自然エネルギーの活用から電力会社の一部、自由化などありますが、そもそも電気の
特性と発電メカニズムを理解出来ない施工管理で普及させた経済産業省の馬鹿な計画
にて太陽光発電パネルの出来やメンテナンス、廃棄時のコスト、設置環境など普及率が
上がった一段階目で諸問題が浮かび上がったり、電力買い取りと送電システムの現況
を知らないと近隣住宅街で太陽光発電が普及しても電気を売れない電気の電圧バランス
といった電気の特性がある事と、政府や電力大手企業の体制が変わらなければ一般の
家庭での電力自由化も、名ばかりの制度でしかないのが伺えます。
エネルギーを発生した都度、使う事や貯めて置くのが理想でありメリットですが、一般家庭向け
での現時点での導入コストが膨大な費用がかかるので進展しない、普及率も上がらないので
元々の水力、火力、原子力発電などの稼働が必要ですが、そちらに30年、50年とつぎ込まれる
税金を一般家庭向けに投入出来ない理由が現在の老朽化した、原発の廃炉費用や
既得権益の元々国営企業の現東電などの守られている企業の政治経済絡みの問題
が普及しない理由でしょう。
放射能被害や二次被害である避難生活中の子供たちがいじめを受けている事など
政治経済のマイナス部分を他の利益で埋めている、諸外国援助ばかりの、同じ日本人には
無関心な日本の政治経済が内部マイナスを広げるだけです。
改めて本題に移りまして
新年あけましておめでとうございます。
Bright Ringでは、
今年もバイクライディングにて感動と安全に楽しく乗る為の技術で応えて行きます。
別事項のお知らせとお詫びが有りますのでこの場にて申し上げます。
先日、後輩であり友人のライダーズカフェの店舗が火災により全焼しました、後かたずけ
のボランティアや励ましの言葉、沢山なメッセージを頂き誠にありがとうございました。
カフェのマスターに代わりお礼申し上げます。
Facebookの方ではご存知の方もいらっしゃると思いますが、千葉県酒々井町に
あるライダーズカフェです。
スポーツバイクを楽しみ安全に乗りたいと言う方の声がカフェでの会話や悩み事の
多くを占めていましたし、スポーツバイク乗りであるマスター自身も同様て゛した。
そんな中、私の店とカフェの共通項でライダーの特にスポーツバイク
での安全運転や整備メンテナンス他の悩みを抱えているライダーの為になるイベントや
間違った知識でバイクに乗る事がいけないなどの、講習会を開く予定でいたところの
カフェ店舗の火災となってしまいましたので、楽しみにして頂いた皆さんに大変申し訳
なく思っております。
今はカフェ再開に向けて動きだしますので、仮営業から本格的に開店出来るまでの
間に少しづつ皆さんとバイクについて、安全に楽しくライディングできる為の
ヒューマンの視点とメカニカルの視点でのアドバイスと、やることはやる整備の
大事さを伝えていきたいと思います。
パニガーレリヤセクション
ここからは前回のフロントセクション作業終了後からのリヤセクション作業に移ります。
前回、摩耗したタイヤでの試乗もすませて、タイヤ以外での確認もでき完全に手を入れていない
リヤセクションの震動吸収の低さが目立つように残っていますので、引き続きリヤセクションの
作業を行って行きます。
現在、新車時より装着してあるタイヤが車体バランスとその他の崩れが、使用時間や使い方
によりハンドリングに悪影響を与える磨耗特性となり運転がしずらい方向に向いていました
ので単なるタイヤ交換では少し摩耗が進んだ時点で同じ乗りずらさが出ます。
整備された舗装道路にて新品時のゴムのダンピング特性や転がり面の良い状態での
感覚が良いのでこのタイヤはいいと感じての評価が一般的ですので、好みの
タイヤメーカーがあるという方は自車両のコンディションに合わせての選択であり、タイヤに
使われるバイク(車体側)になっているので、例えですがタイヤに半分任せ残りの部分は
タイヤが安全性能をキープ出来ていれば、操作する人と車両側に余裕がありタイヤを
使う事が出来る状態にある事が安全運転とライディングの楽しさに繋がる基本です、
タイヤやサスペンション以外でのハンドリングバランスがサスペンションを稼働させタイヤに
仕事をさせるので、タイヤが新型になり優れた特性を持たせてライバルメーカーに差を
つけたいが為に開発してきますが何処か優れれば、優れた部分の正反対の面は必ず
出て来ますので、車両側がメンテ不足やミスマッチな調整にてタイヤに不足分の性能を
求めがちなのがスポーツバイクでの本来の性能や乗り心地悪化の原因で、悪化した
部分での本来の整備技術がなされないためです。
プロが用途に合わせて使う機能と、一般的に使うための高機能や利便性の中身の質は
同じとも維持管理があるが為の機能であり、維持管理のない目的にズレた場合は
使いずらさと故障の為に正反対のデメリットだけが残るものです。
パニガーレにてハンドリングとバランス調整などの一定基準点以上に達する
作業を終了した時点で新品タイヤの投入となりますので装着タイヤの良い所と
相性などを把握しやすく、タイヤに頼る運転からタイヤをどの様に使うという方向に変化
しますのでライダーと車体のタイプや重量での、自然なコントロールでバイクの動きを
感じられますので、まずは基本的な使用過程の落ち込み部分を向上させることが大事です。
それが消耗したタイヤ交換でのバラシテ、組み立てるだけの工程でも技術の差はかなり
出ます、それは単純な作業での確かな積み重ねの結果で得られますのでパーツを
組み付ける作業にてマイナスにもプラスにも変わるのが工業製品の特徴です。
リヤ周りの非分解部分を適切な処理作業をする事で震動低減と摩耗防止効果を上げつつ、
フリクションを下げて標準パーツの寿命を延ばして行きます。
元が硬質で乗り味が硬い車両ですが第一のサスペンションであるタイヤの摩耗と
運転ポジションのずれ、それに伴うホールドポイント、高荷重サスペンション、車体バランス、
一般製品としてのコストダウン部分の理論的改善、組立技術、そして
人間の体力と体幹、操作の癖や、間違った好みの運転方法に対して一つづつ丁寧に
合わせ込みと改善が出来た時には、とても良いバイク(良い馬)を運転出来ると感じます。
これは例えですが馬にちゃんとした食事や健康管理をさせてあげないで、ちゃんと走れと人間の
エゴだけでは馬は言うことを聞かない事と一緒です
買ったバイクを育てるのはオーナーです、最初から豪華装備のバイクでもきちっと育てなければ
スーパーカブより乗りずらく、危険なただのバイクで買ってから後悔する金額の高い駄目バイク
ですと私はいつもお客さんに話して教育しています。(笑、対象の金額差が大きいですが)
上写真
取り外したスウィングアームの構造とタイヤ、サスペンション以外での震動の伝波構造、
しなる、曲がるポイントやサスペンション以外でのタイヤへの入力伝達部分の構造物の
造り方等、じっくりと観察して運転手の自然な操作性と乗り心地アップの為の処置作業を
考えて行きます。
リヤタイヤの太さとエアボリューム、タイヤ構造により開きは出ますが、フロントタイヤより
も幅が広く吸収性は基本的に有利なのでリヤセクション側の方が乗り心地アップの度合は
上がる方向です。
上写真、
パニガーレなどこのタイプでの車体剛性への変化は足回りの状態が良く
ソフトでセットアップしているのであれば影響力はほぼ有りませんが
特にリヤホイールセンターからサスペンション上端取り付け位置が直線的で距離が長
いほど途中のリンクやロッドの角度や剛性が良くても最上端の部分での車体のシナリの
受け逃がしや剛性バランスがずれますので、走行距離や大きなギャップ路面など
の乗り越えが多ければ各部のメンテとズレた取り付け部分の矯正と正しい位置に
戻す事が大事ですし摩耗してガタや削れがでたりすれば、リンクやシャフトはその形状に
沿った動きとなるので、なるべく減る前やガタが出る前に予防処置と適切な取り付けの
調整が良い走りには必要です。
タイヤチョイスです、BS、S21で行きますがリヤの180/60/17サイズが未発売なので
プロファイルデータと標準のピレリとほぼ同じ寸法になるサイズで選択しての組み付け
となります、標準装着ピレリと上位ランクのコルサSCにての寸法差アリでのトラコン、ABSの
設定レベルでの確認が出きてますので、S21の選択が出来た所ですが、エッジの部分での
僅かな違い等有りますので、テスト無しでの選択はしない方が間違いはないです。
S21のリヤ5分割コンパウンド構造と溝配列による動き方もダンパーセッティングと
車体の剛性バランスにて初中級者でも安心感の掴み易いセットアップ方向でタイヤの
キャラクターを生かしつつライダー優先のハンドリングバランスに仕上げていきます。
単なる軽量スポーツバイクでサーキット走行を楽しむだけでは無い、自分の相棒である
バイクに乗る楽しみや自然の美しさを感じて走る事が出来る乗り物である事の意味を
教えてくれるバイクに仕上げる目的で今回は作業を進めて来ました。
震動低減、摩耗防止、他の作業のトータルバランスが乗ってからの上質感や操作性の
良さ等に加えてスポーツの領域も自動的に上がる事がこの作業の特徴です。
ここからが本当の意味て゛のライディングテクニックの向上と安全運転に対する
基礎的な知識を改めて自問する事がスポーツバイクをライディングする
楽しみを広げる為の入り口です。
エンジンパワーだけ、サブコンだけ、高品質サスペンションなどを先に求めても
一部が変わった事による変化に対しての満足感だけで実質的に操作性、安全性、
磨耗特性など使用目的に合わず、通常使用での向上率もあれど、他のノーメンテ部分での
マイナスに落ちた部分が一つのプラスを直ぐにマイナスへ導き、プラスの方向性が
間違っていれば更にマイナスを加速させて行きます。
引力と重力の相対性理論と同じ事で、どちらかが強ければバランスが崩れ安定性
が生まれない事が、地球上での基本的重力、引力の中でバイクを安定させたり
バランスを崩すことで旋回させたりする動きの中心点がどちら寄りに合わせるかで
旋回性が良いとか、直進性が良いとかの乗り味に表現されるのが一般的です。
どちらも欲張る事が高性能化により高次元の部分でバランスを取れる様に造り込む
事で上げる事は出来ても、維持管理無しや操作時間、操作力が違えば最終的には
何かしら使いずらいに変化してしまいます。
乗り易いの意味は簡単に乗れるからが一般的ですが、新型になり軽量化したり
アシスト機能か゛複雑にシフトさせすぎる傾向が強いとチョイノリ部分と実走行
での開きが出てきますので、小排気量からステップアップしたライダーと軽い中大型車両
にステップアップせずに乗ったライダーでは軽量本来の意味の解釈が違います。
単に体力的に軽い物を振り回して扱う事と、重くてもバランスが取れたもので各部の細かい
点が理に叶った使い勝手と操作力であれば最終的な操作に対する乗り易さは同等になり
ますので、100m走を全力疾走するのか、5Kmマラソンを走った時に何処で体力を出し切る
かの場合と一緒ですので、その点の乗り易さの勘違いをして使い方を間違ってしまうと
軽いバイクでも同じ様に乗りずらく変化します。
どれだけ自身の操作に応えてくれるかの乗り易さが本当の意味です。
今回の作業が終了して試運転確認前でも上がり幅と全体でのバランスが良いのが
バイクを少し動かした時点で、じんわりしっかりと動き、指先でハンドル、シートに
加圧した時の動きが繊細かつ大きく荷重しても腰砕けしないのでハンドリングも
落ち着きながらも命令した入力調整にしっかりと答えてくれるバランスです。
ステアリングダンパーが無いと走れない状態で仕上げてくる新型車両などはそもそも
間違っているのです。
メーカー問わずステアリング系ジオメトリーや軽量パーツ(高剛性とのバランス)での
トラックテストが良いので、市販車への一般道路使用での弊害があれど優先事項が
あるので目をつぶってもらう形で仕上げて来ますが、ステアリングダンパーが無くても
同等に走れる車両で仕上げる事が重要で、レーシングライダーが優先のスーパースポーツ
はオプションやレースベース車販売で対応して市販モデルではネガティブな部分を消した
方が一般のライダーの方がトラックでのスポーツ走行が生き生きする物です。
タイプや形はスーパースポーツをユーザーは求めていますが味付けは違いますので
レースレギュレーション自体が市販車と同等品にてと歌っていますが、市販車で
スーパースポーツレースを勝てる物とツーリングとスポーツ走行がメインのライダーが
高性能化したスポーツバイクをメンテナンスと調整も含めて走らせる事が出来ないのに
現行のスーパースポーツを乗るライダーを増やせるはずもないです。
国際レースの主催者やメーカー側もほんの少し視点を変えて欲しい所です。
レースレギュレーションによりコストを抑えると言っている割に、かけ離れた
レース運営が勝つためのメーカーの開発側とスキルの高いライダーだけの
使い勝手に特化したスーパースポーツなどの為に、市販車スーパースポーツの
価格アップや上げ過ぎの出力などはスポーツバイク好きでもどうしたものかと
感じていることは確かです。
運転手の体力やメンテ調整の度合いが低いと尚更ネガティブな操作性になるのが
スーパースポーツの避けては通れないパッケージですがブライトリングでは
スーパースポーツが市販車として楽しく乗れなければ意味がないと感じていますので
しっかりとした基礎メンテナンスがベースとして車体とサスペンション、タイヤ、エンジン
出力特性など全てがライダーの意思と、操作性に応えてくれる乗り易さこそ本当の意味での
ファンライディングと安全性が向上すると考えます。
道路路面の轍やカントの変化にも振られずらい安定性と操作するライダーの
感性に合わせてコーナーリング出来て発進、停止がそつなくこなせて
基本操作が安全確認の邪魔をしない、走る止まる事の気持ち良さか゛
出ているバイクこそ安全で壊わさない、転倒のリスクも低い、結果長く乗れて
楽しくトータルメンテ費用が低くすむ。
ツーリングとスポーツを両立させる事で市販スポーツバイクを乗っていて
良かったなと感じられる方が増えてくれる事が私の作業での目的ですので
基準点は通常の整備や点検などとは別のスポーツバイクとしての整備、
調整が基本で手を掛ける整備技術が乗り味として表れる事です。
ブレーキが駄目とか乗車ポジションが合っていないなどの他の、車両側の標準
メンテレベルを上げる事でスポーツのレンジを可能にしますので、全体の底上げが
簡単では無いのが実状です。
組み上がったパニガーレの試運転確認後に行った
細かいセットアップで、落ち着きのあるグリップの手ごたえがしっかり出て
いますのでホールドポイントの改善に伴いバイクのコントロール性が作業前と比べて
3倍上がった感触ですし運転がうまくなった様な気持ちになるので、オーナーさんには
車速が自然に上がる状態になるのでブレーキに対する意識と勉強をして頂く必要が
でてきます。
現段階ではリヤタイヤの太さ分のグリップがアンダーステア方向へ寄っていますが
アクセルオフでは素直に走りますのでトラック走行では安心してアクセルを開けられる
セットアップが可能ですので、ここから路面の凹凸の一般道走行でのツーリング
でのセットアップを前後バランスを余りいじらずとも乗り心地よい領域でスポーツが
出来る状態に仕上げて行きます。
スクリーン交換での高速域でのほんの僅かですが切り返しの重さが増えた領域も
含めて、
初中級者にはもう少しフロントがニュートラルで走らせる方が良いですが、アクセルの
反応がスポーツかトラックモードですと過敏に吹け上がる傾向なので開け易さを
優先にしたリヤタイヤの踏ん張りが得られるように微調整します。
足つきの問題でチョット前後バランスがズレますが細かい点はしっかり乗る時間と
乗り方の間違いや練習後に慣れれば元の状態にリセットしますと走っている時の
バランスは確実に良くなりますのでバイクの取り扱いの基本部分をレクチャーを
していかないと、いけないとオーナーさんに話してこれから覚えてもらう予定です。
機械としての遊びや位置というのは自ずと決まっていますので
長く乗る為の機械の標準点を無視する事は出来ませんのでクラッチレバーの
遊び一つでも手の操作点と機械の遊び位置も間違ってはいない事が大事です。
乗り易いバイクが出来たからといっても、駄目にしたり早期摩耗を簡単に起こすのが
使い方の間違いや操作方法で決まりますので注意すべき所です。
マフラーの容量と長さの関係も含め低速トルクが不足していますので、そちらの方は
マッピングのズレも関連の原因ですので更に走りやすさを求める場合は
シートの改善と燃料マッピングをしっかりと合わせて行く方向が良いでしょう。
全ての調和がとれると、ハンドリング、操作性、
共に上級装備車両や限定車などを簡単に上回る仕上がりとなります。
パニガーレの
部品はオーナーさんのリクエストに合わせて使い勝手の良い物で走りに悪さが出ない
選択を私の方から選んでチョイスして頂きましたので完成した時のイメージがずれない
物としました。
(スクリーン、ハンドル、他の細かいパーツ選択、タイヤ)
車体剛性、ハンドリング、摩耗防止、震動低減、熱対策、新車時からの個々の
各パーツの出来の悪い部分の改善などによりベテランから初中級者までが
同等に操作しやすいが為の手間暇かけた内容ですが、社外高級パーツ取り付け
よりも安くレベルも高いのが今回の作業メニューです。
フロントセクション+リヤセクション+トータルバランスにて満足して頂きましたが
あくまでもこれがベースバランスです。
本日の試運転確認と微調整をオーナーさんとどの方向が今のセッティングで
よいのか、いずれ速く走らせた場合や路面の良し悪しに現在のセッティングが
大幅にずれない為の基準点を確認してもらいつつ、足つきの問題やバランスが
よい位置で走り込んで見る事をライディングとコントロール法での間違いを解説しつつ
使い勝手をある程度優先して第一回目のベースセットの完了とします。
何よりもファンライディングと事故の無い戻って来た時に楽しかったと感想をオーナー
さんより聞けるのが手間暇かけた事えの苦労が報われます。
今回の作業メニューでは外観はほぼ変わらないのですが中身は別物です、
新しく状態が良い車体のうちがお勧めです。
気になる方は気軽にお問い合わせください。
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