く比べられていましたので、どこが違ってどちらが上だと比較していましたが
ピークの性能差はほぼ同じなので、途中の特性やレイアウトの違いから来る
パッケージ作りの違いが性能としてよりも特性として大きく違う物でしたが、
スタイルやエンジン音などの商品性として選ぶ事がメインで当時は比較された所です。

中型クラスVツインの実車としてグラディウス400のエンジン特性や力量としての
ランナーで有る走る為の素晴らしさを知る人は少ないのは事実である事と、
デザインや音などで選ぶ人は大人でシックモダンを感じている人に絞られているのは
致し方ありません。
デザインの部分は好みの別れる所ですが現行車のカクカクしたロボット的な物とは
非対称ですので、今の流行りからは離れますので、乗らずにいては中身は知る事は
有りません。




使い勝手としての目的に対して、Vツインエンジン400CCとしては
トルクの出方とピークパワーを求めない設定がツーリングや市街地での実用的な
特性としてエンジンとして同排気量の気筒違いとしては私は一番実用性と
スポーツの領域の引き出しが大きいと感じます、車体各部の構成はツアラー
としての役割を持っていますのでハイグリップタイヤで楽しむ物では
有りませんので使い方を間違うとパッケージバランスを崩して乗る事と成りますので
最終的にはあれも足りないこれも足りないと成りますのでエンジンとしての余力が
大きいのでついついスポーツの領域を上げたいと感じさせる所です。

大型車顔負けのトルク特性を活かした速さはベテランのライダーには好まれる
バランスとして楽しむ為に丁度良さが解る人に選ばれる理由があるのが
グラディウス400だと言えますし、同社の650VツインのSV650が評価が高い
ので650をスポーツバイクとしてメーカーも設定している所ですが、
バランスとしてはグラディウス400の方が全体として
単に速さを求めない使い勝手の良い物です。

車両デザインやエンジン音などの他、開発目的として何処かが凄いと言う事が
見当たらないのですが、実用性の平均値が乗ると4気筒モデルのCB400SFと
全く違う性格なのに同じ様な使い易さや運転しやすさなど同レベルと言う所が
運転すると見えてきます、但しメンテとセットアップした車両での場合ですので
他の人が乗って居るグラディウス400には有りませんので間違わないで貰いたい
所ですので、オーナーさんだけが感じる所です。

パッケージバランスとして初心者には、やや難しいタイヤが装備されていたり
低速トルクがある分体力的に弱い初中級者にはアクセル操作が難しい部分が
出て来るとした所はあるのですが、この部分はベテランには好まれる特性や
タイヤや設定が有っての所です。

グラディウス400の特徴としてVツインエンジンで有る事、スリムで有る所は
日常の移動に対しても圧迫感はありませんし、取り回しのし易さと狭い道でも
自由度が大きい所ですが、いざ走り出すと落ち着いた雰囲気とツアラーとして
ロングで疲れない車体の剛性感からアベレージを上げてもどっしりした味付けが
見た目とは裏腹な所が特徴です。


今回の整備調整とオーナーさんへのアジャストするに当たっても装着タイヤの
相性も良く、車両自体のコンデイションが比較的に良い所が見受けられましたので、
私が手を入れた部分が基本的な範囲ですがググっと走り味が楽しめるように
変化したのがオーナーさん自身も確認できていますので今後のオイル管理や
一番大事な部分のブレーキが常に使える状態で有る事でABSの介入する度合いを
下げて実制動距離を縮める本来の目的のブレーキ性能が維持出来れば
安全性と走りのバランスを保って楽しめます。

グラディウスのブレーキはピンスライド2ピストンのオーソドックスなWディスク
ですのでスーパースポーツの様な使い方を求めない装備ですが、限界領域以外では
必要な能力と制動力を持ち合わせていますが、乗らずに居てもどんどん落ち込みます
ので乗って居ないから大丈夫ですとは成りませんし、走れば走った分同様なのが
ブレーキですので大切な部分をしっかり使えるようにする事がバイクを乗る為には
走らせる上手さよりも大切です。

ライテクに頼るよりもブレーキを使える状態にするのが本来の意味でのライテクと
成りますので車両各部のバランスが整っている事がタイヤの接地を出してブレーキが
性能を出してくれる物と言う所ですのでライテクは車体のバランスがずれて居る
物を無理に合わせて行きますので疲れたり、体力違いで出来る人と出来ない人
の差が大きく出ますので一般的な所のライテクは道具の危険はそのままにして
体力勝負の乗り方とした物にしか成らないライテクです。


基本的な正しい整備として初歩的な所での味付けの変化をオーナーさんに
止まれる安心感のあるグラディウスにて更に安全運転がこなせる事で楽しんで
欲しいと思います。