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bright ring.(ブライトリング)オートバイ整備 ハンドリングと車体剛性調整、本来の オートバイのポテンシャル知ってください。車体安定、乗り心地、タイヤのメカニカルグリップアップ、空力特性からの ハンドリング違いまでのメカ部分の調整とライダー側の体力に合わせた安全性を重視する基本的なバランスアジャストなど人側でのバランスアップも安心感として付け加えていく所です。 初心者や女性ライダーこそ、ここが大切です。

2018年6月16日土曜日

CBR900RRから954RRまでの馬場ブレード

CBR馬場ブレードと云われるモデルたちに会いに行く為に5月27日に
関東圏オーナーミーティングに初参加してきましたので今回の題材とします。

普段私がスポーツ走行をしているのはドカ848EVOですが、CBR900RRは新車で購入した
車両ですのでかれこれ26年現役でツーリングでもサーキット走行でも我慢した走りでは
無く常にCBRの素の走りがある快適で楽しい車両である所です。
これらがあるので単なるコレクションで持っているのではなく実走行が楽しいから
乗っているので26年経ってしまった所です。


フレームバランスや車体の基本を使い切る為に事細かなスタンダードチューニングを
施してあるので16インチタイヤだからとした不利なものでも無く現行車両に対して
通常使用なら乗り易い位の状態です。
900RRの開発者が求めた車両に仕上げていますので、市販車として量産型にて
売られた車両のコストを下げる為の組み立てとは違う、一点一点の合わせ込みを
した私の車両は震動も少なく振れや腰砕け感のないしっかりした状態にて、素直に
曲がり長時間の走行でも疲れづらい乗り味です。

良好なコンディションで居る為に必要な事をしているので壊れない、一般的な所の
マイナートラブルが発生しない最大の理由です。





そのような中でCBRの馬場ブレードシリーズの集まりにて
各地域のオーナーさんと合う為と、一番の理由は92モデルの初期型に、ここ10年間、
いやそれ以上遭遇していないので、自分の92モデル以外に近づく機会にしたいと
思い出かける事にしました。

今回は関東圏のエリアで集まれる方で、とした所ですので全数23台でした。

この中で900の各モデルシリーズ、929、954と3タイプで高年式車両の954が
多数派です。900シリーズが年式違いですが92モデル1台と
94、96、98の全6台の内17インチ仕様や片持ちリヤプロアーム仕様が有りましたので
純粋な16インチ仕様は残りの3台でした。


カスタム車両や私の様にプロのハンドリングバランス仕様から様々なオーナーさんの
好みやスタイルでありますが、馬場ブレードに乗って居られる方の不具合や悩み事も
他のメーカーのスーパースポーツで乗り悩んでいる人と同じ状態です。

今回は個人的に馬場ブレードのオーナーとしての参加でしたが、プロの仕事人
ですので簡単なアドバイスは時間の中で受けていましたが、
オーナーさんの悩み相談等は、部品の選択や作業的な問題点を自分で解決するか
頼んだとしても安く上げたいとした物ですので根本解決には至らない物が多く
馬場ブレードとしての乗り味には至らない方向です。

カスタム派はカスタム車両としての見栄えとして完結しての物として、それら以外の
車両にて乗り手としてファイャーブレードを楽しみたい方はきちんとした整備が有れば
長く乗れると判断してもらう事が大切です。

別の年式流用パーツの事や、タイヤの選択、不具合の出方などの一般的な事や
ライテクに関する問題、サスセッティングなど幅は有りますが問題点は共通で
何々すると良くなるとしていますがプロの領域では無いので部分的な
物がしたい事での、やりたい事としての処理のための整備や部品交換作業が
中心と成りますので、今回は完調な車両に出会う事は有りませんでした。

これが良い悪いは別として、馬場さんと同じ様な領域で仕事をしている
私としては馬場ブレードの本質から外れている物も、おのおのライダー目線の
同じバイクに乗っている人として、ひとまずバイクの良し悪しは置いてとします。




そんな中でも何人かのオーナーさんは馬場さんの各モデルでのライディングを
スーパースポーツとして、ライダーの能力や意思に忠実に応えてくれる
バイクで有り楽しくて安心だとする本来のバイクの姿のファイヤーブレードを
乗りたいと望んでいましたので、こうしたオーナーさんの為に技量を使って
あげたいと思う事が、馬場さんも同じ気持ちだと感じますのでレベルの高い
整備がどれだけ馬場ブレードを長く快調に走らせる元だと知ってもらいたい所です。

その他では初期モデル系のフロント16インチをタイヤ選択が無い理由から17インチ化
をしたいがどうしたらと聞かれますが、グリップ不足を言われたり旋回特性を
16インチだからといって決めつけられてしまい、本物の16インチ由来のCBRを
知らずに単に整備不足からの17インチ化して行くだけでは不具合も出たままの
17インチタイヤ特性に成るだけですのでハンドリングバランスは上がる事は
有りませんので先に基本を見て欲しい所です。

試乗したいと申し出た何人かのオーナーさんに乗ってもらいましたが、
954RRよりも加速が良い、よく曲がり限界が高いタイヤグリップと安心感を
持った900RRと感じてもらいましたので、いかに基本整備の出来具合と技量が
バイクの持つ性能を引き出す物だと感じて貰えたはずです。

不具合をごまかしながら、一部の修理や消耗品の限界使用を繰り返す事が原因で
ストレスが溜まるバイクが故障しやすく乗り心地が悪い原因を作る元だと
知れば、早めのタイヤ交換などが無駄にはならないと気づくはずです。
硬いタイヤでは振動促進を早めて外装品等に対し割れやすい状況を招きますし
コネクター接続などにも影響を与えますので、タイヤ交換を我慢して使い続けて
他に不具合を与えて悪影響を広げてしまう事がトラブルの元を増やす原因です。

自ずとトラブルの原因を作り上げていると言うのが正解ですし、一つの消耗品の
限界使用が2つ分、3つ分の関連部品を壊す影響を考えると、なにがコストパフォーマンス
として見ているのか意味不明な物です。

現代のタイヤにて馬場ブレード900RRを更にアジャストして何処で乗っても楽しい
車両として私の16インチ900RRは何時でも乗れるバイクで居られる様に
コンデション管理をして行く事で、最新車両とは違う所での走りの質を味わえる
スーパースポーツとしてデザインワークも含めてのバイクとして行きます。









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