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bright ring.(ブライトリング)オートバイ整備 ハンドリングと車体剛性調整、本来の オートバイのポテンシャル知ってください。車体安定、乗り心地、タイヤのメカニカルグリップアップ、空力特性からの ハンドリング違いまでのメカ部分の調整とライダー側の体力に合わせた安全性を重視する基本的なバランスアジャストなど人側でのバランスアップも安心感として付け加えていく所です。 初心者や女性ライダーこそ、ここが大切です。

2018年6月6日水曜日

CBR250R,MC41サーキット走行入門女性ライダーの為のブレーキ、車体特性

サーキット走行入門用として昨年度の秋に乗り始めた車両。
CBR250R MC41型

#オーナーさんに向けて自分のバイクの状態を把握してもらう為に!!



走行距離40000Km辺りですのでエンジンのくたびれが感じられる状態であり
バルブクリアランスのズレやヘッド周辺のメカノイズの割合が増えている
ので今後は適切な対応のオイル管理が求められますしギヤのダウンシフトを
もっと確実にして行き差動位相や無駄なギクシャクを減らすことでEg全体の
コンディションを維持しなければなりません。

当店のメンテナンスにいらっしゃる女性ライダーは誰もが同じ比率で自身の体力や
経験の有る無いの違いは出ますが、抱えている問題は同じ物ですので、それらを
今までではライテクとした考えや体力も経験値も違う所にある人による何段階も
先の意見や操作方法を言葉でだけ伝えて貰う方法ですので、過程に対して定常が条件と
して必要なのですが定常とは成らないのが個人差の部分や車両コンデイションの
ギャップが大き過ぎる事が原因となっている事です。

オートバイとした道具で有り機械としますが、生きたコンデションと死んでしまって居る
コンデイションでは別のオートバイです。

生きている馬で有れば性格の良いサラブレッド馬である場合なのか、
仔馬程度の能力とした所ですので、上手く乗せてくれて上手くリードさせてもらえる
大人のサラブレッドと人が連れて歩かせる、仔馬では手を振っても動いて
くれませんのでこちら側で引っ張ったり押したりして、それでも行きたい方向に
向いてくれないのが仔馬ですのでバイクも同様である所です。

こうした初期投資を抑えて行きサーキット走行用のタイヤなどを揃える為に
中古車の選択肢は効率的ですが、どの辺りのコンディションで有り社外パーツの
装着種類や使用過程の維持管理にて範囲は大きく違う所です。

中古車では購入価格の安い分の機能低下分を上げて行く事で新車と同様または、
それ以上に差額で出来る部分も有りますので、購入価格の状態で何もせずに
サーキット走行をしては気持ち良く走れる物では有りませんので安く購入したまま
では駄目です。




##ここからはCBRとオーナーさんに必要な物を書きますが全ては無理ですので
今回はブレーキと握り込んででも不安のないフロントタイヤの接地感を出すための
車体の基本を整えていきます。

車両バランスと人のバランスは直結している物であり、どちらかのバランスは
どちらかに影響を、もたらす物で有る事をベテランでも女性でも同様である物です。

個人差に合わすとしても機械としての調整は僅かな物です、手足の部分から始めて行き
筋力にあった加減速の領域を広げる為のポイントを増やすなど様々に設定する事が
安心出来る操作の原点です。
これ等の初めの一歩が理解できたところでオーナーさんと共に走行診断と曲がる
時の流れを、普段の癖が出ている部分と力の入れ具合とバイクの動き方を
つぶさに後ろから後追いして確認後に入れ替えて私のライントレースとどの位
違うライントレースなのか低速コーナーや交差点で見て行きます。

車両の現状とブレーキの効きかたが運転にもそのまま出ていますので、初めての
試運転コースで減速をフロントブレーキを使わずに、リヤをちょっとだけ使って
そのまま進入しているので戻ってからフロントブレーキを使わずじまいな所を
注意して行きます。
リヤブレーキは効きますが摩耗限度に近いので振れだして鳴きが出ていますし、
いずれにせよコントロール性は10点殆どでガクッと効く処でしか踏めませんので
常に強く効く為にリヤの姿勢が先に固まり過ぎる位に変化しますので操作が
難しくなっていますが、リヤブレーキで多少のロックが起きてもフロントタイヤ
ロックの回避よりは不安が無いのでリヤだけはブレーキを踏んでいます。

この時に彼女は解っていないと思いますが、リヤブレーキで沈んだリヤ側の
車体変化をお尻をずらしてバランスを取る動作を無意識にしているのが
後方からの観察走行ではハッキリわかる物でした。

フロントブレーキを積極的に使わない理由は
握りゴケの転倒の経験からですが転倒時点での
該当車両のブレーキの効きかたがかなり異常だと言った事が原因ですが、

単にブレーキの効きかただけでは無いその他の要因が3つも4つも有ったことは
私には分かりますが彼女には怖い感覚だけが残っているので、かえって効かない
方がブレーキを握る度合いが毎回低い入力だけにして使えば良いとした所です。

こうして正しいフロントブレーキとは逆の使い方が染み付いてしまう方向です。

制動はリヤ主体でコーナー手前でアクセルオフを早めてフロントブレーキは
停止時以外では極力使わない事で済ましてしまって居ましたのでリヤブレーキが
使いづらいなりに効いている事で危険回避する方法にしている、限定された
ライディングに縛られている事でレディーススクールで何とかしようと考え
ていたと感じます。

しかしながら前回の走行会の時点で私の指摘があったので、今回は行く前に私の所に
相談してからとしてぎりぎりの日程で車両を持ち込んだ所です。

事細かくブレーキの効きかたと機械としてのブレーキの能力を発揮させる
使えるブレーキとして行きます。
私の行うキャリパーオーバーホールは通常の方法では無い事を言葉で伝えますが、
体感しないと分からないからと指示に従って行くように伝えます。

彼女の走り方にて普段の走行では、そつなくこなして走っていますので、
ブレーキがちゃんとしていれば、より上手くなり安全に止まれる事を説明して、
やる事をやらずに上手く走れる物では無いと念を押します。

普段できる物をもう一段上げれるか
確認のために行くのがレディースレッスンで有り、普段できない物がいきなり
出来るはずはない物なので、こうしたレッスンでは基礎が足りない事を
もう一度やり直して居る物ですので、フロントブレーキを普段使わなくても
こうしたレッスンではフロントブレーキは必ず使うメニューが有り低速域の
クローズドコースで行う事で使わせて行くのでブレーキ能力次第でレッスンにも
差が生まれます。

こうした特別な整備法から先にして行く事がレッスンの成果の元である
物だと少しずつですが理解してくれる様に成りましたが、私の整備の原点が
粒子力学や物理学、構造、身体学とした物からの感性の物だからと説明しますが
難しいので先ずは完成車で理解してね!! とします。

そして何よりも大切なトータルバランスが揃わなければブレーキバランスは
役割の半分も出せませんのでブレーキを使いこなせる為の
車体特性とする別の場所の整備調整も今回取り入れてレッスン前に
出来る事が増えていると体感してもらい転倒経験の恐怖心を徐々に取り除いて
行ってもらう事が今回の整備の目的でもあります。

基本的にはブレーキの効きかたとライダーへの安心感をもたらすのが車体特性と
タイヤ接地ですのでブレーキを掛け足せばそれに対して必要なグリップが増える、
よれや振れが無い事でタイヤ入力も逃げない状態が維持できなければ優れたブレーキとは
なりませんので安心感のあるブレーキとは車体のスタビリティとセットで有る事が
大切です。


下写真①

正しくはこのような状況では交換が絶対的に必要ですが、オーナーさんの今までの
ブレーキ能力や効きかたの違いを理解させるためにも、新品のローターの金額を
出せないからとした、自分の問題である事の不適合な理由を自身で理解して貰う為に
今回だけの研磨作業とします。

波打ちの激しいローター表面が、制動能力を半減していますので、本来は新品が
欲しい所ですが予算の関係上、最大値修正で現状から3割程回復させます。

鏡面化しているのは握り込みの少ない制動の与え方が長期にわたる物ですので
光り出すと滑り率が増えていきレバー入力を増やすと、今度はパットの張り付き
症状からタイヤの負担が一気に増えますので、ロックしやすくブレて居る車両ですと
スリップダウンに陥ることと成ります。
この状態の制動割合は、3から始まり中間が無く一気に7割制動変化となる2段飛び
ブレーキですので本来は1から2.3.4.5.6.7.8.9.10に成っていないといけません。


私の場合は新品キャリパーでも満足のいくものは有りませんので、新品も手直しと
特殊処理が有ってのブレーキでが基本です。

量産型の車両でブレーキを握れない状態では外部からの防衛運転に対処するときに
安全に早く止まれない事により自分を守れないだけでは無く、ちょっとした走り方にも
握れない影響は大きい事を感じて下さい。
こんな状態でABSが付いていても転倒はするでしょうし、タイヤ交換等で
技量が足りない組み付けではブレーキを掛けても接地感が得られず怖いだけです。

握りゴケの基本原因は唐突な入力によりタイヤの接地変化が過大と成り縦方向の
タイヤの接地変化が得られない車体受動のずれ込みがサスペンション能力を
利用できない逃げてしまう動きになる方向を体で押さえ込む事が出来ない疲れた時
や突発的な急な操作を与えた場合に発生します。

この様な突発的な所で掛けるブレーキでも受け身側で何も出来ない場合でも
車両の安定性で持ちこたえる状態のバランス能力を車体で出すことが求められ
ます。
本来は高度な技術によりタイヤ交換などを行わなければならないのですが、
技量が相当高い技術者は数が少ないのと、そうしたお店には手間がかかるので
安い料金設定は無いのが当たり前の物ですので、価値観の理解がまずは必要です。

この部分があってのブレーキで有る物です。


下写真②
均等にローター研磨をして行きますが、深いところは限度摩耗域の厚みです。
手作業が基本で面だしをしますので少しづつ確認しながら均します、
削り過ぎると薄くなり対応熱温度が下がり歪みやすくなるのでミニマムで削ります。

注意点です。
一般の方は、まねされると余計に酷い仕上げと成りますので電動工具で削ってしまったり
出来そうだからと写真をもとにこんな感じの真似はせずに、料理位としてください。

研磨後でも深い部分は残っているので見た目は削られているようですが、触ると
デコボコが分かります。






ブレーキの効きかたを素直にして行く事と、車体のバランスをブレーキの効きかた
特性に合わせて1から100までの握り込みに対して的確に受け止めてじわっとしなる
唐突な反応の出ない方向でのフロント周りとしてレバーを強めにかけても不安のない
動きに仕上げます。
彼女の握力で10回連続で握り込んでも疲れない事を目指して各部を徹底的に
合わせてスムーズな動きとしたブレーキで安心感を増やして行くのが例え
ノーマルのブレーキ装備品としても本来必要なブレーキテクニックとして行く事が
大切です。

私の操安や操作性の基準としては今回は不合格の車両であるとします。
車体に関してですが若干の歪みズレが有りますが、全ばらしにて修正を
しないと直せない箇所ですので個体のせいなのか、部品基準の公差外の多い
海外工場での生産車体によるものなのかは、この車両だけでは判断しかねます。

一般市販車両としての基準公差で見る場合は範囲内で有る物ですので市販車両としての
生産コストでの物ではとします。


出来るだけズレを半分程度まで直す方向で調整しますが、反力が僅かに残る部分が
直しきれませんので相対的な打消し策を施します。






###    レッスン前に車両側で必要な要素を作り上げる事。###

今までのブレーキを使わないライディングで有れば、レッスンに行っても
得られるものは少なく、クローズドの場所での対向車が無いのが唯一の
余裕を得られる部分にひとつの動作が遅い箇所の普段使いからひとつズレたポイントで
始められることによる余裕分が出来る事で、凄くできたと思い込みますが、
たった一つで有る物だと理解してもらう事が大切です。

今回はレッスン前に車両の動き方止まり方が別の物と成りますのでやりたい事が
出来たと感じてもらえるはずですので、安く購入した車両が生まれ変われば
別の車両にしたら良くなるとの勘違いは無くなる物と理解してくれるはずです。

女性の体力基点に合わせたバランスにて、車両を的確に操作する為の基礎性能を
上げて行く事で出来る事を増やせるように一番大事な部分を時間を掛けても
仕上げる事が一番難しく、何かを変えるのではなく自分が一番安定できる
所を見つけ出して行くのがブレーキや車体を使いこなす事に対して必要です。


ブレーキの効きかたとステップ位置の適正化にて、今までのフロントブレーキによる
急な上体姿勢変化の保持を腕をつっかえ棒にした乗り方から上体の力を抜くのに必要な
下半身利用を素直に出来るポジションが取れることが作業前と作業後で明らかに
違ってきますので私の説明が体で体感できたと納車後に、走り回って家に帰って
来た道で快適で楽しいので実感したとの報告をもらいました。
見た目は何も変わらないのに何故ここまで違うのか不思議な感じですと
言われますが、見えない力の利用や取り除きの適正化によるバランス能力向上
とした所と解説します。
勿論のことですが、身体側の使い方とバランス能力は普段の生活から来るものとして
体幹維持の方法と少ない力で体力を無駄に使わずにライディングする為の
何点かはレクチャーしましたのでライテクは普段の基礎から来るものとして
人側のテクニック向上は人側で出来ていなければバイクではできない物と
少しは感じてもらえたかな? とした今回の整備メニューに私が彼女に追加した
整備とはライディングレッスンと同じであると思ってもらえれば良いかなとします。


今回の車両でもアフターパーツは何点か変更もあり最低限の消耗品の交換が済まされて
いても取り付けレベルやアフターパーツ基準が合っていない物や、低価格で提供される
車両としての仕上げをネジ山の1点1点を適正にする事で大幅に向上する素性は
どのバイクにもあるのだと体感して貰えたと感じます。
何々を交換したから良くなる物だとの勘違いが、適正に処理交換されたからよくなる物
だとの大きな違いがある開き具合を乗っている本人が今回はもの凄く感じてくれたと
思います。

それでは筑波サーキットで6月9日に開催される、レディースレッスンクラスでの
彼女を観察しつつコース1000でのサーキット走行を別のフルメンテナンス車両
ユーザーさんの初走行のアドバイスをしつつ私も楽しみたいと思います。







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