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bright ring.(ブライトリング)オートバイ整備 ハンドリングと車体剛性調整、本来の オートバイのポテンシャル知ってください。車体安定、乗り心地、タイヤのメカニカルグリップアップ、空力特性からの ハンドリング違いまでのメカ部分の調整とライダー側の体力に合わせた安全性を重視する基本的なバランスアジャストなど人側でのバランスアップも安心感として付け加えていく所です。 初心者や女性ライダーこそ、ここが大切です。

2016年5月29日日曜日

バイクと技術開発、技術者と日常の関連ほか

まず最初に周りの環境や商品、自分たちが作り売り、生活とし趣味や人生を豊かにする事に
ついて気に止めていなかった事を、改めて少しで良いので考えて見てください。

バイクパーツにLED関連の照明バルブ等、モニターや一般照明器具も同じく、青色LED(高効率
で純粋にブルーな光)の発明により、白色の高効率LEDも応用で開発されたので照明技術革新に
コストダウン製品開発出来た事で省エネルギーと長寿命と言われるようになったのは、日本人の
技術者のノーベル賞を取った元日亜科学の中村教授他2人の日本人が研究開発をしたお陰で
です。
しかしながら大学教授(公共機関の研究の代理や国の機関)以外では、民間企業の技術者
は素晴らしい技術がありなが日本国内では認められず多くはアメリカの研究開発の大学教授や
研究所で製品開発して普及されてその商品を日本人の私たちはアメリカの商品としか認識を
せずに購入しているはずですが、本来なら日本の技術で製品開発した方がコストがかからない
場合も出るはずです、
パテント料や他のコストアップ分を長い目で国内生産した方が職場の保持や海外の人件費のアップや大手企業に引きずられる事を少しでも防ぐ事が日本経済の安定向上と考えます。

結果として中村教授は日亜科学を辞めてアメリカの研究開発の大学教授として活躍をしています
が、日本人の技術者が開発した商品を結果として購入して海外へパテント料を購入する日本人
が支払うことを知っている方は少ないと思いますのでバイクとは無縁ではない事を知って下さい。

もう一つはイタリアのフェラーリのエンジン関連の工作機械は日本の中小企業の製品である事を
フェラーリ関連ではMVアグスタのエンジン開発にも使用されていると思いますので関連があり
ます。
この工作機械の製造には人の手による最後の手仕上げの職人技術で精度を基準にしていますの
で機械事態の精度が優れて安定します。しかしながら最後はそれを使う人と刃物の技術で仕上げ
の微差となるので組み付ける技術の差になることが言えます。
MVアグスタに乗っている方は是非この機会に日本の伝統技術を守る事を気にしてほしいです。

このように日本の技術にきちんと対価が支払われる事がやがて日本の利益となることへ
大手企業や官公庁の担当する人こそが日本の技術を守る人となる事を意識して下さい。
大手電機メーカーも海外資本傘下により技術流出しその商品を購入する事や、高価格帯商品を
中国富裕層が購入し日本の一般世帯はメイドインチャイナや人件費の安い地域で製造された
商品を日本の企業の委託製造品で修理が効かない商品を安物買いしている消費者がメーカー
の動向を左右させ結果としてそこで働く日本人が苦しんでいる事実を認識する事を。

フルLED化も夜間の仕事の方には健康に優良な紫外線波の補給不足によるビタミン不足に
ならない職場環境にしなければならないことも知っておいてください、メリットた゛けでの判断が
後に大きな課題となります。

私が主に取り組んでいるメンテナンスが低周波振動低減による乗り心地と安定の作業ですが
ほとんどの方はサスペンション本体がよければ大丈夫だから言われますが、低周波は
サスペンションでは取り切れない証明が1098Sのオーリンズ装備車両と私のスタンダード
848evoのメンテナンス車両でストローク最中のショックアブソーバーの動きは高機能な物の
方がすぐれていますが、サスペンション本体を動かしているのはタイヤでありリンケージや
ブッシュ、Bg類の動きがショックアブソーバーの動き方を左右するので単品で良くなる事は
ありえません。
このように整備知識だけでは上手く行かない事がバイクには多々ありますので、整備知識
だけでも本当に技術がある方は全く持って同感であると同時に、にわか整備では1から100
までの途中で、はぶかれる事が多いので一般の方や浅い整備士では同じにはならないと
説明します。
本物の整備は自然科学や物理学、構造力学や多岐にわたっての勉強しての積み重ねと
作業道具などとの使い勝手が仕上がりの差です。

追加で、後輩のバイクでの話ですがしばらくバイクを診せに来ない間に、アクセルグリップに
楽ちんグリップレバーなる手の平に靴ベラの形のプラスチック製品を取り付けてあったので
なんで付けたのと聞くと長時間アクセルを持てないとのこと、アクセルワイヤーの渋りで
掃除と潤滑油で軽くなるというと、整備して下さいとの事、作業終了後軽いのでグリップレバー
捨てるとのこと、量販店でこのような商品を買ってはいけないと後輩を叱りましたが、ユーザー
側の間違った知識がこのような便利グッズをひろめて量販店も追加で売る間違いを正す人が
居ない現実で良き整備をしてくれる販売店もこういう商品に仕事をけずられています。

私の店では乗る人の為にならなければ間違ったバイクの使い方する方にはあえて叱ります。
間違った使い方や整備をして壊したりコケタリ、安全装備がだめでバイクに乗れないのが
機械である部分にも良くないてすし怪我して乗れないのがバイク乗りには一番悪いと考え
ますし、乗れなくてもエンジンかかればいいという人もいますが、アイドリングや空ぶかし
の使用は実はエンジンを壊す人です。

2016年5月26日木曜日

848evoメッツラーRRの相性+

今回は1泊、伊豆ツーリングにて848evoに装着したメッツラーレーステックRR、リヤK2、フロント
K1コンパウンドのロングツーリングの確認とサーキット走行用にサンスターWEXPNDディスク
ローターを取り付けてのワインディングでの相性の確認がメインです。
リヤ周り作業した1098Sも同行しましたのでオーナーさんに乗り心地と安定具合の感じを確認
報告をして頂きました。

 
 
 
まずはサンスターディスクローターのワインディングでの相性ですが、しっかりメンテ済みの
ノーマルのブレーキシステムにノーマルパッドでの当たり付け初期のレバー握り具合と
制動フィーリングは、なんらノーマル車両とほぼ変化無しです。
 
ノーマルブレーキシステムが良い状態でしたら変化が少ないのが本来の姿で
変化が大きい車両はメンテ不足の証です
なぜならば熱容量のアップしたローターの高温での使用時のキャパシティーアップが最大の
違いで、低入力時に使い勝手が悪ければコントロール出来ないブレーキとなります。
 
良い車体でしたらノーマル車両の良い部分のまま高温時まで安定制動にてパッドの
熱容量の範囲では2割位レバー入力が小さい状態でしたので板厚アップによる熱安定向上
の違いがレバー入力に現れていますのでハイスピードランでも握力低下の割合を下げて
くれます。重量アップ分左右で400g以上ですが、本気でサーキット走行しなければ
切り返し等の重さも分からない位ですしロングツーリングの時は無理に操作しない方が
安全ですし疲れないと思います。サーキット走行ではパッドも使用温度に合った物を
チョイスした方が良いです。
通常使用でしたら低温での使い勝手が合ったノーマルパッドもしくはプラス50゜C位
高温タイプでもローターの熱容量が大きい分、放熱バランスから見ても、気温が低い
時は冷えぎみになるのでサーキット走行以外ではレーシングパッドは合わないでしょう。
レーシングパッドが効くのではなく、高温で安定制動にて効くのが本来の目的ですので
ガクッと効くコントロールする事が出来ないシステムバランスではいけません。
 
 
約800Km走行後の状態のメッツラーRRのリヤタイヤです。
気温は5月にしては27度と高めの天候での走行でしたが林の中の日陰の道路では
スーッと汗が引く気温でしたので路面温度は気温マイナス10度程でしょう。
少し早目のペースで走行でしたら内部温度が直ぐに上がってエア圧が0.5程上がっている
状態で出発時、2.6から3.1へ上昇しタイヤが跳ね始めていましたので温間時2.9へあわせて
の走行にての表面の状態での写真ですがほどよい溶け具合で接地感も重すぎず
ピレリのSCよりも公道での使用感は良いです。
現行のハイグリッフタイヤは温まるのも早いがその分内圧も上昇か゛早いので車体バランス
の悪い車両はエア圧の変化に乗りづらい路面のパターンが出るはずです。
よくある路面に縦溝が彫ってある路面等や下り坂の急で狭い道などでしょうか。
 
 
 
リヤメンテ済みの1098Sの走行フィーリングですが振動が減り良くなったとの感想でした
ので細かいセッティングは現段階では無しとのことですが、今は作業してない
フロント周りの振動が気になりますとのことで戻ったら直ぐフロント周りの振動低減
メンテをやるとの返答をいただきました。
やはり残った悪い部分が露骨になった形で気になるとのことです、人間の体と
一緒て゛2,3箇所の調子が悪い部分の一つが良くなっても残った部分を良くしないと
調子が良くならないのと同じ事ですので、事前に打ち合わせの時に話をしていた
予想にあいなりました。
しかしながらこれで良いバイクに乗れるので即決してくださった判断により
本当の意味での本物のバイクに乗る事ができるのです。
 
普通の整備とはひと味違う本物のバイクに乗ってもらえるライダーが
一人ふえた事が何よりも嬉しいです。