カテゴリーによりマスター、キャリパー、ローター、のシステムが持つ使用目的に合わせて
ホースとオイル、パットの組み合わせによりシステムの全体でコントロールします。
現代ではABS、ブレーキング時にエンジンブレーキやサスペンションコントロールの
電子部品装備による総合コントロールする上位機種からスクーターにもABS装備が一般化
していますが、普段の使用範囲て゛は基本システムの50%以内の能力での使用がほとんど
でしょう。レース仕様的や重量が大きい車両は例外。
では、楽しいライディング、またはコントロールする事が気持ち良いブレーキはこの1%より
50%の間で完調な事が、それぞれの車種での違いはありますが大事ではないでしょうか。
現代のオートバイや車では通常のシステムの劣化が使用範囲で一定の基準がクリア
出来れば制動力は出ますが効く過程での気持ち良さはかなり高い差となります。
ですからコントロールし易いパットの選択やブレーキオイルの種類によるタッチ変化が
アフターパーツの種類の多さからも伺えるところです。しかしながらアフターパーツの
性能の完全な作動性の元はシステムの全体のメンテナンスに関わり、握る握力や初期
タッチの差となりますのでパットだけの性能に頼るとノーマルのパットにも現実に劣る事に
気がつかない場面もでます、ブレーキオイルとて同じ事です、システムの全体として
走行距離や時間により、保管したまま乗らないのも同じで性能の低下がブレーキの効き
味に出ますので単独パーツが替える変化に惑わされて良くなったと勘違いしないのが
大事です。
DOT4規格のブレーキオイルでもメーカーによりタッチ感の味付けは変わりますこれは、
オイルの精製段階での不純物の量や、添加物の性質により液体粒密度や原子配列の
変更により液体のつながり密度や分子結合の違いが膨張率や圧縮率の差となり握った
時の差となります。値段の高い物が手間と添加物の調合の違いがある事がタッチ感が
上なのと値段の高い理由でです。
しかもDOT5の2年使用とDOT4の1年毎交換では初期の6か月以外はDOT4が性能、
タッチとも上です、DOT4でタッチやドライ沸点が市販DOT5の値段の安いものを越える
物もあります。
ブレーキ整備とパーツチョイスの順番は整備が先である事はプロでもアマチュアメカニック
でも一緒です、基本の悪い状態でのパーツ交換で良い状態の性能を上回ることはほぼ無い
と思って頂く事が重要です。
同じ銘柄のオイルでも交換サイクルにより劣化時と新品時ではタッチが良くなります。
高性能なシステムでは無くても気持ちの良いブレーキであることがファンライディングです。
同じDOT4規格品ですが性能とタッチの差がこの 2種類にあります。値段もかなりの違いが。 |
ノーマルのシステムの低下した状態をパーツの高性能により補う事によりノーマルの
100%になっただけに気がついてください。
プロが確実に整備したブレーキは目的に合ったパットにてノーマルのシステム120%に
なる事を、プロが教える事をプロ自身が勉強して頂きたいです。
どこのメーカーのマスターがいいとかレーシングキャリパーがいいという前に取り付けの
確実さやボルトの強度が基本でありキット品のボルトの規格が低い事がほとんどです。
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