Ducatiライデングにて(国産スポーツ車両も)、乗り手が感動とエンジョイしていく為の 個人的ですが整備するプロとしてのバイクや関連する事柄をつづります。 https://ducaducabrightring.blogspot.com
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- ブライトリング、代表 石橋
- bright ring.(ブライトリング)オートバイ整備 ハンドリングと車体剛性調整、本来の オートバイのポテンシャル知ってください。車体安定、乗り心地、タイヤのメカニカルグリップアップ、空力特性からの ハンドリング違いまでのメカ部分の調整とライダー側の体力に合わせた安全性を重視する基本的なバランスアジャストなど人側でのバランスアップも安心感として付け加えていく所です。 初心者や女性ライダーこそ、ここが大切です。
2018年3月10日土曜日
CB1300SBのグリップバランスを上げバンク角に対する不安を消す。
CB1300SBのスタンダード車両はとても評価の高いツーリング&スポーツバイクですが
他メーカーの同クラスと比べてCBは個性的な乗り味では無いとよく聞きます。
余りにも味付けが素直すぎると言う、他メーカーに乗るライダーの意見ですが、
何もせずに単なる新車での比べや、乗り方が個性的なライダーがつまらないと
感じている事とで、ホンダは優等生だと言われてしまいますが、その違いはある意味
ではとても小さい物ですが感覚部分でとなると大きく違う事になりますので
CB1300SBが持つ基本と味付けのバリエーションを確認したいと思います。
今回の走行距離が2万キロ弱の個体ですが、私の手が入る前の状態と現在までの
整備状況や走行時間などでの落ち込みを試運転確認から見ていきます。
走行距離と時間的な落ち度は必ず出ますし、消耗品関係の交換に対して
の脱着作業などや、操縦姿勢の僅かな変位にも距離と時間が多く絡めば何かしらの
影響が出て居ますので消耗を待っての維持管理と交換目的だけの整備では
優等生のCBでも辛いはずです。
これは人間側の走行時間などの体力疲労感の部分から来る部分と
車両側での起因している物による疲労感が同じと考えられてしまいがちな所を
キチンと分けて見れないと解らない所ですので、同じ疲労感でも起因する物の
違いが人間に響きバイクが重くなるや長時間が辛いと言う結果と成ります。
細かい積み重ねとしてハンドリングバランスやタイヤの銘柄の個性に対して
新車時とは何かが違うと感じているはずですので、操作する為のパーツや
姿勢の変更を何かしら考えてしまうはずですのでハンドル交換でもっと近くに
引きたい等々と成りますので、そこはちょっと待ってと成ります。
元々が素晴らしく姿勢も楽なはずのバイクが変わる訳では無く、全体の動き方と
各部の小さなズレとバランスなど不足がある事から発生する物です。
実際には車両の姿勢が悪いと乗り手の姿勢も悪くなるのですが、姿勢が良くなる
お尻の座り位置、位置と言うよりも上半身がぶれずらいお尻の位置が取れる
車両は加減速に対応しているので乗り易い方向と成ります。
もちろんの事ですがシートが滑る、硬化し始めた物、摩耗でテカテカのシート表皮では
履くパンツによりブレてしまいますので正しい位置に居られませんので最低必要な
状態が無ければ正しいのはどれか分かりませんので滑り出しのない事をまず第一に
確認して行きブレーキ操作でどれ位、身体が動くかニーグリップをしない様に
して確かめて軽いブレーキングで腰がズレる様では態勢を維持できずにバイクを
押さえ込んでしまうので常に力の入ったライディング方法と成りますので疲れる事です。
市販車ではピッタリとは行きませんが体格違いの範囲での正しい位置が存在しますが、
体力の低下した人や初心者ほどこの位置が大切です。
改めてCBのオーナーさんは凄く不具合を感じての修理依頼では無く、極普通のレベル
にてライディング出来ている現在やカスタムパーツを追加装着したいと言う事でも
有りませんので、至って悩んでから私の所に来た訳ではありません。
試運転確認してくださいと言われての短距離の簡易診断と運転の姿勢を少し
直して欲しい部分と修理では無いのでほんの少しの確認での来店です。
このごく普通が診断、調整、改善後に不安定性や危ない物であると言う事を
理解してもらう事と成りました。
バイク業界にも居た方ですので、偶然に知り合えた所から話をしている内に
自身のCBを乗ってもらえませんかと言った流れです。
バイクブーム以前から創刊している出版社にて歴史ある編集紙であると聞きました、
私も若い世代に読んでいたので共通点が有るといった話題から、現代の
交通環境についてや社会学などの感じていることなど、世間話をしながら
基本的な使い方とバイク乗り方などの使用状況を確認します。
当のCBのオーナーさんはバイクに乗る事の小さくとも大切な事を
当時のモーターサイクリスト編集長には (福島編集長) 良い教えを頂いたとの事です。
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まずは短い時間の試運転確認から現状のCBの能力を確認して行きます。
全体としては走行前の全体確認にてバンク領域の少ないライディング方法となっている
他、ブレーキ関連のレバー操作位置や、ポジションニングの合わせずらさが有ります。
この合わせずらさは姿勢が取りずらいので落ち着かないのが原因ですが
様々な要因と現況が含まれての物ですので1つだけ直せば良いとは成りませんので
人間の癖となって居る部分も同じくと成ります。
主な大元の原因としてグリップバランスとフロントタイヤのグリップ不足からの
原因が元で上記のバンク領域で抑えたライディング方法に成ってしまうのが
スリップダウンしそうで怖い感覚があるとどうしても成りがちです。
### 要注意!! 主原因が違うものに当てはめられてしまうと
全く違ったりしますので個体差が解らずにまねされても駄目です。
フロント側のグリップ感をまず上げてから、ブレーキ関連と全体の動き方をもう一度
確認して行きます。
サスペンションでのプリロードやダンパーセッティングを通常はして行くと思いますが
これを先にやると代替えの対処でしかならない物と成りますますのでグリップ不足の
根本的な原因が何処で起こしているのか、主要な部分を修正後に微調整する為に
あるのがフルアジャストサスペンションですので使い方を間違ってしまうと
フルアジャストのサスペンションが一時的な外乱要因の打消しの為に使われてしまい
2次的要素が加わると更にそこも打ち消すとすると1次的要素の対応が出来ない事と
成りますのでサスペンション能力が高くても対処に使われては高機能も別の使われ方
としか成りません。
当然の結果ですがグリップ不足が解消されればフロント側のブレーキ操作にも
安心感を伴う変化が出ますので、今まではスリップしそうなタイヤの接地感を
指先でコントロールしようとする事に対するブレーキレバーの位置や握り始めの
し易さだけの部分に集中している事で、一定以上の制動力を出したい方向には
行けない状態を改善出来ますのでレバーの握り始めの位置も初期のグリップ感が
足りない場合とは変わりますので制動距離も短く成る方向です。
好みのブレーキレバー操作として居る車両の姿勢やブレーキの効きかたが
合わさってレバー操作を遠目の位置にして居る車両のブレーキはどのタイプ
のバイクでも、ライダーの感覚部分でやり易い位置と成りますのでレバー操作にて
無効制動力の範囲が適切でないとどうしても遠目の位置でが人間の体の神経感覚部分で
皆さん同じ位になるのが修理車両の特徴に共通している事です。
手の握力コントロールをする時に遠目では入れた力の割合としては、こぶしに
近い位置と比較して同じ位に握ったつもりでも3分の1以下ですので、これが近い位置
でセットすると握り過ぎに成って入力過大と成るので遠目のレバー操作となるのです。
当然ながらタイヤグリップ感が無ければブレーキはそおっとかけてしまうのが
人間の体の感覚部分で探るために自然にその方向にある事です。
ライテクでレバー操作と位置は遠目で引くと言っている教え方の理由は
ブレーキが唐突に効いたり駄目なブレーキが、そうした操作法で唐突に効かせない為
の逆転法であり、ライテクでは無く駄目なブレーキの対処方法であると考えます。
200オーバーでスピードコントロールするスポーツ車の場合は遠目で入力が急に
入らないようにして姿勢を乱さない為であり、この使い方のレースやスポーツの
領域が高い時はタイヤグリップに応じてこの使い方ではテクニックと成りますので
同じようでも全く別のテクニックと整備不足の違いを同じに説明しては行けません。
ほとんどのグリップ感が足りない場合はブレーキの機能も落ちた状態ですので
単なるオーバーホールや新品の部品が付いたからと言っても全体の流れは
変わりませんので機能を出せるようにバランスのとれた整備にて機能を発揮
出来る様にする事が大切です。
今回の調整で現状の見極めと足りない部分のアドバイスをして行きましたが
CBが優秀なのと乗り手側の丁寧な扱いが車両からも伝わりましたのでこの部分は
癖のないバイクと言われてしまう要因でも有るかと感じますが、素直でもダメな
操作性の部分は出てきますので、他メーカーの操安崩れは元の個性的な部分に
上乗せされてしまうので個性が更に強いと感じますがオーナーさんには意外と
同方向で崩れるので気が付きずらいとも言えます。
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