23年間の走りと、あらためてこれからの走りを楽しむ為に、CBRのリフレッシュと現在の
自分自身の体力や体の変化に合わせての改善をしていきたいと思います。
消耗品の交換は点検交換作業で、本当の整備とは呼べない事です。
良い整備とは良い走りが出来る状態のバイクに
仕上げる事を指しますので、消耗品の交換でもひと手間が仕上げに差が出る所です。
(料理人と一緒の考えです)
CBRの本来の素材を熟成させるために必要な物と最低限の費用で可能な限り部材の
新車時のコンディションに戻す作業を技術と愛情を込めて進めていきたいと思います。
当時のデザインが耐久レーサーをモチーフとしたスタイリングである、
ちょいと太った丸みのある姿です。
オリジナルストック(ボデイカラー、マフラーを除く)
外装パーツを剥がすと、シンプルで整備性の良い作りです。
騒音対策の規制年代ではないですがメカニカル音量は4気筒としてはとても静かな
車両ではないでしょうか。
エンジンコンディションは新車時からの適切なオイル交換と冷却水の入れ替えと
慣らし終了後にマイクロロン処理により一般の方の走行距離1万Kmコンディション
程度の状態がキープ出来ているのが、騒音やエンジン出力特性から伺えます。
その他の消耗品も見極めてダメになる前に交換する事で関連する部品に与える
影響を小さくする事で結果、部品代、整備費用が分散しトータルコストダウンします。
燃費悪化分やタイヤゴム硬化、編摩耗、保管の雑さがバイクのコンディションを下げ
て段々と乗らずに錆させ費用がかかる一番の要因です、ちゃんと自分で整備した
つもりや可動部のグリスぎれでの部品消耗がランニングコストが一番かかる原因
ですのでプロに頼んだほうが結果として安上がりであると言えるでしょう。
実際に自分の周りには元整備士が多いですが、全然バイクが駄目だと
駄目だししてあげます、何となく分かるが、全然違うとやった後に気付いてくれます。
良いバイクは良い整備により、距離に関係なく走りが楽しいはずです。
新車時より2.3年か5千Km当たりの手いれの仕方で以後のコンディションが
差が出ますので、早目が安上がりですむ一番の方法です。
まず乗って気になった部分が、ウィンカーSWの渋りです。こういう別のバイクに乗られてないと気
づかない事が多い箇所ですが2.3年に一度はチェックしてほしい部分です、ここが固いと運転して
自宅前の出発時点で運転意識がウィンカーのSWに行ってしまい安全確保に集中しずらい
状態でのライディングになるので、こう言う指先、手足を程よい操作感でするのが良いバイクに
仕上げるポイントです。
アクセルワイヤー、レバー、ペダルリンケージと同様の部分での調整、グリスアップにより
操作感の良さがファンライディングと疲労低減の始まりの部分です。
しばらくの間乗車せずにいたCBRでしたので848evoの整備調整後と比べると、バイクの
違いよりも操作力やクリアランスが現在の自分の体に微妙に合わない事が
ポシ`ションの違い以上に指の押す力の差にライディングに手間どう自分がいる事
が分かります、女性ライダーや初心者の方は特に手間どうはずです。
周りに車両や人がいるときの安全確保や移動時の疲労低減に直結しますので見逃せな
い部分であると共に、操作系が固い、重たい状態で乗られている方の多い事が。
まず足回りやサスペンションに手お付ける前に行うと細かい点の忘れものが減るのと
現状を把握して乗りづらい理由が何故かと言う事が分かりやすくなると考えられます。
こういった箇所に使用するグリスの性能や種類が増えた事によりCBRの製造時より
操作感アップや作動箇所の保護やクリアランスの上質性が上がることは間違い
無いはずです(性能の良いグリスは値段が高いですが適量と適材適所にて)。
消耗品の交換や社外パーツの取り付けを考えている方がメンテナンスの時期に
あらぬ方向に仕上げて操作感の悪い事に気がつかず部品代中心に点検、整備
を考えている方は多いはずですので、長く乗りたいのと良い状態のバイクに
仕上げたい方はプロの意見を取り入れた最低限のメンテナンスから始めた方が
良いでしょう、プロの作業とは経験の浅い整備士やサンデーメカニックの作業
とは別の範疇としますので結果トータルコストは下がりますのでぜひ一度
味わってみてください。
これまでのCBRの大きい部品の交換やフルメンテはせずに私の若い世代
よりライデングしてきましたがまだまだ現行のスーパースポーツにもひけを取らない
事がリフレッシュメンテナンスにより可能である事が確認出来ますので、まずわ
操作系と燃料系のラバーホースのヒビ割れのメンテと外装パーツの取り付け
部分の振動けずれによるビビり音の低減処理を行います。
16インチのフロントタイヤの選択種類が少ないのが少し寂しい所ですがタイヤの
銘柄にも柔軟に応える、車体バランスにて仕上げる事に集中していきます。
ハンドル、シート、ステップの三点のバランス調整は、微調整後にシートの上部に
10mm程度のあんこもりでステップを調整式に変更せずに私の身長と腕の
角度を適正に現在のところの身体に合わせる事が出来そうですのでシート
のへたりと表皮のヒビ割れ修理と共に改善をしていきます。
シートが一番安上がりでメンテの簡素な部分でありますが質感良くしたい部分です
ので外注としても、仕上がりをしっかりとイメージしていきます。
順次、作業の段取りと清掃後に部品摩耗のチェックを行い次の項目に移り
進めていきたいと思います。
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